寂しい夏

2020年07月15日 | Weblog


曇りの日です。21℃くらいはありますが窓を開けておくと、外の風がやや寒い
くらいに感じます。

 

迷い込んだハトはまだ去らずにいます。もう、物置の中にはあまり入りませんから、
捕まえられません。
それなので、実際には飼っているわけではありませんが、餌を与えているので放し
飼いと言う感じです。

 

普段は、どこかに飛んで行っては帰ってきて屋根の上にいます。最初は地上を
歩いていることも多かったのですが、猫がいるので屋根が安心のようです。
今日はカラスは来ていません。彼らにとっては闖入者(ちんにゅうしゃ)に見えるのか、
電柱の上などにいて。それとなく威嚇しているようにも見えます。

 

ミニトマトは花盛りです。大きなトマトは雨に弱いので、ハウスの中にあります。

ところで、私は特に寂しがり屋ではないのですが、こうも長い間、街の喧噪の雰囲気から
遠ざかっていると、なんとなく生活に一種のパンチの効いた雰囲気がなくなってきて、
少し変です。
近くにはコンビニもあり、自転車で10分も走れば、大型家電の店があったり、ホーム
センターもあります。

 

行かない方が良い、と言う気持ちも手伝っているのでしょうね。人の心理はその時々により
いろいろと変わり、本人でさえもその気持ちの変り方は、どう変わって行くかと言うのは
前もって読み取れない所もありますからね。

 

 寂しさに堪へたる人のまたもあれな庵ならべむ冬の山里  西行

今は冬ではありませんが、雑草が生い茂りやすいこととか、夏野菜を食べられることを
除いては、夏の雰囲気はあまりない状態です。
いまの寂しい状態を思っていたら、夏を冬に置き換え、この歌が当てはまりそうな感じの
するこの頃です。