少し前に上の娘の仮義足調整をした際の備忘録を書いておこう。
まず、仮義足ってどんな感じかというと。
ソケットが透明で、中が見えるのが最大のポイント。
これにより、中に履いているシリコンライナーのひだが、どれくらいソケットに吸い付いているかが見える。
こんな感じに、ライナーの突起部分が、いかに均等に潰れているか。
それが大切で。
履いては観察して、緩い部分をマークして、ソケットを調整してまた観察。
その繰り返し、、
観察する前に、履いてからある程度は歩いて、義足をしっかりソケットに入った状態にしないといけないし。
結構時間がかかる。
今回はすごく調整もうまく行っていて、足の付け根付近を少しだけ微修正する程度で、ピッタリな適合に合わせこめた。
この作業。
実はものすごく難しく。
義肢装具士さんの腕次第。
一日やっても合わないことも昔はあったし、作り直したから、合うわけでもなくて
義足を作る人が、一番苦労する行程。
もちろん使用者もしんどいよね。
その点、今は、素晴らしくスムーズに適合させてくれているから、ありがたくて。
これが当たり前ではないということを、娘には言い聞かせなければなと、毎回思い、感謝する。
そんな感じです。
次回完成調整は9/14木曜日を予定しています。(^^)