降る雪や

2010年02月13日 | Weblog

 めずらしく、今日も天気は崩れていて、朝から雪が舞っていますが、積もるつもりはないらしい。「 降る雪や 明治は遠く なりにけり 」  なんていう句を思い出しつつ、明治どころか、大正を通り越して 「 昭和は遠くなりにけり 」 となってしまうような。


 

 一時、これくらい降りました。大地の陽の当るところはもうずいぶん温められているらしく、黒い土が露出しています。日蔭は普段から陽があたりませんから白く残っています。

 降る雪の中をウォーキングに行ってきましたが、途中から体が暑くなってしまって、大汗をかきました。それで、風邪をひいたら大変ですから、すぐにシャツを脱いでタオルを水でもみだして冷水摩擦をしました。冷たくて気持ち良かったです。

 かなりたくさんの雀たちが空を飛んでいました。林から田んぼを抜けて畑の上を抜け、林に入って行きました。元気ですね~。うらやましい。


 

 気がつくと、ハウスの中の菜花が咲いていました。さっそくつまんでお浸しにしてもらいましたが、食感はまるみがあっておいしかったです。春の味ですね。

 ナバナと言えば、王選手がCMで出ていたのはナボナでした。つい、そういうものを思い出してしまう癖があるんですよね~。


 

 雑木林のクヌギの木を倒しているようです。この長さにちょん切っているということは、たぶんシイタケの原木にするんでしょうね。

 私も、もう ほだ木 がボロボロになってしまったので、補給しなければならないかなあと思っているのですが、今年は見合わせるかどうか迷っているところです。だんだんおっくうになってきました。


 


      降る雪や雀お手々は寒くない?
      あっそうか君たちお手々は羽根だった
      降る雪や冷水摩擦のバカがいて
      降る雪に、はしゃぐ私は子供だね
      サラリーマン、川柳作り憂さ晴らし?
      また五輪、ああテレビのうるさいこと
      朝いちのニュースは五輪で始まれり
      年ごとに五輪が大大嫌いになり
      また五輪、急いでリモコン探してる
      おいコロやどうしてお前は寒くない
      更新中ひと眠りしてまた更新
      そのせいで更新時間が長くなり     
    
 
 

雪がまた降った

2010年02月12日 | Weblog

 
 今日は、もっともっと寒い日と言いたいくらいの日です。キーを打つ手がとても冷たく感じます。冬ですね~。これが本当とは思いながらも、やっぱり何かするにはちょっぴりつらい。


 

 昨夜、また雪が降りました。今年はどれも降雪量は多くはありませんが、回数はめずらしく多いです。と言っても、気候が暖かくなったからかも知れませんが、私が子供の頃はもっとたくさん降りました。

 左は、早朝撮ったもので、新聞配達屋さんのバイクの跡です。右は午後3時過ぎに撮ったもので、普通は雪の明日は晴れるのですが、今回は曇っていますから、これも珍しいことです。

      

 どうせ降るなら、これくらい振って欲しいのに。少しじゃただ寒いだけ。うまくいかないです。昔、白河法皇が 「 賀茂河の水、すごろくの賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの ( 天下の三不如意 )」 と言ったそうですが、天下には不如意のものはそれっぱかしでなく、数えたらいくらでもありますわい。



 

 ある方から面白いですよと本を紹介され、しばらく探していたのですが、偶然本屋さんで見つけたので、買ってきて読みました。

 内容は、スコットランドがイングランドから攻められてもせめられてもくじけずに独立を保ち、ついにイングランドに屈せず最後まで戦った話です。

 昔はイギリスの島には3つの国がありました。イングランド、北部のスコットランド、そして西のウェールズです。あとで、アイルランドも含みましたが、後に北部だけ残してアイルランドは独立しました。ウェールズは早くイングランドに併合されてしまいましたが、スコットランドはあくまで抵抗をし、やがてイングランドでは王家が絶えて、イングランド最後の王にいちばん血が近いスコットランドの王様がイングランドの王も兼ねるということになったのだとか。それで、結局最後には二つの王国は一体になったということでした。

