海のマイギ
年末にマイギを貰った。子どもの頃にしょうゆ味で茹でたものを裁縫用のマチ針で貝のフタを外し
中の身を、これまたマチ針で突き刺して取り出し、そのまま口に入れて食べた。海の磯臭さとしょう
ゆの味が、マッチしていつまでも食べてしまう、あとを引く味なのだ。最近は食べることもなく
磯に行って採ってくればいいんだけど、海岸は寒いし~、その寒い磯に行って採ってきたなぁと
感謝しつつ、おばあちゃんが茹でてくれたマイギを食べた。薄味にしたせいか、しょうゆ味がいい
なぁと思いながらも、ひとつマチ針で引きずりだしては食べ、またフタを外してマチ針でこちょ
こちょ突っつく、手間と時間のかかる食べ物だ。いっきに身を取り出してあとで食べようという
考えもあるけど、十個も取りだすうちに「なんか虚しいよな」という思いがよぎって、お皿いっぱい
なんて取りだすまえにいつも食べてしまう。マイギっっていうのは、ひとつひとつに集中しながら
食べるものだと思う。それも、女性がダベリながら食べる、それが一番美味しい食べ方なんだと
知った今日この頃です。私は、一人で食べ過ぎてしまい胃がもたれました。また数年は食べないの
だと思います。
2日の朝から平木山に行ってはみたものの、長男君が思い描いた風景にならなかったので今度は
潮岬に向かう馬坂の見晴らし台に行こうとおとうさんが勝手に決めて、山を下りました。
お正月でもそう国道は混んでもいず、きっと年末年始のお休みが長期なので分散した車が多いのかも
しれません。ふだん、混雑を知らない私はそんな気遣いのあるお正月休みだといいのにと思う。
やはり、うす曇りの風景
風があるので海上の白波がよけいに寒そうです。大きい波がないのでさすがに、新年の初サーフィン
するおバカさんもいません。正面に先ほどまでいた山々がぼんやりと見えます。
何枚か長男君が撮影し始めました。「あ、そうかパノラマにしたらいいかな」と思い立ちデジカメ
を取りだしたけど、その仕方を忘れてしまっていました。途中で尻切れトンボになったみたい。
右の方の白いとんがりは串本ロイヤルホテルか?
ここからは造成中の新しい串本小学校になるところが見えます。怠惰な町民(凹です)は 小学校が
建てられているのか、建てるための土地を造成しているのかよく知りません。ただ串本の町に入る
ところがたまに交通整理をしていたりするので「その奥に新しく小学校ができたら、町内の旧和深か
ら錦富(きんぷ)小学校までと橋杭小学校は統合されて、串本・大島・潮岬の三校になる」という
ような話くらいしか記憶にありません。児童数が激減しているうえ大津波が来襲するので校舎は
高台へ、消防施設も高台へ、病院も高台へ、そのうち役場も高台へ、と一般人は自力で避難しておけ
よと言われています。高速道路の橋脚ができたら私たちはそこを目指して逃げまどうのです。ならば
家により近い場所に橋脚ができたらとは思い、しかし大津波VS橋脚、どちらが先にくるのか・・・
とも思います。
小学校らしいけど
白い大きな建物が新しい小学校だとおとうさんは言い張りますが、私は疑問符?です。低いでしょ
大津波はこの辺も少なからずのみ込むので、避難所となる学校は開けた高台に移転するもの、これ
は古い今の串本小学校だと私は思うのだ。
橋杭岩は右の奥
両側に海というトンボロ地形ですね。あ~、いま焦りました。ノート型で書いていたんだけど、
キーを押し間違えて編集画面にいってしまい、ここまで書いた記事が消えた!以前ならそうだった
けど、いまはデータが残ってますというテロップが出てちゃんと反映してくれる・・・
だいたいの打ち方とか慣れてきたけど、この両腕は宙に浮いておくものでしょうか?べた~とキー
の下にある余白みたいなところに乗せているけど、なんか変!よ・・・