shotgun's bar 感想
小学生の頃、BB弾が打てるモデルガンが流行り、ベレッタ?とかいう種類をひとつだけ持っていて。たしか、調子に乗って遊んでいて友達の家の窓ガラスを割ってしまい、ひどく叱られ、封印されました。
少し悲しい記憶と繋がっているモデルガン。実は結構好きでした。
サバイバルゲームをやっている周りを横目に、当時いじめられっ子だった私は、やればどうせ碌なことにはならないと、参加できずに諦めていました。好きだったのに、そうした事情で諦めていたこと。不思議なもので、この冊子は呼び起こしてくれた気がします。
この冊子を読んでいると、沢山の銃が出てきて、とにかく楽しい。そういえば、リボルバー式の銃に憧れていたなぁ。たしか、お金持ちの子が見せてくれたっけ。羨ましいなぁって思った気持ちが、懐かしく想い出されます。
そういえば、宇宙刑事ギャバンという特撮ヒーローものが好きで、観ていました。
ファミコンウォーズも好きでした。
たしか、クレー射撃のゲームにも憧れてやりたくて。でも子供の頃にはやらせてもらえなかったなとか。いろんなことを思い出しながら読み進めていけています。なんだか楽しい時間をいただいています。感謝しなければ。
007のガンバレル・シークエンスの解説には、とても興味を惹かれました。大好きでよく観ていたから。また、改めて観たくなりました。
サウンド オブ ミュージックも大好きで、新婚旅行はスイスに行き、エーデルワイスを観て感動した我が家としては。この花が部隊章に使われていて、エリート部隊の証とされているとは思わず、認識を新たにするとともに、スイスにいつかもう一度行きたいなと、無茶な夢を持ってしまいそうになります。
この年になり、なにかを新しくやろうかなという動機づけや気づきをくれるものは、実は少なくて。そんな貴重な機会を、この冊子は与えてくれるなぁと思いました。感謝しかありません。読ませていただいて、本当にありがとうございました。
「頭蓋内出血」です。
うちの娘は、日齢3の時に右上衣下出血(脳室内出血1度)というごく軽いものですみましたが、これについてもNICUの説明でとっても脅されたので・・・・不安でした。
MRIも2ヶ月半くらいの時に撮ってもらって正常だったと言うことで、ひとまず安心しています。ちなみに娘が入っていたNICUでは、MRIよりも脳波の状態で未熟児の状態を判断していたようでした。
頭蓋内出血とは?
分娩時に加わる力が原因で起こる外傷性のものと、血液中の酸素不足が原因で起こる低酸素血性のものがあるようです。
未熟児は、呼吸する力が充分でないために酸素が不足したり、血管壁が未熟で破れやすいので、それが原因となって起こるようです。
未熟児に多いのは脳室内出血や脳室上衣下出血といわれるもの。
最近ではMRIやCTスキャンなどの技術によって、早期に発見、治療することが可能になったみたい。小さい未熟児には両方とも使えないから経時的に脳波の状態を監視して状態を推測するみたいです。
ほとんどは治るみたいですが、脳性麻痺などの後遺症が残ることもあるんだそうです。
うーむ・・・・この後遺症のことをNICUに入るときにかなり聞かされます。かなり凹むよ・・・産まれてすぐにも可能性がある旨言われるしね・・・・
まあ、医師としては言っておかないといけないんだろうけど・・・予備知識無く聞くとちょっと不安で眠れなくなって当然です。いやいや・・・・未熟児って本当に大変。
そういえば、昨日も原因不明で体調が悪くて・・・・
熱もないのに首の後ろが痛くてみぞおちが痛くて頭が痛くて、めまいと吐き気がして冷や汗がでて・・・大変でした。病院言ったら「わからないから様子を見てください」だって・・・
解熱鎮痛剤のロキソニンだけくれたけど・・・・それでも医者かあ・・・・
ロキソニン飲んで1時間寝てたら収まったけど・・・・辛かった。
今回は、「未熟児貧血」について調べてみました。
ちゃくちゃくとホームページ公開用資料をブログで作っているような・・・・
何せ時間がないもので・・・・
うちの娘も重症ではなかったもののこれになり、注射と錠剤内服を100日くらいは続けていました。
未熟児貧血
新生児貧血は多くの新生児に見られますが、ほとんどの場合、自然に治癒します。ところが未熟児の場合は、これが早期に発症し重症になることがあります。これを未熟児貧血と呼ぶんだそうです。
赤ちゃんは子宮の中で、胎盤を通してお母さんの血液から酸素をもらっています。これは効率の良い肺呼吸とは違うので、酸素は常に不足しがちです。少ない酸素をからだのすみずみに運ぶため、造血ホルモンであるエリスロポイエチン?がたくさん分泌されます。・・・・よって、生まれたばかりの赤ちゃんの血液は大変濃いわけです。
ところが、産まれてすぐ肺呼吸をはじめると、十分な酸素が運ばれるようになるため、1ヶ月くらいは新しい赤血球はつくられないそうです。この間は体重増加に伴って血液の量は増えますから、結果的に血液は希釈され、血はどんどん薄くなっていきます。(=新生児貧血)
