しゃべる

2012年10月20日 | Weblog


 植物と意思を伝え合えると面白いと思います。水が少し足りないとか、ここに俺を食い荒らす虫がいるから取ってくれとか、窒素が足りないとか。

 でも、それが出来るとまた大変なこともあるでしょうね。「俺を食う気か?」 なんてすごまれたりすると、取って食べることが出来ない人がいたり。そっちを取って、こっちは捨てるのか?と言われたり。

 

 ある言い伝えによると、大昔は石とか草や木がしゃべっていたとか。それでうるさくてしょうがないので、神様が石や植物はしゃべるなと決めたのだそうです。

 大きな石が、「俺はここに痛くない。あっちに運んでくれ。」 なんて頼んだとしたら、頼まれた人は大変ですね。「自分で動け。」「そうか、それじゃそうするか。」 とか言って、ごろんごろんと転がってきたりして危なくてしょうがない。家は壊され、子どもは下敷きになり・・・。

 

 動物は鳴きますね。カラスなんかしゃべっているとか。でも、複雑な会話では無いみたいです。この頃は、どういうことなのか、はっはっは、なんて笑っているような鳴き声を出すカラスが一羽いますね。

 

 三脚にでものせないと夜空を撮るのは難しいです。かならずぶれますね。この「ぶれる」という言葉ですが、「振れる」から来たのでは無いかと書いてある辞書があります。

 



 今日は天気がぶれることなく、穏やかな日でした。

   
    秋風の吹くる宵はきりぎりす
                  草の根ごとに声乱れけり    紀貫之