よく降る秋の雨。ゆっくりしようと思っても、今日は市民運動会の日です。あちこちの学区で花火が上がるのが聞こえてくれば、落ち着いていられません。
小学校のグラウンドでは、小雨が降ったり止んだりした中でやっていました。私は、玉手箱を拾うという実に楽なものに出ました。
子どもの頃は小学校の運動会で、年寄りたちが玉手箱を目指してエッチラオッチラと走る姿を見て、「年寄りだなあ」と思ったものですが、いまは自分がそういう年になりました。
もっとも、あの頃の年寄りは今よりかなり年を取っていたように思います。今は、背筋が皆シャキッとしています。
市立植物園に行きました。
幸い、小雨の日でしたので混んでもいず、お日様に心を躍らされこともなく静かな秋の風景を楽しむことができました。
一昨日にバナナの木をもらったのですが、此処では大きな温室があり、実がなっていました。これくらい背の高い温室がないと実がならないんですね。無理だ。
いつはとは時はわかねど秋の夜ぞ
物思ふことの限りなりける 古今集 読み人しらず
秋ばかりではなく、いつという時に区別はないのだが、
秋の夜はこの上なく物思いをするものだ