「楽園のジェイルブレイカー」感想
劇団あとのまつり公演を観た。
コロナ禍で定期公演が出来ず、実に四年ぶり。令和元年以来。
正直、もう公演しないかなと、ものすごく心配していた。
仕事と家庭と、忙しくて、なかなか行けず。
家族の理解も乏しくて、無理も言えず
なかなか行けなくて
そうしていたら、こんなことになり、後悔していて。
だから、今回の公演の知らせは心が躍った。
嬉しかった。
「楽園は目指すものであり、暮らすところではない」
このテーマから、こんな表現方法を編み出す、この劇団の底力は未だ健在で、四年間のブランクなど微塵も感じさせない、秀逸の出来だったと私には感じられた。
舞台装置も、衣装も、照明も場面転換も。
役者さんの表情や動き、視線なんかも。
大学時代に憧れた、劇団あとのまつり、そのままに胸を打った。
リスクを排除して、平穏な人生を送ることについて、考えさせられると同時に、学習するAIについても一つの知見を与えうるかもしれない作品。
とても、興味深い。
大学と寮の先輩の沓名さんと、大学時代から良く知る清水さんが大活躍。前から三列目のど真ん中、特等席で見させていただき、幸せだった。
渡辺さんの表情が、人を惹きつけ、物語に感情移入させてくれた。
ほんとうに素晴らしい作品。
もう一度観たくなった。無理なんだけど。
心から、娘たちに観せたい。
来年、勇気を出して、娘たちを誘ってみようか。
いや、今年も誘ったんだけれど、もう少し頑張ってみよう。
この劇団の演劇を見ずに、人生を終えるのは、もったいないと思う。
私の中では、劇団四季のCATSに勝るとも劣らない。そんな作品かも。
ああ、また、次、観に来たくなった。
ああ、たぶん。
こんなに好きなの、劇団の人にも伝わってないかも。(^^)
なんか、今日は幸せだ。
心から、私は演劇がすきなのかもしれない。
いや、もしかしたら、あとのまつりの、この独特の演出が、大好きなのかもしれない。
ねぇ、沓名さん?
どうか、これからも続けてください。
大ファンはここに居ますよ。
過分な評価をいただき、うれしいやら、恥ずかしいやら、とりあえず劇団四季に怒られないかと心配です(笑)。
今のところ、来年もやる予定なので、よかったら見に来て下さい。席や会場までの階段のこと等でお手伝いできることがあれば、事前にお知らせ下さい。出来るだけのことはします。
ちなみに、僕も沓名さんの大学の後輩です。寮生ではないですが。どこかで会ってます?
T1Aでクラス委員長をしてました。(^^)
土木専攻です。
なんか、コメントいただけて嬉しいです。
脚本も秀逸でした。