 話は一転二転どんでん返しの繰り返しが多いですが、とても面白くてどんどん引き込まれて行きました。その根性たるや本当にすばらしいものがあると感じました。そんなこと考えたら、これくらいに寒さなどなんのこれしき、とおもったのですがやっぱり寒い。


 

   
       ミニハウス作ったけれど試せない          暑すぎたり寒すぎたり
       こんな日も退屈せずに過ごせます          読書に映画に
       わが辞書に退屈と言う語見当たらず
       こんな日は雀の合唱聞こえない
       ときどきはカラスの声などするけれど
       農ランドこのまえ鶏糞買ったっけ
       車屋さんこれから電気屋に模様替え?        自動車も電気で動く世
       国会を見てると実に情けない
       その顔も少しずつ変わる首相かな
       いろいろと悩みの多いことあろう
       政党も一枚岩とは言えないし
       日に三度ご飯を食べて日の終わり
       三度炊くご飯もかたしやわらかし
       
       
       



 


もっと寒い日

2010年02月11日 | Weblog


 外に出た時に、手を出しているのがつらい日でした。厳しい建国記念日になりました。町は車の往来も平日並みでした。寒くてみなさんどこかにこもってしまったんでしょうね。


 

 午後三時ごろから、降り出しました。寒さが増してきて、暖房なしの室内で8℃まで下がりました。

 ゲーテがアルプスを越えると、イタリア側は明るくお日様の光が燦々と降り注いでいて、その光景を見たときにとても感動したとか。そして、イタリアを太陽の国と言ったのだそうです。

 アルプスの北はどんよりと鉛色の雲に覆われている日々なのだそうで、今日のような空模様が毎日続くのだろうなと思いました。


 

 宮高殿というと、素晴らしい御殿のように聞こえますが、実はこれは当て字で、正しい表現は休耕田です。上はその休耕田の写真ということを言いたかったのであります。


 

 明るい色を・・・・・。 寒い中、お雛様をたくさん飾ってあるというので、護国神社に見に行ってきました。これはほんの一部です。いろいろな方から展示の依頼があるのだそうです。

 内裏様、三人官女、五人囃、随身、仕丁(しちょう・しじょう)。こういうきれいなお雛様はいいものですね~ 。 気持ちがとても和らぎます。寒さのため、かたい表情になっていた顔に笑みがうかんできますよ。

  
 


      八雲立つ出雲八重垣妻籠(ご)みに八重垣作るその八重垣を


      八雲立ち風も寒きに家籠り
      寒い日に炬燵に籠る人もあり
      そんな日もちょいと出かけてお雛様
      お雛様顔もほころび恵比須顔
      寒い夜は鍋を囲んでフーフーフー
      奉行殿そなたは南かはた北か           南町奉行?北町奉行?
      いやわしはそうじゃなくって鍋奉行
      マーラー交響曲に酔いしれて
      建国の休日ごろ寝で骨休み      
      蝋梅の香ほのかに曇り空
      木曜日豆腐屋来る日二丁買い
      寒い日にやっこ豆腐はちっと勇気         勇気が出ませんでした


寒い日でした

2010年02月10日 | Weblog


 昨日は、4月~5月の陽気というほど暖かったです。今日は一変して曇って小雨模様になり風も寒い日となりました。何でまたこうも極端な変わりようなのか。空のことですから、何ともしかたないです。

 「 まあ、いろいろあらぁな。」 で済ますことにします。  と、言いつつくしゃみを連発。むかし、「 クシャミ三回ルル三錠 」 なんてコマーシャルがあったのを思い出しました。ベンザなんて、まるでトイレを連想しそうな薬もありましたっけ。今もあるんでしょうか。

                                

 いろいろあらあな、と言いえばトヨタも大変ですね。記者会見に最初に臨んだ常務役員も、社長の顔も、もの作り人の顔ではありませんでした。まったくのビジネスマンの顔だったのがまこともって残念。おまけに、今回は社長自らが乗って確かめたということは、一番売れている自分の会社の車を、今まで乗ったことが無かったのでしょうか。

 たぶん、今はそういう会社になってしまったんでしょうね。昔はそうじゃなかったと思うのですが。現場で油まみれになって働いている人たちがかわいそうな気がします。 ところで、プリウスという名前は、ラテン語で 「 ~に先駆けて 」 という意味なのだそうです。早く立ちあがって、再び世界でナンバーワンの風格を持つ会社になってください。



 

 散歩道にある寂しい沼には、今年もサギ類が来て生活しています。これは白鷺なのか青鷺だったかはっきりしませんが、たぶんアオサギ???

