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テレビ報道の“東日本大震災10周年特集”を見て

前回は“朝生テレビ・福島原発事故10年”を紹介したが、今週も引き続き、その東日本大震災10周年でテレビ等の特集番組が花盛りだった。そんな中、いくつかの番組を見たが、震災とその後に引き続く津波災害、それと原発事故、これらに現代日本は何を学んだのか?新型ウィルスのパンデミック対応を見ていると、一向に進化していないように見えるが、これがこの国の不幸であり、それそのものが危機ではないか、と思える。 また福島原発の現状に改めて思いをいたすと、明確なエンド・ステイトを示さずに廃炉作業が進められている。取り出した高濃度放射性廃棄物のデブリを持っていく場所も確保しないまま、一体何をしているのか。それは何のための作業なのか。それが結局はムダになることはないのか。 これは政治家が何も決断しないために起こっている事態だ。その政治家に寄り添う科学者・技術者も居ない。これも前回言ったが、要は、日本には人材がいないのだ。 . . . 本文を読む
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