こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

メダカ?

2012-08-17 05:30:00 | 我が家
お盆前に 休耕田に茂った草を刈りに行ったとき、たんぼの脇の水路に群れて泳ぐ魚を

発見した。歩きながら「この水路の水は 川から取水した水だから取水口を開けた時に

運悪く吸い込まれてしまった魚やな」と思ったのだけど、群れて泳ぐ姿が 一群れが

20~30匹くらいのや5~6匹のがばらばらに私が覗き込むのに驚き あちらこちら

に瞬時に散っていく。「メダカ?川にメダカおったかな?ハイの子かな?」メダカを

飼っている・・・いや、あれはメダカかどうかはわからないのだけど、エア・ポンプも

無しで睡蓮鉢で数は減ったけど生きている。おばあちゃんの友達からもらったメダカは

こちらはメダカだと思う、卵から孵したものでこちらはとうとう一匹になってしまった

けど生きている。こげもそうだけど飼っても喋ることもない動植物は 育てたことが

ない人にはなんの興味もわかないと思うだろうけど、自分が手を貸さないと生きていけ

ない・・と思うと、私なんぞは気になってしかたないものなのだな。

 水路で泳ぐこの群れの魚たちは流れに向かって泳いではいるものの、この水路から

たんぼに流れ落ちる排水口にジェット・コースターみたいに落ちてたんぼで生きるか、

そのたんぼの排水口から川に落ちていく溝に行けるかはたぶん1%くらいしかない。

川にはほとんどが戻れない。炎天下のなか影を作ってくれるものが何もない水路で

これだけ元気に泳ぐというのは メダカかもしれない。背中の黒い紋のようなのはハイ

っぽいけどな。私のあとにやってきたおばあちゃんも「溝にメダカがいっぱい泳いでい

た」と言うので「見た見た。あとでかきに(すくいに)こようと思うんや」と私は言っ

たのだ。というのも前にメダカを獲ってきたけど 数も減り一応メスがいるらしく

産卵もして二ミリくらいの黒い稚魚も確認はするけど、なかなかそれが大きくなって

こないような気がするのだ。俗にいう「共食い」してるのだと思う。おばあちゃんの

メダカを分けてくれたおじさんは産卵したら別の水槽に移して増やしているというから

増える一方で、いまも「分けてあげる」と言ってくれる。しかし、私が飼ってるのと

どうみても体型がちゃうのだ。うちのはスッキリスリムなハイのような形で、おじさん

のはお腹が膨れた金魚みたいで大きさも5~6センチはありそうだ。だから同じ鉢には

入れずにいる。水路の魚がメダカなら 新しい種として入れると生存率も高くなるだろ

うし・・・と思ったのだ。水路の魚はうちのとよく似た体型だし。

 草刈りを終えて、一度家に戻って今度はバケツとすくい網を手に水路に向かった。

おばさんが水路で魚をすくう姿は、少し変でしょ、もう小さい子供もいないのに。

お昼前で猛暑中だから誰も外にいないから、とまずは川でバケツに水を汲みと川に

バケツを入れようとした瞬間、目の前に水路で泳いでいる魚と同じ群れが足元に寄って

くる!「なんや、あれはハイの子やん」と思ったけど、でもメダカかもしれんし・・・

とりあえず何匹かすくって帰ろう・・と水路に行く。スイスイ泳ぐ姿はメダカっぽいが

この群れた形は円形のようで、メダカはもっと細く群れて泳ぐようなイメージがある。

すくい網を入れたら逃げるのが速くて、おまけに太陽が真上だから水面がキラキラ光り

見えん。めちゃくちゃに水底の土もかき混ぜながらなんとか6匹すくった。上から

覗きこんでいた時より小さい。


              泳ぐのでボケてしまう

こうして我が家にやってきた魚だけど、今度はどの入れ物にいれておくか・・・。

睡蓮鉢にはどうやら産卵して孵化した2,3ミリの黒い稚魚が・・・。この中に入れた

ら水路魚のエサになる(ならなくても親魚のエサになる)ので、まず稚魚の何匹かを

柄杓ですくって お花を活ける花器に。で、もらった金魚のようなメダカには大きすぎ

る睡蓮鉢をきれいにしてその中に水路魚を、追い出された金魚メダカは別の花器に。

と計画して、睡蓮鉢を洗い作り物の水草を買ってきたところ、おばあちゃんが大きな

睡蓮鉢はもう使わずに なにか小さな入れ物で飼うほうが手入れもしやすい・・と

アドバイスを。たしかに睡蓮鉢が大きく重く、置いた場所が悪かったのか藻が発生し

金魚メダカの死亡原因が藻の発生だったかも・・・。で、睡蓮鉢を片付けて水路魚を

二日バケツで、三日目に花器に入れたら四日目の朝6匹が全滅していた。夕方からの

大雨に水が溢れそうだから取り込んだのが原因か?それではないと思うのだ。

 前に私達がメダカらしきものを獲ってきたあと、おばあちゃんの知り合いも同じ場所

で獲ってきた(同じ場所というけど小さな川で網で簡単にすくえたらしい)。私達は

「それはハイの子だと思う」と言ったとおり、翌日から次々と死んでいった

どうやら水路魚は ハイの子だった・・ということがいえるな・・・。水路に残った

魚たちはどうしたのか?私がすくい網で6匹獲った翌日、散歩で立ち寄ったけど一匹の

姿も見つけられなかった。夜のうちに、たんぼを作る人が取水量を多くしてその勢いで

たんぼに流れてしまったのか?あれだけの数の魚を捕獲するのは難しいだろうし、

消えていたというのも意味がありそうで・・・。

 ということで、もともと飼っていた睡蓮鉢のメダカとその稚魚数匹と金魚メダカに

エサをあげながら 残暑の夏を乗り越えようとしている凹さんでした。
コメント
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