 枯れ木が寂しさをよけい増している感じがします。たぶん、藤蔓に覆いかぶさられ枯れてしまったのだと思います。山を管理しなくなったので荒れています。採算が合わないからです。この木を植えた祖先は、たぶん大木になるころには、ひと財産できるだろうと思っていたのでしょうね。

 価値が時代とともに変わってしまうのは残念です。世の中、どんどんグローバル化していくと、どうなっていくのは先が読めなくなります。そうなると夢や希望が薄れていき、今を楽しんじゃえという刹那的な思いを抱くひとが多くなると思います。

      

 

 飛んでいる鳥を望遠で撮るのは難しいです。だいたい画面になかなか被写体が入って来ません。幸いこの写真は前方にうまく空間が入りました。その逆はだめですね。この形からするとアオサギですね。アオサギは臆病で、すぐに飛び立ってしばらくは弧を描いて舞っていますが、そのうちに逃げ去ってしまいます。


 

 おもしろい形の家があります。建てた人は普通の家なんか決まっていて面白くないと思ったんでしょうね。家は費用がかかりますから、簡単には建て替えができませんので、よほど勇気がないとこういうユニークなものはできませんね。


 

 今年は、うまい具合に甘さのある苗をもらえたので、初めてにも関わらずおいしい干し芋をたくさん作って食べられました。自然の恵みは本当にありがたいですね。こういうおいしい物が、ちょっと管理するだけで食べられるようになるんですからね。

 
       寒き日や寂しき沼を通りけり
       ミニハウスせっかく作ってみたものの
       ミニハウス昨日は暑くて使えずに
       ミニハウス今日は寒くて使えない
       灰色の日もはや過ぎんとす
       先駆けて咲いた梅も驚きぬ               昨日今日の気温に
       咲いた梅いまさら蕾に戻れずに
       平日の店で鳴いてる閑古鳥
       寒き日や寂しき店を訪れり
       閑古鳥集団生活旧市内                 旧市内の寂れよう
       客の声聞く耳持たぬ旧市内
       古きもの滅びて行くが世の習い
       ヴェンチャーはやがて精神なくすもの         ヴェンチャー企業
       チャンピオンハングリー無くせば王座無し       ハングリー精神       
 


ミニ・ハウスを作りました

2010年02月09日 | Weblog


 今日はまた、春が来ました。なんて言うんでしょうかね。春になったと思ったら、厳しい冬になり、氷がガチガチに張り、さむい風が吹いたりして。

 そして今日は、作業をすると汗をかいてしかたないほどあったかくなったり。もう、身も心もメチャクチャ状態です。でもやっぱり、暖かな方が良い。

         吹くならばあたたかき風われ好み
         人ならばあたたかな方(かた)が好きになり


 


 ミニ ・ ビニールハウスを作りました。まず、骨組からです。左は大まかな横骨の位置。右は、それに、数本をプラス。

 冬から春先にかけて、天気が良くて明るい日がおおいのですが、冷たい風が邪魔をします。日向ぼっこをしたいのですが、風が邪魔です。本を読んだり昼寝をしたりするのに、芝生にハウスがあれがいいな~と思っていました。

 せっかくの良い日を、暗い部屋の中で過ごすのはもったいないですからね。暖房費もかかるし。 で、遊びを兼ねて作っちゃえということに・・・・。



 

 まず、竿を挟めるタイプの大きな洗濯バサミで仮止め。ビニールは、ハウスを作ったときの余りがあったので、それを利用。ハウス用ですから、厚みもあり風に強いです。

 骨組は奥行きがあるので、奥へ3/4 以上行ったところで継ぎ足しです。継ぎ足したところはゆとりを持たせ、重ね合わせを幅広くとりました。合わせたところは、表と裏を補修用の幅広テープで貼り合わせをしました。