ある程度血が薄くなると、再びエリスロポイエチン??が出てきて、骨髄で赤血球が作られるようになり、バランスがとれてくる仕組みになっているそうです。
しかし・・・未熟児は生まれた時の体重が低く、したがって産まれたときに持っている血液の量も少ないのに、一方では産まれた後の体重増加が大きいため、先に述べた血液の希釈も急速におきます。これが未熟児貧血のメカニズムということです。
鉄は、赤血球をつくる原料の中で最も重要なんだそうです。赤ちゃんは通常、生後1ヶ月を過ぎる頃から赤血球をつくることを再開しますが、赤ちゃんが産まれ持っていた鉄は、だいたい生後6ヵ月頃くらいまでに使われてしまうそうです。小さく産まれた未熟児は持って産まれた鉄も少なく、成熟児よりも早く鉄欠乏性貧血があらわれ、重症になりやすいんだそうです。
貧血の程度が強ければ輸血を必要とすることがあるそうです。造血ホルモンであるエリスロポイエチンの投与も健康保険で認められおり、貧血が軽度であれば、造血機能が追いついて自然に治癒するそうです。
今回は新生児黄疸 です。
ちょっと、文献から引用している部分があるから難しくてごめんなさい。
新生児黄疸・核黄疸
約9割の新生児には黄疸が表れます。これを「新生児黄疸」というそうです。
黄疸は血液中のビリルビンという色素が増えるために起こるそうです。
ビリルビンというのは、血管の中で酸素を運ぶヘモグロビンが分解されてできる物質・・・と言うことで・・・・・
で・・・・・どういった風にこの物質が働くか・・・というと・・・
胎児はおなかの中では常に酸素が不足しているために、赤血球が多い状態になっていて、生後、肺によって効率的に呼吸できるようになると、赤血球を分解し始めます。(うーむ、難しい)
この時、赤血球の色素であるヘモグロビンも分解されるためにビリルビンが高くなってしますそうです。
このビリルビンは大人では胆汁中に排泄されるんだそうですが、新生児ではこの排泄機能が未熟なこともあり、黄疸が起こってしまうんだそうです。
この際に・・・・・・もしも・・・・・ビリルビンの濃度が異常に高くなって、脳の神経細胞がおかされてしまうと・・・・・核黄疸というこわーい症状に変化します。
未熟児は成熟児に比べて核黄疸を起こしやすいらしく、成熟児なら核黄疸になるはずもないような低いビリルビン濃度でも起こしてしまうそうです。怖いですね。核黄疸は脳性麻痺の原因の一つであるため、非常に重大な病気のようです。
最近ではビリルビンを光線によって無害な?物質に化学変化させ、尿中に排泄を促す光線療法を行うことにより、核黄疸を発症する子はずいぶん減っているようです。
そういえば、NICUにいくと当然のように光線をあてていますものねえ・・・・ あれが今思うと光線療法だったのかな?
うちの娘は、新生児黄疸の段階で光線療法が効果を発揮してくれたらしく、改善しました。
こうして調べる余裕が出来て調べてみると・・・・改めて恐ろしいなあ・・・
NICUのスタッフの皆様に感謝の気持ちが強くなりますね。
お休みです!
うれしいな!
昨日妻が「明日こそ水族館行こうか?」と言っていたので、もしかしたら出かけることになるのかもしれませんね。
日曜日にお出かけさせてもらうので、今日一日は妻が好きなようにさせてあげようと思います。
たまには一人でどこかに出かけてくるといいのだけれどね。
今日はこの間に引き続き、未熟児特有な症状についてのご紹介
動脈管開存症(PDA : Patent Ductus Arteriosus)
産まれたときには、胎内にいる赤ちゃんは母体から胎盤を通して酸素をもらっており、肺を使っていないそうです。えっと、だから肺に流れるはずの血液は、肺→肺動脈→動脈管→大動脈へ、そして全身へと流れています。これを胎児循環というんだそうです。
でも、生まれてすぐに呼吸をするようになると、普通ならば肺は広がり、血液が肺へ流れ込むようになるんだそうです。で・・・・その結果、動脈管は不要となり普通は生後数時間から数日で閉じると・・・・・。こうして赤ちゃんは大人と同じ血液循環になるらしいのです。
ところが・・・・・この動脈管が閉じずに開いたまま残存することがあり、これを動脈管開存というそうです。未熟児で、呼吸窮迫症候群のあった赤ちゃんに多い疾患みたいです。
うちの娘もこれになりました。
幸いなことに薬の処方が効果があって、結構早い時期に直りました。
ただ、産まれたその日にNICUの主治医から、この病名を告げられてその場でいろんな書類にサインを求められたときの冷や汗は忘れられません。
今やらないと命が危ないと言いつつ、私のサインがないと処置が出来ないともおっしゃっていました。(後で聞いたところでは、実際には同意が無くても処置してしまうこともあるそうですが・・・)
