こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

山に登る!雌岳をめざす

2011-11-08 05:30:30 | 和歌山県
『嶽の森山』で昼食、場所が狭いので頂上から縦になって腰掛けました。私が一番低い場

所、2メートルくらいうえにおばあちゃんが座ってお弁当を食べはじめたところ、

「うわぁ◆☆×◎▲!」ととんでもない悲鳴が!「なになにどうしたん」と聞く私達に

おばあちゃんが中腰になって「なに、これ!ダニやダニや!」と指さします。見ればお弁

当を包んできた包み紙の上を7~8ミリもあるでかい!ダニが歩いています。紙が白いの

でそのダニの大きさと歩き方がはっきりわかります。おばあちゃんは「コウソダニや!」

恐ろしい噛まれたら病まうダニや。どっからきたんや。おそろしい」とテンション上がっ

てます。道場主さんが近寄ってきたのであばあちゃんは「虫除けスプレーある」と差し出

し、一匹のダニはシューシューと吹きかけられダウンしたようです。おばあちゃんは

それでもこの恐ろしいダニが本当に死ぬか心配なようで紙の上に乗せておいたのです。

私はいち早くごちそうさんをして、その死んだダニを見ようとしたら「動いてるで~」

です。あれだけ虫除けスプレーを吹きかけたのに死んだフリするみたいね。三人はまだ食事

中なため、もう一度私がスプレーを取り出し、今度はひっくり返してお腹側にスプレーが

液状になるくらい近づけてかけてみました。そうしたら足が縮こまり棒で突いても反応があ

りません。たしかに大きい。写真を撮る前に風に飛ばされていってしまった。

『コウソダニ』とこの辺ではいうらしいけど、検索しても見当たらないのでマダ二のデカイ

やつかな。ユーチューブに同じようなのがアップされていたので、見ることができるかわ

からないけど 熊野山奥のダニ

 こういうことがあるので山に入る前には足元や袖口体に防虫スプレーを噴いておかないと

いけません。活動期は冬以外ならいつでもなのでよくぼんくらさんは遭遇しなかったもの

ですね。。。と感心はするけど、あまりラフな格好では山登り、いえ山に入るのも十分

気をつけておかねばなりません。ダニに噛まれるとついついその体を引っ張って取り除

こうとしますが、敵もさるもの口を残して降参します。その口がなかなか取れず、最終

的にはお医者さんに行って、切開するみたいですよ。犬を連れて草むらにいくとたまに

小さなダニがついたり、ダニ駆除のフロントラインプラスというのを犬の首筋に垂らす

と数分でダニが出てきます。血を吸うとイボくらいに膨らみ潰すのもすんなり潰れずに

プヨプヨ転がったりします。人間の体にこの小さいダニがつくとおばあちゃんは

「煙草の葉をちょうだい」とおとうさんの吸殻から葉を取り出し、カットバンで皮膚に

貼り付けたら、きれいに取れダニも死ぬといいます。だからやはり、地下足袋に脚絆が

必要だと・・・道場主さんも脚絆を着けたらいいというので、私は山のてっぺんで準備

編で書いたことを言ったのだ。そこから地下足袋の話になって スパイクピンで23セ

ンチというのが売ってない・・と言ったら、インターネットで探したら地下足袋も色々

出てくるで、でも磯用はあかんで。たまに磯用で来る人もあるけど感覚が違うから

滑るからと教えてくれました。磯用の地下足袋があることも知らなかったしぃ、脚絆を

買いに行って無くって、ダイソーのふくらはぎ用サポーターを利用したというと、呆れ

てました(笑)、ここだけの話やはりダイソー100円です、前日に二、三度地下足袋

を履いて脚絆がわりに装着していたら、若干足首のほうが伸びてきたよ~

 ここに着いてぼんくらさんに嶽の森山に着いたと写メを送った。文章を書くつもりが

画面がわかりづらくなんとも無愛想なメールとなってしまった。

私達は『巌(いわお)の巨人(ジャイアント)』とも呼ばれる雌岳を目指します。雄岳

『嶽の森山』から見た雌岳です。むこうにも標識が設置されてるようです。


   
 
           雌岳をめざし雄岳をおりる(ロープがある)

黒いのはカメラのストラップ。それが写り込むくらい急斜面です。足元を確認していざ

進め!