 足りなかった部分の継ぎ足した余りの部分をまとめて背面をふさぐことができました。ラッキー  


 

 ビニールを張り終えた図。 あとは、風で膨らんだりしないように、随所にビニール止め ( 青い色をした長さ10cmくらいのもの ) をパチンパチンと挟み込みました。


                                 

 この留め具は強力で、挟み込むのにも相当な力が必要です。また、取り外すのにも大変なくらいですから、ビニールはまず外れません。ひとつ 20 円です。


 

 正面から見た図。入口はそのままにしておこうかどうか、今は迷っています。入口をふさぐと、チョー暑くなりますからね。 でも、しばらく浸かってから 「 やっぱり扉を付けよ~ 」 、となった時のためを考えて、ヒラヒラに余った部分を少し多めに取っておきました。

 さっそく、ミーちゃんがきて寝ころんでいました。 コロの犬小屋を作っている時にも、いち早く来て寝て行きましたっけ。

 大きさは底辺が160×160cm、高さが190cmです。費用は、骨に使った鉄パイプは畑で使っていたものを多く利用。ビニールはあったものを使ったので、だいたい 3,000 円くらいで出来ました。

 キットを買ってきて組み立てたのではなく、 これくらいのことですが自分で設計をして、望み通りの部品を探しまわり、少ししか残っていない脳みそを絞りながら作ったものですから、中は空洞とは言え、充実感はありましたね。

 また、何か作れるものがないかな~~~。

         空洞をただ作るため金をかけ
         作る人中味が無いのでちょうど合い
         空洞を作るためにと思いなさい
         何やらと禅問答のような問い
         家だって空洞が欲しく作るのだ
         いち早く利用したのは猫だった
         年を経し脳味噌使い疲れ果て
         作ったがあったか過ぎて入れない
         使うのは寒さが戻るまでとなり


今日もまたかくてありけり

2010年02月08日 | Weblog


 天気は良いのですが、風が冷たいです。今頃の特徴ですから、これは嘆いてもしかたありません。でも嘆きたくなります。 月に叢雲(むらくも)花に風。 「 ・・・・・ さえ無かったら 」 ということは人生でいくらでもあることです。今の時期は 「 この風さえなかったら 」 です。


 

 今朝の月です。下弦の月ですから、遅く出て遅くまで出ています。レンズの汚れは取れません。こまった。下手でもきちんと撮りたいのに、写真がいい下弦になってしまいます。


 

 散歩道の脇に捨てられた冷蔵庫。誰かの家の台所の主役だったのでしょうけど、今は捨てられて哀れなり、です。処分代を惜しんで捨てたんでしょうけどね。バチ(罰)があたりますね。冷蔵庫にたくさん世話になったのに。心の冷たい人ですね。心まで冷やさなくてもよかったのに。


 

 同じく散歩道に、ではなくてこれは畑の脇に生っていたときのまま、朽ちている冬瓜です。このままにしておくと春になって芽が出ると思うと間違いなのです。これを土に落とさないと芽が出ないですね。

 春になってから、これを蹴っ飛ばすんです。すると種が散らばり芽が出ます。少々荒っぽいです。


 

 風呂の蓋の上は天国なんです。いや、そのまたこのあったかくて暖かくて、たまらないのです。しあわせ~~~~~~~~~


 



   袖ひちてむすびし水のこほれるを
                 春立つけふの風やとくらむ     紀貫之


   袖濡らし朝いち雑巾かけ終えし
                 春立つと云えその冷たさよ
   春名のみ風の冷たさ身に受けて
                 負けちゃならぬと年甲斐もなく 
   厚氷割りて水汲み運ぶ我
                 しだいに背中玉の汗出ん
   風呂のふた上に寝た猫どかすとき
                 ごめんごめんとひら謝りつ
   国会の中継子供に見せるなよ
                 これで良いのと手本にされる
   大切な時に居眠りヤジ飛ばし
                 教室だったら授業崩壊
   これがまあ我らが選んだ人たちか
                 地元に来れば聖人君子
   
 


のらぼうにギクッ

2010年02月07日 | Weblog


 冬は農家が暇になるので、昔は俵を編んだり縄をなったりしたもので、私が子供の頃はそういう光景がよく見られました。私の家も父は勤めの傍ら、休日にはそういう仕事をしていました。

