こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

凹にされる!

2012-07-16 05:30:30 | 我が家
土曜日、用事があって田辺におばあちゃんと行ってその帰りに上富田(かみとんだ)の

Aコープ・アピアに寄りました。連休初日とあり国道は行きも帰りも普段の土曜日とは

思えないくらいに渋滞し、スムーズにアピアの駐車場に入れたのであとは買い物後にここ

を出るだけだと思っていました。店内でお昼ごはんを購入しレジに並んだところ、まえに

並んだ男性客がお墓に挿すビシャコを大量に購入していて、レジかごに入れたものの

レジ係が新聞紙に最初の束を包みにかかったら、振動でカゴから私のほうにビシャコが

飛び落ちてきた。反射神経よくビシャコの先をつかんで落としはしなかったものの、

「もしかしててっぺんを折ってしまったかな」と思ったのでした。前におじいちゃんたち

が山で伐ったビシャコを出荷していたので、ビシャコのてっぺんを折ると見栄えも悪くな

り、おばあちゃんはそれを特に嫌っていて出荷分には絶対入れなかった。だから私は

自分がしたことがもし折れていたら悪かったなぁと思ったのだが、支払う金額が4200

円あまりと聞き「いったい一把のビシャコはいくらになるのか?このおじさんは8把買っ

てるし、あとは仏花も買ってる・・・。うちみたいに墓石が何基もあるんやな~」と

そこでまたとりとめのないことを思いながら、レジを済ませた。駐車場は車も増えてきて

この分だと12時ごろに家に着くかな・・と車を動かした。駐車場から出る交差点で

私は右折レーンで前から二台目、ここは駐車場に入る車も多いので信号もよく確認してい

ないと、まえにも同じように信号待ちしてる時に国道を走る車が前方の信号が赤なのに

対向車が交差点内で対向車を待ち、車が赤で停まったから右折しかけたらあわや前から

車が突っ込み、正面衝突になりかけたのをおばあちゃんと見てしまい、車内で「危ない」

と叫んだことがあった。その時は急ブレーキでなんとかぶつからずにすんだのだけど・・


「がっしゃん・・・」「え?当てられた?」私は急いでルームミラーで確認した。後ろの

車がえらく近くに見えるし、運転席のおじさんがバタバタしている。「ぶつけられた!」

とおばあちゃんに言い残し、車外に出て後ろのバンパーを覗くと私の車のバンパーに

後続車のバンパーがめりこんでるやないか~。これはえらいことです!一気に頭のなかで

こんなこと私一人で対処できるかしら、まるで車の保険のCMみたいに女性が道路につっ立

って携帯で保険会社に電話しているイメージが・・・。とにかくだ、落ち着いて、この

おじさん、おっさんを逃がしてはいけません。おっさんが降りてきたのですかさず

「当てましたね!」と一発かましたのだ。しかしここで立ち話もできません、信号が変わ

ると車が動き出すので「とにかく駐車場に入りましょう」とおっさんに指で駐車場に

戻るよう言うと、おっさんも「中に停めましょか」と私の車のあとに続いてスペースに

入ったので「これは逃げるつもりはなさそ!よかったな・・でもこのあとは?保険やさん

が間に入るとしても警察の事故証明をもらわんとあかんはずで。どの段階で保険やさんに

電話するわけ?車屋さんで保険の代理店をしてるHさんは「代理店よりまずは0120で

