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丹羽宇一郎・著“日本をどのような国にするか―地球と世界の大問題”を読んで

今回は元伊藤忠商事㈱のトップにしてその後中国特命全権大使をされた丹羽宇一郎氏の“日本をどのような国にするか―地球と世界の大問題”の本を紹介したい。“世界の大問題”の中で自分は日本はどうあるべきか、その回答が示されているのか、そうでなくとも何らかのヒントがあるのか、知りたかった。 著者との問題意識は失礼ながら、全く異なるところはない。それよりももっと深刻に思ったのが、まさに日本は“ゆでガエル”ムードだという。重大な国家的危機にもかかわらず、政治は長らく“やってるフリ”政権が握って、時間を無為に浪費し、日本はどんどん世界に後れを取っている。このままで決して良い訳ではない。この本で、その問題点を総括できたような気がする。 . . . 本文を読む
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