    
              今度は登る!修行ですね、まさに・・・

そうそう、登る前に道場主さんが「リス!」と発したのですがわたしのところからは

木の枝ばかりで、どの枝にいるのかも見えず非常に残念でした。私、リス大好きなんで

野生のリスをここで見ることができるなんて・・返す返す残念であります。

岩場と思うと土砂もあるところがあって、岩にはりつくようにリンドウが咲いていまし

た。それが高いほうにむかっていくつも咲いていて、おばあちゃんが写真を撮ってくれ

というので写しました。



おばあちゃんはこの写真をみて「いまからリンドウを盗るみたいに見えるなぁ」と。

盗ってないからいいやん。

雄岳が『嶽の森山』で雌岳が『巌(いわお)の巨人(ジャイアント)』というそうです

『古座川王国』という観光冊子には「笑顔を見せてね、巌のジャイアント」とイラスト

が書かれています。嶽の森山を登りきって頂上で この雌岳が笑っていたら幸せになれ

るとか・・・。ぼんくらさんは三通りに見えたそうですが、私は別に何も・・・。

登って来るだけで感動してましたから。

     
         『巌の巨人』のあごの下?くらいかしら 11:58

    
                   雌岳到着

こちらの山にも祠があります。が中には石が二つ立てかけて入ってました。もとは

なにか別のものが納められていたのではないかと思います。

    
              雌岳369メートル

雄岳から見えたのはこの標識かしら?こちらの山も頂上は狭く岩の上からまわりを見る

、岩を挟んで座ったらおばあちゃんが「あ~アブナイアブナイ」というので足先を

入れた谷底の写真が撮れんかった・・・。




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山に登る!嶽の森山

2011-11-07 05:30:30 | 和歌山県
嶽の森山はまだのようですが、私はあとをついていくだけの身、先を歩く三人のなにか

をみつけたときの声に小走りになって駈けあがったりです。それでも途中のセンブリや

リンドウの花に嬉しくなってきます。

    

少し開けたところまで上がったら標識が立っていました。左に行くと目指す嶽の森山、

もう一つの標識は左に嶽の森山方面で右には峯(みね)地区方面が見える・・・という

ことでしょうか?この先にもこのような標識が何本も設置されてはいるのですが、私は

なんか「この標識はなにをいいたいの?」と思ったのです。ただの矢印だけだと

その方向へ歩くのか、その方向に見えるのか?と・・・。まぁ登る人は山頂を目指して

いるから方向指示だけでいいのかもしれませんが、私のようなド素人にはあと○○メー

トルとかここから見えます、とかのほうがわかりやすいです。でも、二年前に

ぼんくらさんが一人登頂を決行した時には 標識も少なく迷ったから今は断然進歩した

のでしょうね。

さっきまでセンブリの花が咲いていたと思ったら、今度はまたリンドウが。日の当たり具合

や土壌の違いですみ分けがあるみたいな感じです。その青のきれいさに四人とも立ち止り

感嘆の声です。

    
             だれも盗らないように願います。

道場主さんが「ここからや」と言ったので見ると、なんと大きな岩が垂直になっています。

どうやらここを登るのか!と踏ん張って自分が登る番を待っていたのに、なかなか前の二人

が動かないので見上げたら、道場主さんが携帯でリンドウの写真を写してる!

     

だけど太陽が画面に反射するのか、腕が震えるのか「あかん~」とぼやいています。

この岩の下をまわりこんだのか・・・記憶が薄れています。とにかくうんとこしょっ!っと

登りました。四人で5分かかったようです。実際はそうではないと思うけど、次の写真が

5分後でした。


            頂上から洞尾(うつお)地区を見る 10時50分

写真の川幅の広いところの左辺りから入山したわけで、きれいに植林した中を通ってトンネ

ルの上の山を歩いてきたのか・・・。高いな・・・川幅の狭くなった右側にはどんどろの森

の遊歩道があるんだけど、、この間の水害で道路の下の斜面が何ヶ所か崩れています。復旧

はまだまだ先でしょうね。川幅の一番狭くなったところに洞尾地区で何軒かの家が見えまし

が、そこも水害で一番奥の家は辛うじて浸水しなかったそうです。

 一応『嶽の森山』の頂上に立っているのですが、狭い、狭いうえカメラを構えても被写体

になるものがない!山しかない。紅葉にはまだ早く、山頂を歩いてまわると何やら標識が。

    