 所によっては、その余暇を利用して勉強に時間を割いたのだそうで、それを「冬学」と言ったそうです。しばらく前に、天声人語にそのようなことが書いてありました。思えば、父は春夏秋冬を通して、いつも夜は書いたものを読んでいましたっけ。つまり一年を通していつも「冬学」をしていたことになります。

 私は戦後育ちなくせに、総量の甚六でのほほんと育ったものですから、本は好きですが、時にはムード音楽などを聞きながら読むことがあります。甘いなーと思いますが、私にとってはこれが贅沢な時間だと思っています。


 

 よく分からない菜なのですが、のらぼう とか言います。アブラナのようなのですが、比べるとちょっと違います。同じ種族に入るものかなと思います。花が同じように咲きますが、花ではちょっとでは区別がつかないくらいです。

 この菜っ葉の名前を聞くとギクッとします。あれ?誰かに呼ばれたかなとふと思ってしまいます。

         菜っぱの名そを聞くたびにギクッとし


 

 水戸の隣町のひたちなか市の海辺よりにあるホームセンターに用事があったので、ついでに海岸まで行ってみました。先日行った那珂湊漁港のもっと北にある海岸です。元の米軍射爆練習場の跡地に港ができています。 常陸那珂湊と言います。

     この頃はなんでも「常陸」と名付けたし
          常陸那珂港 国営ひたち海浜公園 ひたちなか市
          常陸大宮市 常陸太田市 常陸那珂市
 
 

 そのすぐ隣には、国営ひたち海浜公園があります。


 

 港の入口付近で、高速道路が終わりになります。この高速道路は、群馬県から水戸に向かう北関東自動車道の延長線になっています。もちろん、東京方面からは常磐自動車道でそのままここに来られます。

 天気が良くて、穏やかな日で空も海も真っ青。周りは広いし、とても気持ちが良かったです。すっきりしました。


 


    夢見たものは・・・・・                          立原道造

      夢見たものは ひとつの幸福
      願ったものは ひとつの愛
      山なみのあちらにも 静かな村がある
      明るい日曜日の 青い空がある
                         ・・・・・ (以下略)  


    

                  
 


冷たい台風なみの風

2010年02月06日 | Weblog


 「 ウィー・アー・ザ・ワールド 」 の新しいものが出るのだそうですね。前回のは1985年、アフリカの飢餓を救うためだったそうです。今回は、もちろんハイチ地震の救済のためだそうです。

 どういう出来になるのか楽しみです。俺たちゃ仲間だぜ、というタイトルです。きっとまたたくさんの支援金が集まるのではないかと思います。良いことですね~。前回はマイケル・ジャクソンが参加していたのですが、彼はもういないですね。


 

 ラッキョウはさっぱり大きくなりませんね。あまり大きくなりすぎると、ネギと同じに寒さに弱くなってしまうかも知れませんから、これくらいでいた方が良いのかもしれませんね。

 暖かくなれば、必ず大きくなりますからね。じっくり待つことにします。


 

 今日は、お昼近くなってから風が強くなり、一時は台風並みに強く吹きました。焚火をしていたのですが、いそいで消しました。

 家の前は吹きだまりになって木の葉がたくさん吹き寄せられています。気温は低いようですし、一時のあの暖かさとはまるで違う、本来の季節になっています。こう寒いとやっぱりあったかい方がいいなあと思いますね。


 

 さっきまで晴れていたかと思うと、こんなに曇ってしまい、雪が舞ってみたり、かと思うとすぐに止んでまた青空に・・・。空模様がめまぐるしく変わりました。


 

 遅い方の福寿草(手前)が咲きました。これで二株咲きました。まだ、これだけしかありませんが、そのうちに増えてくれるのではないかと思います。ここは母屋の前ですので、陽だまりになりますから、きっとダメにはならないでいてくれると思います。


