こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

エヴァの携帯

2012-07-13 05:30:30 | 我が家
先月、次男君に頼まれたアニメエヴァンゲリオンとドコモのコラボ携帯の予約をしに

行き、朝4時半から誰もいないドコモショップの前に夫婦が立ち、そのかいあって

見事串本店割り当ての2台のうちの1台を予約できた。まったく、もうそのようなこと

は二度とできないわ~。予約受け付けが6月16日でその携帯が予約者に販売するのが

29日ということで、29日の前日だったかドコモのおねーさんから電話があり、

29日にお店に来られますか?と聞くので、そんな先進の道具に頭がついていかない私

が、説明されてもチンプンカンなので名義は私でも、そのほかのことはおとうさんに

聞いてもらわないといけないので「たぶん7月に入ってからになりますが、いけません

か?」と聞くと「それでもいいんですよ。もし29日にお買い上げになると一日でも

ひと月分の料金になるので、7月になってからお店に来られてもよろしいんですよ」

とすごく優しいやん!と思い電話を置いたのだ。もうはっきり手にすることができるの

で、あとは名義変更の用紙と諸々の書類をもらって、それを次男君に送るだけだ。

 「そうだな、店頭で写真撮影してそれをネタに記事もできるし」と私は思ったのだ。


おとうさんにおねーさんの伝言を言うと、「そうやなでは1日に行こう」ということに

なった。その日は少し雨が降り私はチャっチャと事を済ませかったのに 肝心のおとう

さんは朝起きは遅いわ、用意は遅いわで「10時半に行けばいいやろ」という。

おとうさんは少しカッコつけなので、浮かれポンチみたいにさっそく乗り込んで行って

待ち焦がれているんだ!みたいに思われるのが嫌な人なのだな・・・私はそんなこと

別にいいやん、待ってたんやから・・と思うほうなのだが・・・。

のんびりしてドコモに行くと駐車場にはもう7,8台の車が停まっていて、店内では

順番待ちの人が椅子を埋めていた。「もう来たある」と驚いたのだが、そこで私は

おねーさんが「1日はお客様が多いので、もしかして少しお待ちになる場合があります

ので」と言っていたことを思い出した。おねーさんの優しいアドバイスを私は聞き逃し

ていたのだ。肝心要の「料金が一日でも)ひと月分の料金となる」しか聞いて

いなかったのだ・・聞いていたけど 1日はお客が多い・・というの伝えてなかった

のだよ。

「まぁ仕方ない。せっかく来たんやし」と待つことに。私はこの日の説明が誰になるの

かそれが気になってしかたない。ふだんより来客が多いのでスタッフも多いようにみえ

る。この間の 受け付けをしてくれたおにーさんだと話もすぐ通じるし、なかなか

好青年だったので。チラチラ、カウンターを見たら好青年のおにーさんがいたので

安心したのだが・・・まだ3組も私達の前に待ってるのでおにーさんに当るかどうかは

わからない。おにーさんは左手に白い手袋をしている。ほかのおねーさんたちはして

いないようだが、なんかバスガイドさんみたいだ。お店に入った時に「御用件は?」と

聞かれたので、小声で「あのエヴァンゲリオンの携帯を予約したんですが・・」と

幾人か若者もいるので こんな中年のおばさんがエヴァの携帯持つぅ?なんて好奇の目

で見られたら たまったもんじゃないでしょ・・・必然と小声になるのだ。待っている

3組は私達夫婦より年上の人たちで、携帯を扱えるんだ!と驚いた。聞こえる声には

「スマホに替えたい」「充電ができない」「使い方を聞きたい」という話で、スマホ

に替えたい・・という私からすれば、なんて探究心のあるおじさんなんだろ・・だ。

名前を呼ばれてカウンターに行くと、おにーさんが現れたので「良かった」と素直に

喜び、思わずまた小声で「あのあと、2台めに予約の人来ました?」と聞いてしまった

おにーさんは笑いながら「あのあと、少ししていらっしゃいまして、その時点で串本店

の予約販売は終わったんですよ」と教えてくれた。良かったな、他にも購入する人がい