おばあちゃんが木に掛けられた小さなプレートを読んでいます。そこには『くしもとさんこ

うかい』日付が今年の8月20日となっていたような(なんでうちの長男君の誕生日に、と

思ったのでしたが、漢字で書くと『串本山行会』だって。若い人なのか、絵文字やキターッ

とか書いてましたが、護摩壇でもこの手のプレートが掛かっていたな・・と思い、「あ!

こげ人形忘れた!」と残念、前日は覚えていたのに・・・。

    
            嶽の森山 376メートル(雄岳)

雄岳・・おんだけです。雄岳があるなら雌岳(めんだけ)もあるのです。左に見える赤い←

が示しています。ここでお昼にして休んでから雌岳に挑むことにします。これといって写す

ところもないので、山頂とはこういうことか・・と思いました。富士山のてっぺんでも

チョモランマでもてっぺんに立つとさほど写真に収めるところがないのかもってね。ようは

そこに至る過程が満足感となるのでしょう・・・。でも一応写真を撮ってみました。

    

なお、この日の私のお弁当はおとうさんのお弁当のおかずの残りを持ってきたため梅入りの

こにぎり3個とから揚げ、ウィンナー半分と卵焼きの両端でした。

   



あいにくお天気が薄曇りで写真もはっきりしませんが、こちらは三尾川方向です。真ん中に

赤い橋があるのですが、それが三尾川橋で、その左上に見える細長い建物が小学校だと。

そのまた右上には こげのおとうさん犬だと思われるマルが飼われているUさん宅です。


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山に登る!ナメトコ岩

2011-11-05 05:30:30 | 和歌山県
岩の上を歩くというのは、ふだんないので足にチカラも入りますがここまでくると

岩にくぼみがあります。自然に侵食でできたのではなく人工的に彫られたもの?

道場主さんに「昔からあったの?」と聞くと「炭焼きさんが出すために足が滑らないよ

うに彫った」と言います。そのときは「ふ~ん」と聞き流したけど、この山で炭を焼く

わけではなく、材料のウバメガシを運んだのかもしれません。というか上から滑らすほ

うが早いか?

    
            ちのと、追い抜きました


私の位置から見ればかなり下っていますが、歩いて登るのはそうきつくはありません。

で、私の位置から先を見るとやはりかなりのこう配になっています。

    

    
        スパイクピンが収まるように?昔はスパイクピンなかったでしょ

水の流れるところをズックで歩くと滑るかもしれません。コケが生えてるし。

道場主さんがしゃがんで見ると ナメトコ岩がコブコブになっているのがよくわかる、

と教えてくれたので見てみました。目で見るとちょうどスキーのモーグル競技?のよう

なコブがいくつも見えました。

    

おぉ!真冬ならこの水が流れるところも凍って斜面滑りできそうやん。

「ナメトコってなに?」と聞くと「なめらかなところやの。」と道場主さん。奥さんが

「漢字で書くと「滑川」のなめらか、やね」「当て字みたい」と私が言うと道場主さん

が「三尾川の南平(なべら)も、三尾川から見たら南の平らなとこということや」


            もう少しか?倒木が行く手に見えます。

    
          どうやら、おばあちゃんの足が遅くなってきたみたい。

登リ始めた時に、道場主さんが「まえに80代のおばあさん3人を案内したんやけど

ここを見て荒船海岸ともう一ヶ所歩いてまわったんやけど、えらい元気で聞けば若い頃

から世界中の山を歩いて、日本でもほとんどの山は登っているという。この辺の山は

初めてやったけど面白いといって白浜から飛行機に乗って東京に帰って行った」

本格的な登山(『岳』のようなのは無理やけど、今回のような山歩きはしたいわ~)

も面白そうやけど、学生時代の寮の友達も旦那さんとグループで山に登ってるって

言ってたな、最近は女性や夫婦、定年になった人達がこうしてやって来るんだって。

ちなみに『嶽の森山』は関西百名山の一つで、調べてみたら高さは低いけど有名になり

つつあるんや・・と道場主さんが胸を張っていたわん!でも、この秋は台風被害もあり

やってくる人も少なくて、だからこうして案内してくれるのね!