     梅が香にのっと日の出る山路かな                松尾芭蕉


   遠足

     梅が香はまだ先のこと福寿草
     梅が香や 「 梅でたし 」 なんてコマーシャル
     風強く天変地異が起こるかと
     強風が恐怖に感じる午後だった
     風やめば何のこたない普通の日
     遠足に行った遠い日思い出し
     あの海辺小学校の二年生
     海岸でおにぎり食べた思い出が
     ウォーキング客の長居で今日は無し
     休日は混雑避けて家籠り
     福寿草春呼ぶようなこの黄色
     春爛漫冬爛漫となぜ言わぬ
     春名のみ北風吹くし雪舞うし
     

       補)  遠足 = ハイキング ⇒ ハイク = 廃句





放棄地

2010年02月05日 | Weblog


 昨日が立春ですので、もう春です。でもまだ寒い。立秋のときには、あの真夏の暑さの中で、何で秋なんだと強く感じますが、ピークの時に秋が始まるという話を聞いて、無理やりそう思えということになりましたが、まだ私の鈍い頭では納得がいきません。

 立春もそうなんですね。考えて見たら寒さのピーク、というのも変ですから、寒さの底つまりボトム、とは我々は言いませんから、やっぱり景気の話じゃないですが、「底」ですね、の時が立春と言うことに?


 

 昨日は載せきれませんでしたので、遅ればせながら今日・・・・・。枡の中の豆は自宅で煎ったものです。袋の豆はもちろん製品。鰯は食べやすいように小さいのを。信心ごころが五倍です。頭もしっかり食べました。見るもの聞くもの、皆信じてしまいそう。


 

 毎日通る道に、こんなところがあります。元、じいさんばあさんがやっていた、かなり広い栗畑の後地です。若い人たちは、商売が別なので栗は栽培できずに、リトルリーグのグランドとして貸していましたが、リトルリーグも下火になり、今は荒れ放題です。遠くの建物も、しばらく放棄されたままでした。


 

 ここもその一部。なにやら土砂が積み上げてありましたが、借りていたところも倒産でもしたのでしょうか。塩ビパイブを塀代わりにしておいたのがそのままに。美しくないですねー。

 時代が変わると、物の価値が変わり、すぐにこんな風になってしまうものです。荒れるのは早いですね。


 

 あまり作らなかったので、大事に少しずつ食べています。これを食べ始めると、やめるのに相当な努力が必要です。

 種をまいて、あとは時々気をつけて見ていれば、きちんと出来てくれますから、嬉しいものです。ありがたいですねー。


 


   ふるさとの訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまでにがし       寺山修司
 

   駄歌
    アクセント無き地域に育ちし我 モカ珈琲は良き香かな
    日なたにて本を楽しみ読みしかど冷たき風に部屋に追われぬ
    モーツアルト聴き惚れしピアノ曲協奏曲は二十番なり
    毎日をどのようにして過ごせしか何も買わずにうろつく年より
    寝不足を知らずしらずに補えりテレビ見るとき更新の時
    耕作地あちこち放棄されたまま世の中ほんとにどうかしてるぜ
    作る者採算あわなきゃやりきれぬこれじゃ放棄せざるを得ぬわ
    手作りの人形の顔眺むれば娑婆のひずみをしばし忘るる
    
    
    


読書もままならぬ

2010年02月04日 | Weblog


 風が冷たい冬らしい。車の中で本を読んでいたのですが、足元はドアなどの鉄板で陰っているので寒いです。上半身ばかりポッポと暑い。なかなかうまくいきません。「 車は走るもので、オンシツではありませ~~ん。また、図書室でもありませんーー。」 とメッセージが室内に流れるんじゃないかと。

 車と言えば、トヨタのこのごろはどうしてしまったのか。ミスが続きますね。せっかく世界一になったばかりなのに。対応を誤るとまた、ジャパン・バッシングで点数を稼ぐ議員が出てこないとも限らない。


 

 役目を終えたマルチが風にはがされた後に、何やら小鳥の足跡のようなものが。彼らは今は食べものが少ないんでしょうか。必死になって探しているんでしょうかね。

 食べものが少ないと言えば、昨日の朝は近くにピーター・ラビットのような野兎がころがっていました。たぶん畑に来るときに、車にはねられたのではないかと思います。気の毒に。ウォーキングから帰ってきてからシャベルを持って行って埋葬してやりました。