始まるこっちに電話するんやで。」と渡された紙も持ってはいるけど・・と逡巡していた

ら、「ほんとーにすみませんねー。まったくよそ見をしてブレーキから足を放したみたい

で」と大きな声で車からおばさんが出てきた。げげ!なんか≪大阪のオバちゃん≫みた

いな、ごっつい女性やん・・負けるかも、私。「まぁ ここに当ってんね。」おっさんは

自分の車のぶつけた箇所に飛んでいっているし、このオバちゃんは私の少しくたびれてる

けど私の愛車をジロリと見ていきなり「お宅も車屋さんで修理なさはるでしょ、その請求

書を送ってもらったら支払いますから。私達、ここの人間でなくてこれから法事があるの

で時間がないのよね。そうしてもらえないかしら?」と一方的にまくしたててきた。

オバちゃんは「1時半に終わるので、お宅さんら待ってもらえます?」まるでそれまで

待っていられないなら、自分たちの言い分を聞けよ!って感じなのでカチン!ときて

「こいつ、逃げるんか!」と私にメラメラと「戦ってやるやんけ!」という気持ちが出て

「ちょっと待って。そんなに一方的に決められんでしょ。当てたのに・・・(ここは少し

小さな声になったが)。」オバちゃんは「あ・・そうですね、そうやね」と少し大人しく

なった。おっさんたちの車は世界のトヨタ、プリウスだ。それも黒で・・・私の軽がよく

これだけの傷で済んだものだ。あのがっしゃん!という音は、やはりブレーキペダルを

放したら動いていくクリープ現象のようだな。「おとーさん、時間もないし連絡先きいて

あとから保険やさんに話してもらって・・・」と言いかけたらおっさんが「なんにせよ

警察を呼ばなあかんな」と携帯をとりだし「さっきから保険やに電話するけどでんのや。

この辺にトヨタは?」と聞いてくるので「たぶん田辺にあると思うけど」と教えたけど

「おっさん、警察に電話してないんか~」とまたメラメラしてきた。おっさんは「110

番やったな」と。もしかしてオバちゃんよりもうろたえてるのか?たまらんやん、アタフ

タする者ばかりが4人でいたって。オバちゃんがしきりに連絡先、連絡先と騒ぐので私も

「名前を控えたいので免許証見せてください」とメモ帳を取り出し名前を控えた。

おっさんは堺市百舌鳥(もず)の人らしい。えっと、名前、住所、ほかには、ええぃ運転

免許証番号も書いたれ!それに車のナンバーや!堺334 さ○○ー○○。オバちゃんに

電話番号を聞き、私の住所氏名電話番号を書いた紙を(紙切れやな)渡した。おっさんは

警察に電話しながら場所の説明に困っていたが、その間にも買い物客の車がズンズン入っ

てくる。ここに警察が来たら まえのおとうさんのもらい事故みたいに ジロジロ見られ

るのかなぁと少し不安になったけど、法事と聞いておばあちゃんに「レジでビシャコ8把

買ったおっさんや」と耳打ちした。レジに並んだ者同士が事故って・・・ついてないのか

運命になっていたのか?オバちゃんは「私、犬だしとくわ!」とゴソゴソと車からチビ犬

を引っぱりだしてきた。おっさんはオバちゃんより申し訳なさそうに「私らはこれから

この先のつづら渕で法事がありまして、私の母親の命日で毎月一回来ているんです。今年

が初盆でしてね」と私には関係ない話をしてくださるのだけど、きっとショックなのかも

しれない。オバちゃんは「子供が車屋で」と言ったように聞こえたけど、おばあちゃんは

「子供の車で来た」って言っていた・・という。私も耳が遠くなったのか?動揺?

