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香田洋二・著“北朝鮮がアメリカと戦争する日”を読んで

ピョンチャン五輪は何とか無事終了し、これからはパラリンピック開催となる。この間、韓国の文在寅大政権は、金正恩委員長による招待を受け、同国に特使を派遣する予定であるということだ。一方、米軍は2月下旬にハワイで3日間北攻撃作戦のシミュレーションを行ったという話もある。このことから、韓国の北への特使派遣によって、“北の非核化”への成果が見られなければ、米軍による攻撃もあり得ると見られている。 と言う次第で、香田洋二・著“北朝鮮がアメリカと戦争する日”を読んだ。香田氏は米国の国益に言及し、北の核開発がすでに“レッド・ライン”を越えていて、一年以内の軍事力行使があると言っている。つまり、直接的表現を避けつつ、核軍事力の独占を通じて世界を牛耳るという米国の国益は断固として死守するだろうと指摘している。核拡散の端緒となる北の核保有は断固拒絶するはずだという。 私が懸念するのは、北への攻撃でその脅威の除去によって、米軍が多額の戦費を要求するのではないか、と言うこと。それが不当に高かろうが、日本はそれに気弱に唯々諾々と応じるのだろうか。米軍の先制への北の反撃による被害があったとしても、強硬で高い請求書が突きつけられるのは確実のような気がする。 . . . 本文を読む
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