    
            ナルコユリみたいな、なに?

「なに、これ?」っておばあちゃんが岩肌から突き出た植物に足をとめたら奥さんも

「大きな実?種?がついてる」と、もうおばあちゃんの手が伸び黒い実をちぎっていま

した。家を出る時から「盗ったらあかんで」と言ったのに・・・。こんな寒冷地に生え

る植物、串本町みたいな暖かい地には育たないで。

 やっとナメトコ岩を登りきって土の上を歩きはじめ、どうやら道はジグザグになって

います。「ここに、センブリが咲いてるから、踏まんように」の声です。

    
          白いセンブリの花が、いくつか咲いています。

花が小さいしうまく焦点があいません。残念です!一歩踏み出すたびにそこに花がない

か、キョロキョロしていると体がふらつきます。でもまだまだ・・・
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山に登る!ナメトコ岩へ

2011-11-04 05:30:30 | 和歌山県
11月2日、お天気は曇り。案内人とは一枚岩前で落ち合うことになりおばあちゃんと

車でむかいます。途中でポロポロと雨が落ちてきたときには無理かな?と思ったけど

やんでしまい、「この天気なら暑くなくていいね」「着るものに困ったわ」とお互いの

山登りファッションに盛り上がります。私は長袖に長男君のお古のジャンバーを着、

暑くなったらそれを脱ぎすてリュックの中に入れたチョッキと入れ替えるつもりで

おばあちゃんは薄手のジャンバーの下にチョッキを着込んでいます。先に着いた私達は

車内で「ムカゴがあればいいのに」とか「ここのキイジョウロウホトトギス、どこに

生えたのが盗られたんやろ」と山のあちこちを見まわし、案内人を待ちます。

 やってきた案内人は三尾川の里山道場主さん夫妻です。きっちりと二人とも地下足袋

をはき、道場主さんのクマよけの鈴の音と共に歩きだしました。

    
        一枚岩を右にして洞尾(うつお)のほうに歩くようです

途中で一枚岩の春と夏のイベント『守り犬』の話をしてくれて(というか知ってます)

その一枚岩に影となる山がこれや!といきなり指さすからカメラの準備ができません。

というか、サイバーショットは作動が遅いのであきまへん。

    

まだまだ歩くので内心「きょうの歩数はかなり稼げるな。ふだんでもこげが歩けば一万

歩いく時もあるから、二万歩いくかも・・・」と期待します。

    
               ここが登り口

以前ぼんくらさんが登ったのもここら辺だと思いながら(違っていた)

ぼんくらさんのように途中の経過を詳しく書けません。四人で行動するので立ち止まる

メモするなんて暇がないです。この電柱の手前の電柱の元にブラウン管テレビが捨てて

あり、まったく出すなら水害被害の時に出しておけばいいのに・・不法投棄して、と

町民ではないけど私は憤慨しました。歩き始めて木々が茂ったところで道場主さんが

小ナタを(小ナタも腰に下げてる)使って、奥さんと私に杖を作ってくれました。

杖がいるのか!どおりでおばあちゃんもステッキ(花柄の老人用)を持ってきてる。

    
              槇の木の杖(私用)

私は槇の木、奥さんはサカキの木です。だんだん『岳』です!

    

私はきょうはどの辺に行くのか、ただ『嶽の森山』としか聞いてないのでついて行くだ

け。そうこうしてるうちに この季節の山の花が迎えてくれました。周りが落ち葉と

腐葉土くさいなかで「うわぁ!きれいやん」「家でも咲いてるけど色の濃さがちゃう」

リンドウが咲いていました。カメラで写しながら「これはきれいだけどブログに載せて

いいのか?たまたまブログを見た悪い人がここに来て、根こそぎ盗っていったら私の

せいやん」と・・・。そんな心悪い人は遭難すればいいのよね・・・とか。

    

花に元気をもらいながら(まだここでは疲れていませんが)、登っていきます。

    

どうやら『ナメトコ岩』にさしかかるみたいです。動くにつれて体も暑くなり、とくに

滅多に背負わないリュックで背中が暑い。登る前にチョッキに変更して正解でした。

    
       『犬鳴谷』というからには、なにかいわれがあるのでしょうか?

