こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

白浜へ行く

2013-03-20 05:30:00 | 和歌山県
先週のバタバタは週後半も続き、14日木曜日におばあちゃんが腰痛で、かかりつけ医に診て

もらい、本人もお医者さんも一度整形外科でMRIを撮って腰痛が骨からくるものか、べつの原因

かを調べてみる・・ということになりました。本人はまえにかかった白浜のはまゆう病院の整

形外科に紹介状をと頼みました。先生は近いくしもと病院にもMRIはありますよ、と言ってくれ

ましたがおばあちゃんは、くしもと病院を嫌います。まぁ行けば知った人に会う確率が高いし

いまの悲惨な状態を見られたくないんだとも思います。なんせ、歩くのが痛い、腰から太もも

の後ろから膝にかけて引っぱるように痛みが走り、膝に力が入らない。でも椅子に腰かけたり

寝ている時は全然痛くないというので、長いこと整骨院に通ってはみたものの今年2月から

よくなってこないのです。くしもと病院も新しくなったし、なにかあって運ばれるのはまずは

くしもと病院になる可能性は高いから行っておけばいいとも思うんだけど・・・。お友達が

はまゆう病院がいいと(たぶんそのお友達の状態にはピッタシ合ったんだと思う)言うと、

自分にもいいと思うんだよなぁ・・・で、当然一人では行けないのでお供に私がつくのだね。

くしもとなら車で行けるけど、はまゆうは2年前にも行ったけど電車で行って病院のシャトル

バスで病院まで。あの時は歩行に問題がなかったから悠々バスにも乗れたけど、今回はたぶん

電車から降りてバス乗り場まで行く間に バスが走り去っていくんではなかろうか?とはいえ

車では、とてもじゃないけど道がわかりません。おとうさんは母親をナビ付きで乗せて行き、

迷ったと言っていたし。そりゃ覚えたら簡単に行けるんだろうけどなんであんな変な(周りが

住宅街)場所に、おまけにいつもどこか工事中で駐車場もわかりにくい。で、月曜日にはまゆ

う病院に行きますと先生に言ったけど、以前のように紹介状を持っていかなくてもいいという

から、要はいつでもいいということだ(休院日以外)。あまりに痛がるので翌金曜日に行くこ

とにしました。各駅停車の電車に乗るのは 2年前の白浜行き以来なので、簡単だと思い込ん

でいました。電車は、通勤通学以外ならだいたいが車に乗れない人や高齢者の人が多いはず。

複雑なシステムがあるはずないやん・・・やろ?

