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山田ズーニー・著“話すチカラをつくる本”を読んで

最近、人間関係を改善する本を探していたのだが、そのためにはいつのまにか“話す力”をつけるのが良いということになり、この本が推奨されてきた。中でもこの本は、アマゾンの書評で45人から平均値で4.3と高得点を得ていたので読んでみることとした。考えてみれば、ISO審査には正に“話す力”が必要な力だ。 先ずは次の7つの要件を挙げている。①相手から自分はどう見られていますか? ②一番言いたいことは何ですか? ③なぜそう言えますか? ④“目指す結果”は何ですか? ⑤どんな問いに基づいて話してますか? ⑥相手から見たら、あなたの言っていることは何? ⑦あなたの根っこにある想いは? 自分で“さまざまな角度から考える技術”を取得して、自分の言葉で語ることが“人を動かす秘訣”なのだろう。この思考の枠組みで“おわび文”や“依頼文”の文構造の事例紹介がある。基本は相手を理解し“通じ合う”こと、“上から目線”を避け、“共感ポイントを見つける”ことが問題解決の早道。これは、就職時の“志望理由書”でも、“ポイントは「つながり」と「相手理解」”だという。“相手理解”が誤解だとすると、一挙に信頼は得られなくなる。相手への十分な調査が必要だ。今を生き抜くコミュニケーションの基礎知識を再確認できた。 . . . 本文を読む
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