このあたりに来る前だったか少し手を岩にかけてあがるようなところで「あ、ムカデ」

と道場主さんの声で、一瞬どきりとしましたがすぐにステッキで始末して歩きだしまし

たが、「ムカデが天井から落ちてくるのはまだいい、七川じゃヒルが落ちてくる」と

聞かされた時はその図を想像して、「七川ってどんなとこじゃい」とあれは落ちても

音がせんやろ、それが顔に落ちてきたら・・・身の毛もよだつが、あいつと比べたら

逃げ足が非常に遅い、まぁどっちもどっちやな・・。

    
ここから足元を見ながら歩きます。水が岩肌から流れているけどそれは水たまりになる

くらいで、地下足袋を濡らしたりするほどでもない。まえにここを登った人(女性)が

とても怖かったとか言っていたから、覚悟はしてたけど、このあたりも大丈夫です。


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山に登る!(準備編)

2011-11-03 05:30:30 | 和歌山県
このたび、初めて「山登り」を体験することになりました。

山って、我が家にすれば遊びに登ることはまず無くて、登るときはイコール木を見に行

く、もしくは持ち山を見に行くです。だから今回おばあちゃんといっしょに古座川町の

『嶽の森山(だけのもりやま)』に行くことになって、俄然張り切っています(いまし

た)。まずは準備です。巷の流行・・・少し遅れましたが、山ガール気分です。

荷物を入れるリュックがありませんので、9月にはネットで探してみつけてずっと

待っていました。次は足元です。『嶽の森山』は急こう配もあり、なによりも坂になっ

た水の流れる岩場もあるということなので、ズック靴ではまずいんじゃない?と不安も

あるけど、山登り靴なんて次はいつ使うかわからないので地下足袋を用意。これでいい

と思っていたら二日前になっておばあちゃんが「地下足袋はスパイクのほうが滑らんで

ゴムピンはあかん」と言いだし、スパイクピンの地下足袋を履くことを勧めます。両方

持っているけどゴムピンのほうがスムーズに履けるのだ。

    
            左ゴムピン 右スパイクピン

    
              違いがわかりますね

まえに右足の親指の爪を剥がしたのはゴムピンを履いて山に行き、滑らないために

踏ん張ったら爪に力が入ったためで、もうコリゴリだからスパイクを履かなければね。

ただ、サイズが合っていてもすねの部分が細くて、というか農耕民族の血をひく日本人

の特徴である、足が太い!という大きな難題をかかえているせいでコハゼが留まりませ

ん。ここをきっちり留めないと地下足袋は地下足袋の役目を果たせず、脱げるわダニが

忍び込むわでいけません。そこで急きょ、地下足袋用の脚絆(きゃはん)を買いに。

前にコーナンで見かけたのであると思っていたらありません。コメリにはあるだろ、

ありません。困った私はオークワの作業用のところでも探したけど無いので考えました

ようはコハゼが押さえられたらいいんだと・・・。紐で巻いたら・・とおばあちゃんは

言っていたけど不格好やん(一応山ガール風になりたいやん。映画『岳』の小栗と並ん

でもおかしくないように)。で、いいことを思いついたんだわ!さっそくダイソーの

あの売り場へ。

    
     コハゼが足首から4つ目までしか留まりません

いいわけではないけど、めちゃくちゃふくらはぎの細い人用ですよ、これ。止める側の

間隔も狭いし、モデル用かもしれません。

じゃ~ん
           ふくらはぎ用サポーター

これって、形的には脚絆と同じ格好でしょ。ただ地下足袋を履いた上に装着できるか?

