歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

谷中「演歌とメンチカツ」

2007年09月06日 | 東京の風景
昨日の続きです。

一休みした後、山門の真正面にある居酒屋の窓に、ご当地演歌のポスターが貼ってあるのに気付きました。

曲名は「夕焼けだんだん」そのものズバリのタイトルです、「谷中銀座」の「あの階段」の愛称をそのまま頂いたのです。

唄うのは、おじさん演歌歌手の「紀藤ひろし」さんです。見たことも聞いたことも無い方です。しかし、きっと谷中の有名人なのでしょう。


「紀藤ひろしさん」調べてみました。ホームページがあり「新曲 夕焼けだんだん」が試聴できました。

     ♪いつも待ちます 私はひとり
      谷中 日暮里 富士見坂
      もう帰らぬあなたでしょうか
      夕焼けだんだん
     ♪残~り~影~

想像通りの「詞」、想像通りの「メロディー」、想像通りの「歌い方」でした。演歌の世界は広いのです。真ん中から端っこまで、いろいろあるのです。

「紀藤ひろしさん」の好きな言葉は「花は色、人は心」だそうです。いつの日か、大晦日の「紅白」で、「夕焼けだんだん」の歌声が流れる事を願っております。しかし、それまで「紅白」が続くか・・・・・・・心配です。


少しお腹が空いてきました。下町・路地裏・中華そば、演歌の匂いです。


行き過ぎてから、メニューに惹かれ一旦戻りました。

   【 おすすめセット ラーメン付き 】

     鮭チャーハンセット  820円

     玉子丼セット      840円

     カレー丼セット     790円   

このセットは、どちらも「半分」ではないのです。通常の量で組み合わされているのです。それでこの値段です。かなり魅力的です。

店の周囲を窺い、店内を覗き、漂う匂いを嗅いだのですが、もしかして? と思ったのですが、しかし、やっぱり「コリャダメダァ」と思い、写真に収めるだけにして立ち去りました。


ラーメン屋を過ぎて直ぐに、「谷中銀座商店街」に出ました。これが「かの有名」な、歌に唄われた「夕焼けだんだん」です。


平日で、雨模様のこの日、さすがに人通りは疎らです。

なのに、何故か、この行列です。テレビで何度も取り上げられている、「肉のすずき」の「メンチカツ」です。


「元気メンチ」1個165円。下町にしては高めの価格設定ですが、材料の「こだわり」を価格で表現しているのです。


コロッケの75円はかなり安いです。こだわりの無い価格設定になっています。この店は何度も通過していますが、メンチを食べた事は有りません。

家で作るメンチ以外は、胸焼けがするので食べない事にしています。

しかし! レストラン「香味屋」根岸本店の「二千円メンチ」、死ぬ前に一度食べてみたいと思い続けています。ここでの食事、一人では寂し過ぎます。


それで「肉のすずき」から、50㍍ほど先にある「肉サトウ」です。

こちらも、テレビで度々取り上げられる店です。こちらは「谷中メンチ」1個120円と下町価格になっています。


有名人?の色紙が店頭にベタベタと貼られています。

谷中銀座は有名になりすぎました。「撮影禁止」の貼り紙を店頭に掲げる弁当屋を見つけました。

客商売で「撮影禁止」の表現は穏やかではありません。「撮影はご遠慮下さい」が正しい表現ではないでしょうか?

過去に撮影された事で、商売に支障を来す出来事があったのでしょうか? それでも、「撮影禁止」の表現はねェ~・・・・・・。

それにしても、写真を撮るほどの店には見えないのですが、もしかして、貼り紙をする事により、

『当店は、そん所そこらの店ではない、それなりの有名店なのだ!』

と云う「効果」を狙っているのでしょうか?


それにしても、「谷中銀座商店街」、いろいろな店があります。15~6年ほど前と比較して、商店街もかなり「新しく小綺麗」になって、以前とは「様子」が変わって来ました。

そろそろ、ここらが潮時でしょうかね・・・・・・、勿論、それは「引き潮」です。商売は難しいものです。

人間もそうですが、長所と短所は一つの面の裏表ですから・・・・・・。


それでは、また明日。。。 


コメント
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