強風沃土を削る

2018年04月11日 | Weblog


やたら風の強い日です。天気は晴ですが、快晴ではなく雲は多くなったり少なくなったりといつもあります。

今日は左 ー とまあ家を背にして立つとですが ー から吹いていますので、南西からの風ですね。

 

先日、風にあおられて走っていた乗用車が転覆する事故がありました。そういうこともありますので、春の強風は恐ろしいです。

田舎は畑も多いので、表土がどんどん飛ばされるという心配があります。舞い上がりやがて落ちた所は藪の中とか川や砂利地など、耕作に役に立たない所ですから、もったいないです。

水により土地が削られることを浸食と言い、
            風に因る場合は 風食(ふうしょく)と言うそうです。

 

バナナ(芭蕉)は、どんどん増えるし、そうなると冬は枯れ木が目立つのでちょん切ってしまいましたが、春になり中から緑の葉っぱが出てきました。

木と思っている部分は、全部が葉なのだそうです。葉っぱがグルグル巻きになって木の役割をはたしているようです。

 

キウィです。住人が居るときにはこれを植えてあり、毎年沢山の実をならせ食べていたのでしょうが、それが廃屋になり、つる全体が廃屋を覆ってしまっている家がありました。

 

だいたい蔓を持つ植物は強いですね。クズ(葛)なども繁殖力はすごいです。 

踏みにじられて絶滅してしまう山野草などもありますが、どの種類も子孫を残そうとして必死なのだと思います。

 

およそ生き物は、子孫を残すために生まれて来たようなものとも思えることがあります。 

しかし、人は時代により必ずしもそうではない面があるのかなと、今日この頃はそう思う事もあります。

 

サヤエンドウはこれくらいになりました。盛んに花を付け始めました。ことしも沢山たべられそうです。

今はおいしいものがたくさんありますが、子供の頃は滅多には食べられませんでしたが、これのバター炒めは好きでした。