義肢装具 作る手順備忘録 2024/9
娘のために、まとめてみました。
大人が義肢装具を作る際には、こんな流れになります。
あくまでも、ユーザー目線。
我が町の役場の場合なので,あしからず。
①義肢製作所にて
半年か一年に一度、ソケット適合点検、部品劣化点検を行う。
次回交換部品等について打ち合わせ、支給判定の予定日を決める。
(毎年3月中下旬に義肢製作所で話し、4月始めに更生相談所に行っていた。そうした方が学生の間は学校を休まなくて良い)
(このあと義肢製作所が見積もりを作り、支給判定用に準備する)
②電話で更生相談所へ支給判定の予約をする。(予約できたことを義肢装具士さんにも連絡)
③更生相談所へ支給判定に行く
義肢装具士さんが用意してくれている見積もりをもとに、必要性を説明。劣化具合と部品によっては前回支給日からの年月が部品ごとの耐用年数を超えているかなどを確認。
支給判定を理学療法士さんと医師に了解してもらう
(そうすると、更生相談所から、役場へ申請がなされ,一週間くらいで交付券ができたお知らせが届く)
④役場から交付券受領のお知らせが届いたら、お知らせを持って役場に行き、
交付券
決定通知書
委任状(三枚複写)
をもらう
(もらったものを、義肢装具士さんへ写真等で共有する)
⑤義肢製作所と調整して、部品手配や作業期間を考え、完成義足調整をいつにするか決める。
⑥義肢製作所にて完成義足調整
新しい義足を組み上げる。
(この日に何を交換したか、次回交換は部品ごとにいつになりそうかをメモして共有する。また、当日にどういった不具合や調整をしたかも、記録しておく。次回、部品等の点検をする時期を決めておく)
⑦更生相談所での適合判定の予約をする(義肢装具士さんを通してに予約する形)
⑧更生相談所にて適合判定
(毎週金曜午後か第二第四金曜午前)
交付券
委任状(三枚複写)
に氏名やサインなどを記入して持参する
委任状にサインしてもらったものを、返してもらう。
以上
結果は。なんとかなりそう。
現時点での義足部品交換備忘録を書いておく
前回 ソケット交換2023/08
前回 ターンテーブル支給 不明
前回 中に履くライナー交換2024/04
2024/9/5 交換部品
シリコンライナーX5
26.5cm×1 28.0cm×1
足部1C56×2
膝継手3R106×2
(膝継手カバー、継手下パイプ含む)
試し履き時に右肩が下がっているという指摘があり、色々試行錯誤した結果、右足膝下を5mm程度、標準より伸ばすため、中古パーツを使用。念のため,新品パーツは予備とした。
二回前の膝継手と二回前の本義足ソケットは廃棄。ガタがひどいのと、キツくて履けずに外側ソケットを大きくくり抜いていることが理由。
2023年夏の仮義足ソケットと今まで履いていた膝継手3R106、差高調整足部を予備義足として履けるアライメントに調整して、郵送してもらうことになった。太ももでストッキングを押さえるシリコンバンドは、一緒に送り返してもらう中古を使用する予定。
次回交換見込み(部品の寿命ベース)
ライナー 2025年3月(半年経過)以降
ライナー中身 2025年3月(1年経過)以降
ソケット 2026年8月(3年経過)以降
足部 2026年3月(1年半経過)以降
膝継手 2027年8月(3年経過)以降
ターンテーブル 壊れたら?
次回点検
2025年3月4月あたりを予定
今朝、足部の角度調節用のボタンが.朝見つけづらく、押しても戻ってきてしまうと申告。
2人がかりでなんとか朝は調整して,行かせました。
今晩、一度見てみます。
スポンジが押し戻しているのかしら?
→
義肢装具士さんによると、
まず、差高調整のボタンに関してですが、スポンジが新しいと硬くて押し戻されることがあります。なじむのに時間がかかる可能性もあるので対象としましては、
・スポンジの足部上面に接着している部分を剥がす。スポンジが足部に接着していると逃げが少なくボタンが余計に硬くなります。
・ボタンを押して飛び出てくる側に、バッテンの切り込みを入れる。穴を開けても良いのですが、切り込みを入れるだけでその部分のスポンジが逃げやすくなります。
ボタンの見つけにくさは直ぐに慣れると思います。まず上記の方法から検討ください。お手数をおかけいたします。
とのこと。
夜に義足を自分で改造することに。
結果、こうなりました。
これで多分大丈夫。
明日,様子を見ます。
交換部品
シリコンライナーX5
26.5cm×1 28.0cm×1
足部1C56×2
膝継手3R106×2
(膝継手カバー、継手下パイプ含む)
試し履き時に右肩が下がっているという指摘があり、色々試行錯誤した結果、右足膝下を5mm程度、標準より伸ばすため、中古パーツを使用。念のため,新品パーツは予備とした。
交換部品
シリコンライナーX5
26.5cm×1 28.0cm×1
足部1C56×2
膝継手3R106×2
(膝継手カバー、継手下パイプ含む)
試し履き時に右肩が下がっているという指摘があり、色々試行錯誤した結果、右足膝下を5mm程度、標準より伸ばすため、中古パーツを使用。念のため,新品パーツは予備とした。
二回前の膝継手と二回前の本義足ソケットは廃棄。ガタがひどいのと、キツくて履けずに外側ソケットを大きくくり抜いていることが理由。
次回交換見込み
ライナー 2025年3月(半年経過)
ライナー中身 2025年3月(1年経過)
ソケット 2026年8月(3年経過)
足部 2026年3月(1年半経過)
膝継手 2027年8月(3年経過)
ターンテーブル 壊れたら?
次回東京での点検
2025年3月4月あたりを予定