て・・・。おにーさんが出してくる書類に「はいここにお名前を」「ここにお子様の

お名前を」と次々と書いていく。「新しく携帯電話の番号をつくりますが、なにか

こだわりとかございますか?」と聞く。私は前もって次男君に「新しい番号になるけど

下4けたの最後の数字、奇数か偶数か決めて」とメールしておいたら「番号くらい決め

させてあげるわ」という返信が来ていたので「そりゃ偶数やな」と思っていたけど

ランダムに出された三つの番号に、「う~ん」とうなり「どれがいい?」とおとうさん

に尋ねて結局最後の数字が奇数の番号にした。まぁ口で唱えてしっくりしたものだった

からだが・・・。おにーさんが席を立ち、なにやら紙の箱を持ってきたと思ったら、

どうやらその物だったようで「ぼくらもねぇ 扱うのにキンチョーするんですよ。それ

に限定ものをご希望するかたはマニアのかたですから、前からエヴァのファンでしたか

?」と聞かれ「いやぁ 知りません」「マニアのかたなら、指紋とかついてたら嫌でし

ょうから、あ、ごめんなさい、カードを入れたりするので少し触らせてもらいます」と

白手袋で次男君のものになる携帯を触って、「なるべく指紋を付かないようにしますね

」という。そ~んなもん、素手で触ってくれてもいいのに・・・・。そのための白手袋

だったのか!とびっくりしたのだ。びっくりしすぎて店内で撮影することなど、すっか

り忘れていた。名義変更に必要な書類をもらい記入事項も教えてもらい、ミスしたとき

にと予備のコピーもとってくれ、私の運転免許証のコピーもしてくれた。「このまま

息子さんに送られて、静岡のドコモに出してもらうとオッケーです」と紙袋に携帯の箱

を入れてくれ「雨ですから濡れないようにして。あ、抽選して下さいね」と勧める。

ガラガラは大の苦手で いいものが出たためしがない。やはりカスのような玉色だ。

「この中から一つを選んでください」というがドコモだけのペンと何かのスタンプみた

いなと形のものがあったので、「これは何?」と聞くと「スマホを立てかけるような

もの」というのでなんとなくイメージが浮かんだので「これを」ともらったら「優しい

ですね」と言われてしまった。子供の携帯に暗いうちから並び、子供の携帯の道具に

なるものを選んだこんな私を優しいなんて、なかなか商売がうまい!うちの子も、この

くらいの才能があればサービス業もやっていけるのではないだろうか・・と思い店を

あとにしたのだった・・・・

 で、家に帰って寂しく撮影した。そうか 指紋を付けたら嫌なのか・・と思ったので

ビニールに入ったままで撮影。というか 一度袋から出して元のようにきれいに納めら

れないからさ!



次男君がお休みになる日の前日に クロネコ便で送った。梱包用のプチプチを箱に巻き

動かないように詰め物をし、次男君が「ソーメンの具を送って」という要望の、瓶入り

シイタケ煮、チューブのしょうが、乾燥ネギに麺つゆ、錦糸卵にミカンのゼリーなどを

詰めた。さて、その送り状の品名になんて書くか・・・迷った。素直に「携帯」と書く

とどこかで盗まれるかもしれない。とはいえただの「雑貨」と書いてもワレモノ注意が

怪しくなる。それで≪お皿≫と書いた。そうしてクロネコに持って行くと「≪お皿≫に

なっていますけど、何枚ですか?」「(え?そんな枚数聞くんかよ。答えを用意してな

いやん)あ、二枚です」「梱包はしていますか?動かないように。それだけですか」

「(う!今日に限ってしつこいな・・)あのぅ、そうめんの具の瓶入り花しいたけを。

その瓶もちゃんと梱包してます」となりで聞いていたクロネコのおねーさんも思わず

ぷっと吹きだし、段ボールの下をくるむためのプチプチを私に問いただす男性職員に

手渡した。ワレモノシールを貼ってもらい荷物は次男君の元に。

「この携帯、思った以上にすごい!」というメールが来たけど、スマホを知らない私に

は何がどうすごいのか、比べようにもそれがないのでできない。「見せびらかすと盗ら

れるで」としか返信できませんでした。
コメント
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