が問題ですがフリーサイズなうえふくらはぎ周りが26~38センチとあり、まぁ38

センチもないやろと、幸いに最後の二箱だったので購入しました。

前日に装着してみました。やればできるのですね・・・

    
            きゃぁ「脚絆」になってます。

もちろん靴下は二本指になったものです。これでズボンはオークワの婦人服売り場の

「山へ行きましょう」というタグを付けた山ガール(私はガールではもうないけど)用

のズボンを履いたら隠れてしまいます、完璧!だあ~

    
ちなみに上部を頑張って肉詰めしてみたら、このとおり。ヒドイです。一番 はじっこ

に留めることができる人って、出てこいよ!と言いたくなります。ここでもおばあちゃ

んが「ゴムで輪っかを作ってはめておいたら脚絆もどきが下がってこん」といらんアド

バイスを投げかけるので、しかたなく2センチ幅のゴムを輪にしてチクチク。

でもこれでお弁当持って山に行くと思うとうれしくなり、次男君に「あした『岳』して

来るわ」とメール。当日のお天気は曇りで和歌山県南部は雨が降ったりするかもって

感じです。カメラも双眼鏡も持てというし、ビスコと飴ちゃん、アクエリアスにお茶、

下りてきたら一枚岩前の鹿鳴館でお茶の一杯も飲んでと、お金も少々、タオルにハンカ

チ、携帯・・・ウエストポーチも要ります。

    
リュックはミレー、ウエストポーチはモンベル。ちょっと形から入ってみました。

モンベルはずっと前に長男君と色違いで買ったもの。

 あとは脚力、これはまぁ毎日こげと散歩で歩いているので距離は自信あるけど、登り

降りとなると、使う筋肉が違うので不安ありますな・・・まずは準備はできました。

    
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秋?夏?

2011-11-01 05:30:30 | 花・植物など
やはり秋になってきたのでしょう、アケビも見るようになって気温も下がったりするし

額の汗も少なくなりました(笑)。

この間、近くの平見に続く道の草をおばあちゃんとアラケました。子供の頃の遊び場が

平見にあって、今頃の季節男の子とよくチャンバラ、チャンバラといっても草が枯れて

ポキッと手折れるようなのを振りまわしていたのですが、それを刀のようにしていたり

少し高くなったところから、下に飛び降りたりしてまさかそこに畑が作られてるなんて

気がつかなかったので、あとで作り手のおばさんに叱られました。いまはただの平見で

そこから下った家の人が草刈りをしてくれてるので、広場のようになっています。

なのでここは大津波の避難場所になるようです。アラケていたらハゼの小さな苗が生え

ていたので、気をつけて刈ったんだけど手袋からはみ出た手首が少しかぶれたように

赤くなり、「おかしいな、子供の時はかぶれることはなかったのに」と・・・。

 じつは私はここに行けば『ムカゴ』があるかな、と期待したんですが・・。秋だもの

『ムカゴ』をみつけて『ムカゴご飯』を食べたいな・・・って、ひとつもありません。

残念に思いながら下りてきて、竹やぶ近くのうちのメッシュの柵を確認しにいくとそこ

に 辛うじていくつかの『ムカゴ』を発見!そっと触らないとポロポロと茂みに落ちて

しまいます。おまけに生育が悪いのか、生育途中なのかそのもの自体小さい!

手のひらいっぱい、ひとつかみほどあれば夕ご飯に混ぜて炊けるのだけど、ひとつかみ

どころかめちゃくちゃ小さいものも含めて、ひとつまみしかありませんでした。

早いものなら9月ごろAコープで売られていたのに。


                 『ムカゴ』

11個、まぁなんとか一合ちょっとのご飯には適量かもしれませんな・・・

採るときに一つ、確認のために食べたけど青臭いあとにネバネバした芋っぽい感触が

おいしく、「山で遭難したらこれを食べて生き残ろう」といつも思う。昨年は一枚岩

でみつけてきたけど、今度行く嶽の森にはあるんだろうか・・勝手に採っていいかな

いいって、昨年やどやの会の人に聞いたよな・・・。


            『ムカゴ』 ツルについてます。


『ムカゴ』の季節なのに、『ヒマワリ』の花をいただきました。もう11月なのに

でもきれいです。



ぼんくらさんにもらったタンブラーを、同じく阪神ファンのかたに差し上げた、その

お礼もあるのかもしれませんが、その前にダリアの苗ももらったし。さっそく久しぶり

に玄関に活けてみました。パッと明るくなったぞ!

      




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