写真はスペアーエンジンです。
ここに付いているフェルトがボロボロになってしまった。さて困った。
どういう構造になっているのだろうか。見えない。
このハサミの構造が分らない。だから、横に広げた方がいいのか、縦に広げ
た方が良いのか判断できない。
そうだ、フェルトをスペアーエンジンから取ればいいんだ。そうすれば構造
が良く分かる。
いや、今このボロボロを取ってしまえば、もっとすぐに分かる。ボロボロな
んだから、こま切れに引きちぎってしまえばいいんだもの。
これはポンコツの方の写真です。音叉のようになっています。
実は横に広げて取り出しました。
正解 横の次は縦、その次は横?。そんなにエンジンが持のだろうか。
つまり、どっちでもいいんですよ。きっと。
なぜこんなに迷ったのかと言うと、フェルトでこの構造が見えないんですよ。
薄くて平べったい板で出来ているように見えるんです。
だから、横に広げたらひび割れてしまう。
写真のように四角い断面をしているので、どちらでもいいと思ったわけです。
小屋の外で作業していたが、昼食に回転すしに行くことになったので、
小屋に仕舞い、このローターのカバーを開けたまま、サイドスタンドで
止めておいた。
帰ったら、上の写真の状態になっていた。200㏄以上こぼれだしたに違
いない。
なんでここに脂が出てくるのかは、不明だ。だが新車の時も出ていたよ
うな気がする。壊れているわけではない。
C92もCL90も出ていた。
大変なことになってしまった。注意しましょう。
ちなみにペーパータオルは、油の吸い取り量は多いらしいが、吸い取り
速度は極端に遅い。古新聞やウエスの方が、ずっと使いやすい。
シックネスゲージほど、いらいらするものはない。…つまり下手なんです。
写真左はアストロで買った新品です。この形から想像できるように、o.o5mm
はペニャぺニャで、とても差し込む方法は取れない。
そこで、ギャップを大きく取り、全部差し込んでからギャップを閉じて、少し
きつめにして、ギコギコと引っこ抜く感触で測ることにしまた。
冷寒時で㏌が0.05、排気が0.1。
ところが、すごい音がするんです。カチャカチャ、カチカチ、とうるさいこと。
推測するに、ロッカーアームとシャフトのガタが原因しているんじゃないだろ
うか。
ロッカーがバルブヘッドに触れた瞬間に、ズルッと横滑りした時の音なんでは
ないでしょうか?。
もしそうならば、この時タイムラグが発生しているはずだ?。
ね、そういうことにします。そこで吸入0.04、排気0.08で再チャレンジです。
ところが、左の新品のには、このサイズが入っていないんです。
どれでも同じと思っていたんです。注意しましょう。写真右の使い古しで、
再びギコギコとキツメに引っ張って終了です。
実に静かです。大丈夫でしょうか?。心配です。
でも、パンヘッドのように、ドッコドッコとエンストしないで、ゆっくりと
回っているのでOKとしました。後は燃費で判断することにします。