お巡りさんがミニパトでやってきた。お巡りさんは30歳にもなってなさそうな、おと

なしそうな若者で、電話でおっさんから聞いたことをまたおっさんの説明で聞いている。

事故の時の同乗者は誰と誰かとか聞き、「運転免許証と車検証、自賠責保険の証明書を

出して下さい」と言われ、私は免許証を出し、車からぱぱっと証明書を出して渡した。

お巡りさんががそれを確認し 書類に書き込んでいる間おっさんたちは「これか?」

「どこにあるのか?」「車に積んであるものですよ」とお巡りさんに言われながら、あち

こち車内を探しているようだ。「これか?」と出してきたものは違っていたみたいで

また二人で騒ぎまくり、やっと出てきた。ヤレヤレとこっちも安心していたら、またも

オバちゃんが「おとーさん!写真撮っておかんと」「オーそうやな」と言うので

「なら私も・・」とカメラを取り出し写した。それがこれ。



よくわかりにくいけど、路面のマークが歪んで写りこんでいるのが凹んだところ。マフラ

ー近くまでプリウスのナンバーの形に凹んでます。


      おっさんのプリウス ナンバーが曲がってます。



マルで囲んだところに小さな傷が二カ所、うっすらと相手の車の塗料も付いているのだ。





車は黒だが 塗料が青、プリウスの前部のトヨタマークが青色仕様だったから?最初

お巡りさんが「ここに当ったんですね」と私の車の傷を指さすとおっさんが「そうです、

こことここの二ヶ所。小さい傷」と言ったので「違います。横から見てください!凹んで

ます。」と私がお巡りさんに言うとお巡りさんが横から視認して「あ、ほんまですわ。

凹んでますね」と言ったらおっさんが「そんな~」とブー垂れたためお巡りさんが

「ほら、おとーさんのナンバープレートの形がそのままこのバンパーを凹ませてるんです

よ」と指で凹んだ箇所をなぞると、やっと「そうですか」と納得した。まったく、警察

呼ばんかったら、私言いくるめられてたかも・・・。両方ともいまのところは体に不具合

は出てないからいいけど、私も私の前に停まっていた車に当らずにすんでよかった。

付着した青色の塗料は おっさんのプリウスのナンバーの色だね。

お巡りさんが「あとで車と一緒に写真撮りますから」と言うので記念撮影するのか?と

見てたらまずおっさんがプリウスの横に立ち、二枚目はナンバーを指さしたポーズで、

私も同様に愛車の横に立ったのと、凹んだバンパー部を指さすポーズ。それで終わったの

だけど、「え?ケーサツは私の調べはないの?」と私に時間を割かなかったのだ。

「あとは保険やさんが入ると思いますので、お互いの連絡先などを控えてください。

事故証明は即日に交付とかはできませんので。そこのところは保険やさんが詳しいはずで

す」と言って引き上げていった。その前に家に電話して「今、アピア。あのね~、車当て

られたから帰るの遅くなるわ。怪我はしてないけど、え?ぶつけられたの、後ろ。プリウ

スに。堺のひとで、警察がきて事故証明とるわ」と連絡をしておいた。

 おっさんたちは法事があるからそのまま車を発進させて行った。少し遅れてアピアを

出た。ほんの何秒かの違いで事故にあう、あわないと分かれるのだな。私の処理は良かっ

たのか?この間、新宮の姉が来たときに娘がジャスコの駐車場でドアを当てられて、

相手の保険やさんの聞き合わせに娘が 少しシャイな返事をしたら相手側が強気に出て

来たと、姉が「むこうが悪いのにこっちの態度で、こっちにも非があるように言ってくる

から、はっきり言ったれ!と檄をとばしたんや」とわめいていたが事故が続くと不安だわ


家に帰って携帯の星占いを見たらなんと私の星座は7月14日は12星座の12番目で

全体運が 注意力に欠けた一日です。思わぬミスや見落としをしないように、いつもより

入念に見直しをして。とあった。   おっさんも同じ星座だったのか?


いくら、私のネームが≪凹≫でも車まで凹まさんといて・・と言いたい。

帰ってまずは 加入している保険やさんに電話して説明した。メモに控えていたことが

全部、あ、相手の運転免許証番号は必要なかったわ。車屋さんは土日は休みだし、出ん

かった。保険やさんは連休だから担当の聞き合わせは火曜日になりますって。それじゃぁ

365日安心っていうのも、嘘みたいだけど、ようは事故センターがお話をお伺いします

というのが365日年中無休ってことみたい。で、しばらくしておっさんの車の担当者

トヨタの人が電話してきた。こちらも保険やさんの聞き合わせが連休明けになりますって

ことだ。車屋さんの名前と電話番号を教えて切った。当ったから、宝くじも当るか?

夕方になって、今度はおっさん側の保険やさんの受付センターと言うところから電話が

あった。車の所有者や車の名前などを聞いてきて、聞き合わせは連休明けの火曜日から

になります。それからいつ修理に出されてもよろしいですが、こちらの担当者が状態を

確認してから、出して下さい(それならいつ出してもいいとは言うなよと思った)」

「あのう、こちらの保険やさんにも連絡しているので細かいことは保険やさん同士でお

願いします」というと「どちらの保険会社さんですか?」と聞くので「東京海上日動で

す、同じですね」そうだ、相手側も東京海上日動だったのだ。この場合なんか チャン

チャンと納められそうだな・・・それがいいのかどうかはわからへんけど。

 プリウスなんざ近くで見たことないので、もっと見たかったけどバカにされそうなの

で「フン!」」という顔をしておいた。おっさんは少し反省と言うか、ショックだった

みたいで、でもオバちゃんは最後まで謝るけどさ~って感じで、それでもおばあちゃん

は「帰りお気をつけて行ってくださいよ」と声をかけていた。あとで首が痛くなったり

しないかな?事故後どれくらいまで認めてくれるのかな・・・・




コメント (6)
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