 乗り込むことに私達二人は必死です。おばあちゃんは足を素早く進めないし一歩の踏み出し

が痛いので、車内に入っても手すりにつかまるのに必死、それを伝いながら座席にそっと腰を

下ろさないと「いっ、痛い!」となりますが、そうこうしている間に電車が動き出し、ガタン

ゴトンという音に座るのが間に合わなかったおばあちゃんの悲鳴も重なります。座ってから

「なんとか乗れたね」と言っていたところに、同じ駅から乗った女性がやってきて「整理券」

だったか機械から取り出した券を二枚取って、わざわざ持ってきてくれました。そんなもの

あるのも、その発券機がどこにあるのかも私達は知りませんでした。ワンマンカー(電車)な

ので、自分で発券機で乗った場所の券を取って、下車時に運転手さんの後ろにある箱に入れる

みたいだけど、その箱には両替機もあって何人かが両替をしていました。私は車掌さんがやっ

てきて、行き先の切符を買う・・という時代までしか知りません。ということは駅売りの切符

が、合理化の影響で無人駅になり車内で切符を買うというシステムになり、ついにはワンマン

カー、運転士しか乗車しない電車になっていたのです。が、発券機は車輌の運転席と逆の場所

にあるらしく、その説明もなにもアナウンスしてくれません。なにやらアナウンスしてる声は

聞こえるけど、電車の音と、明らかに二輌しかない電車の二輌めで流れているように聞きとれ

ません。これはバスの乗りかたなんだと気がつき、運転席の後ろに表示される料金を見ながら

、いや、駅の待合室で白浜までの料金を見ていたのでわかっていたけどね。乗りなれない客も

乗車するのだから、乗りかたの説明を大きく貼り出すとか、アナウンスも聞こえよくしてくれ

るとか必要なんじゃない?で、白浜についても結局おばあちゃんの歩行が危ういので、改札を

一番最後に通過することになり、これは早くシャトルバスに行かないと・・とバス停に行くと

それらしきバスがありません。バスの行き先が書かれた看板はあるけど、ざ~っと見て、

はまゆう病院行きというのを見つけられず、2年前には病院行きの人もいたのでその後ろに

並んで乗ったような記憶があります。別の行き先に並んだ人に尋ねても冷たく「知らんわ」と

言われたので「もう出たのかもしれんから、タクシーで行こか」とタクシー乗り場によろよろ

と歩き、運転手さんがドアを開けてくれたとき「もしもし、もしもし」と後方からの呼びかけ

に振り向くと全然知らない婦人が「はまゆうのバスはね・・・」と言いかけましたが「すみま

せん、タクシーで行くことにしました」と頭を下げた私達でした。おばあちゃんは私の後ろに

立ち、私の肩と腕にしがみつきながら歩くので、目の不自由な人に付き添ったような形です。

タクシーの前まで来ていながら、バスの乗り場に戻るのは体に相当負担だったので、ごめんな

さいね。「杖でも持ってきたらよかったのに」というと「杖をつくのが邪魔だ」と言うのです

が、杖があれば足が悪いのだとわかってもらうんだけど、この調子で病院内も私にしがみつい

た格好となりました。看護師さんの問診でも、あれだけかかりつけ医さんが「飲んでいる薬も

見せて下さいね」と言い、私も「薬持って行くんやで」と言ったのに「持っていかん」と頑固

になり、看護師さんに「貰ったお薬がどんなのか教えて貰わないと困るのです」と言われ「

胃薬と、ロキソニンとあとなんか」と。おじいちゃんは薬以外にも飲んでる健康食品まで持ち

込み、先生に「これはどんな効き目があるのか」とか自分で調べた薬解説書の知識を述べたり

するのに、おばあちゃんは逆に「こっちで新しく薬を貰うんやから かかりつけ医にもらった

分はかまわんわ」となるのだ。じゃ、「近くのお医者さんに診てもらって」なんて言わずにい

たら、と思うのだが。レントゲンを撮って診てもらうと骨がS字になっていて神経にさわって

いるのかもしれないけど、痛みどめを3週間飲んでから様子を見てMRIを撮りましょうという

ことになった。その時点でお昼の11時半。電車は13時30分過ぎなので薬をもらって、

タクシーで行けば駅前で何か食べられると思ったけど、調剤に時間がかかりバスの時間には

30分以上あるのでタクシーを探すけど、病院玄関前には乗車待ちのタクシーが一台もありま

せん。受付で「タクシーを呼びたいけど番号とかわかりませんか?」と聞くと「つきあたりの

壁にいろいろと貼っているので」と言います。だけども、つきあたりの壁にも横の壁にも

タクシーの電話番号なんて貼っていないのです。私が見つけられなかったのかもしれませんが

私は「朝乗った時に車内のタクシー会社の番号カードを取っておけばよかった」と思ったので

す。でも病院の玄関にはだいたい乗車待ちのタクシー、あると思うやん。シャトルバスを待つ

にしても座るベンチもありません。病院のとなりは介護施設のようだけど、そこは広々とした

乗り降り場があるのに、通院者のバスには具合が悪くてもここで立って待っていなくちゃなら

ないようです。バスに乗り込む前には「駅に行きますか?」と確認しておばあちゃんを乗せて

車で来る時のためにコースを見ようとしても、バリアフリーのバスで床が低く作られていて

全然外が見えません。それに朝タクシーで来たときと少しコースが違うような感じです。

こんなしららはま海水浴場横を通ったぁ?です。降りるときにもおばあちゃんは「イタっ」と

着地に悲鳴。駅の待合室は観光客がいっぱいで座れません。切符を買ってここでも立って待つ

しかありません。改札が始まるまでには時間があるし始まったらホームで待とうか・・・と

お茶とお菓子を買ってぼ~っと立っていたら、この駅の改札口や切符売り場の窓口の上に、

時計がないのです。私は昭和時代に電車通学をしていたので、駅ではすぐに時計を探します。

串本の駅にもちゃんと時計があるのに、白浜駅ではガラスドアの向こうにある待合室に時計が

掛けられて、座っているお客専用みたいな意地悪に思えます。観光客が特急電車で去っていき

各駅停車の到着ホームを確認すると、改札を出てすぐのホームだというので階段を上がらずに

乗れることに安堵して、それでもホームに出て待つことに。でもどの辺りに電車のドアがくる

かわからないので、改札の駅員さんに「どのあたりに電車が来ますか」と聞くと「だいたい

このあたりです」と改札前を教えてくれますが、近くにベンチも無くおばあちゃんが立って

いるのも辛そうなので、「柱にでももたれている?」と言うとそろそろともたれかかろうと

した時に駅員さんが「ここは改札からお客さんが通るので、どいて下さい」と言われてしまい

ました。なんという駅員でしょう。改札を通る時も、おばあちゃんの様子を見ていたはずです

ホームにベンチもない(ずっと離れたところまで行かないとベンチがない)から、」柱に

よりかかろうとすると邪魔になるからどけってことですよ。「やっぱり杖をついていないと

足が悪いとみてもらえんのよ」と小さくブ~たれて私達は移動しました、人さまの邪魔になら

ないところに。

 
       改札から離れたところに移動、引き込み線に停車中の特急 

まったく一般の乗客には不親切な駅と駅員です、プンプン!!

 
写真奥が田辺方面 しょうもない地方の駅です。駅員の夏のアロハ姿やホームのススボケた

ハイビスカスの造花や椰子の実に騙された感じです。

 
              どこかに行く特急。

ところでこの白浜駅の改札を出たところが、斜面になっています。私でもよろけてしまいまし

た。なんでいつまでも、こんな傾斜を放置しているのか・・・

 
           柱につかまるおばあちゃん。

私がカメラを構えたところまででも距離があります。でも私の立っているまだ後ろにいかない

とベンチはないのです。ここまでおばあちゃんが足を引きずって歩いて来なくてはなりません。

私は足元を見て「あいつ(駅員)ちゃうやん」と小さく言いました。

 
切符を確認せずに乗車位置を教えたのか?改札前で待っていたら乗れへんちゃう?そして

一歩下がってみると


特急電車もこの位置にドアがくるということ・・・。特急の車両数が多いから間違えたのか

でもさぁ、私が切符販売の窓口で「次の普通電車は改札出てすぐのホームに到着しますか?」

と尋ねていたのも聞いていたはず。若い駅員だったから?高い競争率で入社したんやろ?

駅員になりたかったんやろ?どういう社風なんや?と思ったのでした。


帰りの電車の窓から線路わき2,3mのところにシカが二頭立っているのが見えた。シカも

走る電車のそばに立ってるなんて恐怖も何もないんだね。それと、ちょうど田辺方面からの

高校生が乗っていて、7人掛けの長椅子の4人分を一人の男子学生が長々と寝そべってスマホ

をいじっていました。満員電車では無かったけど、昔なら車掌さんがひと言、注意してたんだ

けど・・・、ワンマンカーの悪いところが目につきましたわん。


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