 そういえば、ときどき畑に色は違いますが丸い やずやの香醋 のような形のものが転がっている時があります。被害は全然無かったのか。それとも私が鈍感で感じなかったのか。


 
 
 田舎道も良いですが、時にはこんなところも気持ちが良いです。ここは県庁の前の通りです。やはり、こっちはこっちでウォーキングをやっている人がいるんですよ。

 このまままっすぐに2kmくらいの直線道路が続きます。この先には、けっこう大きなショッピングモールがあったりして、それも兼ねて来る人もあるんでしょうね。


 

 こんなところに、鬼おろしが・・・。奥さんの友達が しもつかれ を作るのに持ってきたものです。帰る時に忘れないように此処に置いたんでしょう。これで、荒っぽい大根おろしを作るんですね。 しもつかれ も 食べ疲れ 気味です。

 あまり細かい大根おろしはちょっと味が落ちますね。つぶつぶがあるくらいの方が大根の味を感じることができます。荒いのもいいですね。サクサクと大根を噛む感じが好きです。


 

 
   「 寒いね 」 と話しかければ 「 寒いね 」 と答える人のいるあたたかさ   俵 万智


  駄歌

   「 寒いね 」 と話しかければ 「 ニャン 」 と答える猫のいるゆかいさ
   「 寒いね  」 と話しかければやみくもに尻尾振る犬のいるおかしさ
   かすかにゴーという音がしてしばらく探す青空のジャンボ機
   更新中モーツアルトのピアノ協奏曲に思わず指揮する楽しさ
   日傾きいそいで布団を仕舞わにゃと気がかりな更新
   布団抱えあっ洗濯物も、と気づいてホッとするひととき
   さっき飲んだコーヒーの余韻を感じつつ聞くモーツアルト
   禁猟区なのにドスンドスンとぶっ放す竹燃やしの気持ち良さ        竹の破裂音
   久米の仙人も落とすような大根が出来ほれぼれと見る我
   


刺す北風

2010年02月03日 | Weblog

 雪のあとは、もう溶けてしまっているのですが、とても寒い風が吹いています。刺すような風です。天気はとても良いのですが。本来の冬に戻りました。暖か過ぎたのです。冬に戻るというのはつらいです。


 

 ミズナはひどい状態です。もう立ち直れないでしょうか。これでも、まだ食べるところがあるんでしょうか。

 それでも、はみ出たところは茶色になってしまっても、こうやって丸くなりなんとか生き延びようとしているのでしょうか。


 

 白菜はもっとひどい。これはまったくダメです。こういう姿があちこちに見えます。よその家の畑で場所によってはまだ緑のものもありますが、食べられるところだけにすると、ほんの小さなものになってしまいます。


 

 紅梅が満開に咲いているところがありました。ここは陽だまりになっていて暖かいのではないかと思います。

 その両脇にはユズがなっているのですが、さすがに寒さに凍って、どんどん落ちているようです。我が家にはユズはありません。無いと欲しくなります。


 



    水鳥や舟に菜を洗う女有り                   与謝蕪村


  廃句

    水鳥や何をせわしく鳴いており
    水鳥やジョギングする人歩く人
    片づけし蕪村句集を出しにけり
    冬戻り炬燵にもぐり日を暮らし
    紅梅の上をゆうゆう鳶かな
    今日もまた雀の会議騒がしや
    冬の川日いちにちとやせ細り
    撥ねられしウサギ弔う霜の朝                   野兎の交通事故
    白菜の枯れて並んで日なたぼっこ
    冬の川見る人もなく夕しぐれ
    やれ豆だいわしはどこだ枡あるか?
    豆煎るぞ鬼さん準備は大丈夫?
    節分に何で太巻き訳知らず
    太巻きの訳も知らずに食べる我
    

雪だ

2010年02月02日 | Weblog

 やっぱり雪になりました。昨夜からです。さぞや積もることと思ったら、な~~~んだ、ちょこっとでした。


 

 この程度です。残念。情緒があまりない。スキーができるくらい降ったなら、何年ぶりかでスキーを履いて、畑でスケーティングを楽しもうかと思っていたのに。


 

