草刈りに寄せて

2012年10月24日 | Weblog


 また地震が多くなってきました。今日の午後は、今のところ二度ほど急に揺れました。恐ろしいです。

 大地震の前は、何年も何十年も前から時々は地震はありました。しかし、あれ以後はすべて大地震の予兆かと思うようになりました。たとえそうでなくても、地下のことはさっぱり分かりませんからね。

 どうか、これくらいにして、お終いにしてください。

 

 裏山の草が繁茂して、道路の方まで被さるようになってきました。まだだいじょうぶですけど、そろそろスズメバチも子育てが終わるかなと思って、道路に近い方から刈り始めました。

 

 手前は少し幅広く、その先は道路際の垣根に沿って 1m くらいの幅で、写真では見えませんが先へ先へと刈り進めました。まずは、見える道路際をきれいにしようと思っています。

 スズメバチは、まだ柿などの熟したところにきています。甘い物が好きなようですが、動物も虫も甘い物が好きなのだそうです。食べ物に食らいついているときはスキがあるので、手のひらとか帽子などで叩いて退治できます。瞬間的に叩かれるので、針を出す間が無いので、それを狙ってやります。

 草刈りの話に戻りますが、スズメバチは子育ての時が一番どう猛です。今ごろになると、何時までも子育てをしていると、食べ物がなくなり餓死しまう時期になると思いますので、適当なところで打ち切るはずです。

 

 お昼を食べてから、家の中で本を読んでいたのですが、外と比べると暗いし、せっかくの天気ですから日なたにでて読み始めました。

 青空がきれいでした。そして、椅子に座っていると肩とか膝に赤とんぼが来てとまります。頭にとまることもあります。うれしいお客さんです。小さな事にも感動。

 

 いよいよ、このようなシーズンになりました。味は上々。おいしかった~。

 家庭菜園はどちらかと言うと葉物が多いです。次に豆類でしょうか。これからは、芋類になりますね。といっても、ジャガ芋は夏ですから、サツマイモとサトイモですけど。

 夏に収穫するジャガ芋が多いので、秋ジャガは作ったことがないです。だんだん、チャレンジ精神が無くなってきました。原因は食べきれないことと、夏の草取りの虚しさを感じることです。

 賽の河原で子どもが石を積みあげて塔を作っていくと、鬼がきてそれを崩すのだそうです。すると、子どもはまた積みあげる。それを延々と繰り返しくりかえしやっているのだとか。そういう話を聞いたことがあります。しかし、最後にはお地蔵さんが来て子どもを救ってくれるのだとか。それが救いですね。

 一方。ギリシャ神話ですが、シジフォス(シシューフォス)は、尖った山の頂に岩を上げるようにと、ギリシャの神に命じ られるが、上げても上げても岩は下に転げ落ちる。それを繰り返しやらなければならなかったとか。

 草取りは、何かその話のような感じがする仕事です。取ってもとってもまた生える草。それを繰り返しとり続けなければならないという虚しさ。しかし、人はこれらの話のようなことを日々していかなければならないようになっているらしいです。草取りばかりが、その話が当てはまる訳ではないと思うのですが、仕事をしていて、そういう話を思い出すことがあります。

 


     
     あはれ昔いかなる野辺の草葉より
                    かかる秋風吹き始めけむ     後鳥羽上皇