もう少し調べてみました。
動脈管開存では、血液が大動脈から動脈管を通って肺動脈へと流れ込むそうです。そのため、肺によけいな血液が流れて全身に送られず、心臓の負担が増加してしまいます。
治療のために最も多く使われる薬はインドメタシンと言う薬らしいです。
動脈管を狭くする働きがありますが、尿の出を悪くするという副作用があるみたいです。
動脈管を結紮する手術をすることもあるんだそうです。
その際に娘に関して言われた症状はたくさんあった。
そのうちの一つ、呼吸窮迫症候群について調べてみた。
なんでもこれが未熟児の死因ナンバーワンみたい。
うちの娘もこれになっていた。
初めて聞くと・・・なんだかわからないが・・・・まあ要するに肺がうまく機能してくれないってことですね。
・・・娘は何とかこれを克服してくれたんですよね。頑張ってくれて、ありがとう。
呼吸窮迫症候群(RDS : Respiratory Distress Syndrome)
呼吸窮迫とは、肺胞が開かないので空気が窮乏して逼迫している状態のこと。
小さな未熟児は肺が未成熟なためにうまく呼吸ができなくて、血液中の酸素が減り逆に二酸化炭素が増えてくる。だから、まず濃い酸素を吸わせ、気管内にチューブを入れてそれを人工呼吸器につないで人工的に換気しなくてはいけないみたい。でも、肺胞が開かないことにはなかなか効果が上がらない・・・と。
無理に高い圧を加えて空気を送れば肺が破けてしまうらしいし・・・・。
成熟児の場合、産声をあげればほとんど一瞬で肺胞が開き、肺として役立つようになりますが、未熟児ではそういう訳にはいかないんだそうです。うーむ・・・大変だ。
肺胞の内面には水と空気の接触面が生じて表面張力(理科の時間ですね)が生まれ、いつも強く縮まろうとしていて・・・・赤ちゃんが生まれてすぐに呼吸できるようになるのは、新しい風船を膨らますように強い力で空気を吸い込むことができるかららしいんですが、この表面張力を低下させる物質(サーファクタント)が活躍するんだそうです。サーファクタントが肺胞の表面に分泌されることにより、肺が膨らみやすくなり、さらに肺胞を膨らんだ状態に保つ働きをもしてくれると・・・・(難しいね)。
この物質は妊娠32~36週にかけて充分な量となるため、それよりも早産の場合には不足しているそうです。そして、そういう場合には、副腎皮質ホルモンを投与することにより、24~48時間でサーファクタントの産生が誘発されることがあると・・・・。
急な出産でサーファクタントの産生が間に合わなければ、生まれてから気管カテーテル(チューブみたいなやつ)で肺の中にを補充するようです。
ところで皆さんは未熟児ってなにかご存じですか?
今日は、ちょっと解説してみたいと思います。
調べてみると・・・・・未熟児とは、諸臓器の機能がまだ成熟しないうちに生まれてしまったが、子宮外生活は可能とみなされる新生児のことをいうみたいです。
WHO(世界保健機構)が歴史的に定義をしているのでみてみると・・・・
<1950年>在胎期間に関係なく出生体重2500g以下(2500gを含む)の、死産でない新生児を未熟児と定義。
<1961年>出生体重2500g以下の新生児を低出生体重児(low birth weight infant)と総称し、その内在胎期間37週未満で生まれたものに限って未熟児(premature infant)と呼ぶことを勧告。
<1975年>低出生体重児の定義として2500g未満(2500gを含まない)と訂正。
低出生体重児の中でも、出生体重1500g未満の場合にはいろいろ合併症を起こしやすく、特別なケアが必要なので極小未熟児と呼ばれるようです。
さらに出生体重1000g未満の子は、形態的にも機能的にも諸臓器はいたって未熟で、さらに特別なケアが必要なので、超未熟児と呼ばれています。
また、母子保健法は「この法律において「未熟児」とは、身体の発育が未熟のまま出生した乳児であって、正常児が出生児に有する諸機能を得るに至るまでのものをいう」と定義しています。
しかし一般には、出生体重2500g未満の新生児を未熟児と呼ぶ習慣が残っているみたいです。
うちの娘は出生時 在胎30週未満 1200g未満ですから、「極小未熟児」ということかな?
生まれたときやPICUに入院するときに、いろんなことの確率やいろんな不安要素を説明されたのを、今でもたまにまざまざと思い出します。
今から生まれてくる我が子について、生まれる前から「様々な合併症の可能性があります」と宣告されるときの辛さは・・・・たぶん経験者でないとわからないでしょうね・・・・
今でも思いますが、そんなことを23週で医者に言われて、PICUで7週間近くも身動き一つとれないのに耐えて、娘を無事に生んでくれた妻に感謝したい気持ちでいっぱいです。辛かっただろうな。
この場を借りて・・・あらためて・・・ありがとう。