 早朝から、仕事をして汗をかいてしまいました。これは作っている最中のたい肥のまわりの雪をかいたところです。

 集めた雪をたい肥に乗せました。水を運ぶ手間が省けます。山から持ってきた木の葉はカラカラに乾いていて、水分が無いと積み上げても腐りませんからね。それで水を時々かけているのですが、雪とか氷の方が都合がよいのです。


 

 こんな道具を使います。右は草取りのオウチャクです。これでかき集めシャベルですくって乗せるの繰り返しをやりました。

 雪とか氷の方が都合がよいというのは、少しずつ溶けていくので、ジワジワ~~~っと一枚いちまいの木の葉にしみ込んでいくからです。


 

 ウォーキングに出かけました。田んぼからは湯気が上がっていました。土は、もうかなり温まっているようです。まず、大地が熱をためてそれで気温が上がっているのだそうです。春の準備は着々と出来ているようです。


  

 ずいぶん前に面倒を見たことのあるアメリカ人から年賀状がきました。かなり遅い年賀状です。 あの頃は彼は高校せいでした。とても快活で良い子でした。今は5人の子の親です。

 みんな元気な良い子のようで、幸せな家庭のようです。良い感じの家族ですね~。テレビの家族ドラマにでも出るような感じがします。良かったよかった。一度帰国して、しばらくしてから奥さんとふたりで来たことがありましたっけ。


     雪のあさ二の字二の字の下駄のあと     田 捨女


     雪のあさ二の字書きたい下駄がない
     雪のあさのしるしの靴のあと
     雪のあさシャベルにオウチャク野良仕事
     雪のあさたちまち大汗良い仕事
     雪のあさなんかちっとも寒くない
     雪のあさ私は犬でもないのにネ
     雪のあさ晴れだ良い日になりそうな
     雪のあさなんか心がはずむわい
     
     
     
     
     

冬らしい日

2010年02月01日 | Weblog


 今日は久しぶりに冬らしい一日でした。朝は霜が降りて、氷もはりました。その後は曇りで、冷たい風が強く吹き、雨もふりだしました。

 冬はこうでなくては、と言いたいですが、あまり声高らかには言いたくありません。天に声が届くといけませんから。都合の悪いことはすぐに届く可能性があるかも知れませんからね。

 その冷たい風の吹くなかを、県庁まで言ってきました。地下駐車場から出ると、ビル風が強く吹いて、いやはや寒いこと。交通整理している人はお気の毒。ごくろうさまですと声をかけてしまいました。


 

 池にはうっすらと氷が張りました。


 

 竹垣にはパウダーのような霜が・・・・。


 

 しかし、中学生は元気です。真っ白い霜のなかをしっかりと自転車で登校して行きました。私にはこの元気は無い。トホホホホ。   もっとも、同じでは若い人が困るでしょうけど。「 年寄りばかり元気で。」 なんて言われそう。

 考え直したら、少し元気が盛り返してきました。単細胞な私。


 

 ハウスの中のレタスは元気なようです。ハウスの中にトンネルを作り、その中で育てています。

 食べられるのはまだまだ先のことです。焦らず、ゆっくり待つことにします。レタスウェイト。


 

 ウォーキングの時に、コンビニの前に牛を積んだトラックが止まっていました。なにわというナンバーでした。これからはるばる長い旅が始まるんだなーと思ったりしていたら、気の毒になって来ました。

 
       寒い日も過ぎて思えば瞬時かな
       こんな日も嫌に思わず受けるべし
       雪国を思えばなんのこれくらい
       昔から比べりゃまだまだ寒くなし
       寒かった昔はほんとに寒かった
       風の中ガードマンには同情し
       声かけりゃにこっと応対ガードマン
       県庁は木枯らしの中そびえ立ち   
       家に着きゃ暖かい声にホッとして           
       これからは春と思わせ実は冬
       春はまだ油断するなと天の声              冷たい強風の教訓
       あの牛は今頃なにわに着いたやら
       霜の朝たい肥積み積み汗をかき
       マチュピチュに取り残されし観光客
       雨の日も昔は下駄ばき足袋だった
       足袋に雨いやはや冷たいのなんのって       
       何のため足袋を履いてたか分からない