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わらじ豚カツ

半年以上前から “わらじ豚カツ”が食べたくなり それを作っている店を 随分 探していました。
随分 以前に 京都の新京極商店街だったように思うのですが、“わらじ豚カツ”が名物の 古くからの洋食屋さんが あるように聞いていました。ですが、最近 探しても見当たりません。恐らくお店のご主人が 御高齢でお亡くなりになって店の維持ができなくなったのでしょう。ものすごく 残念な気分でいました。
ところが 最近 我が家の近くに “わらじ豚カツ”を メニューに入れている店があることを 知ったのです。
ですが 家の近くにこういう店があるというのは、中々 食べに出るまでには 至らないものです。

ようやく 先日 この店の “わらじ豚カツ” を食べに出かける機会ができ、ようやく本望を達成することができました。
まず 味噌汁、美味い!これは期待できる・・・・・・・・・。
サクサク感。これもグー!しかし、肝心の 豚肉の味が無い。パン粉と油に負けてしまって ウマミが 全く感じられません。
ガッカリ・・・・・。どうにか お店の“秘伝のタレ”で 食べきったような次第でした。

ここで、始めて“わらじ豚カツ”が “豚カツ”の中で 非常に難しいレシピではないかと理解したのです。
ヒレカツやロースカツは 材料が 旨味を作り出してしまう。あとは 揚げ方だけが問題ですが、それも温度と時間の管理をやれば 簡単です。
これに比べて、“わらじカツ”は 材料が 薄い豚肉なので 揚げるまでの前処理というか仕込みが 大切だし、揚げ方自体に工夫が必要です。私は カリッと揚がった 薄い豚肉を期待したのですが、今回 食べた“わらじ”は、パン粉が やたら存在感を主張しているという印象でした。
おまけに 使用している油が問題なのか、食後の胃持ちが悪い 気分でした。

このように “わらじ豚カツ” は シェフの腕前の良否が判る難しいレシピということで、普通のカツ・レストランのレシピから消えてしまったのだろう、と ようやく 解った次第です。
本当は ここで “美味いわらじ豚カツ”の店を ご紹介するつもりでしたが、まずい 店を紹介する訳には行きません。
どなたか、美味い“わらじ豚カツ”を メニューにしている レストランを ご紹介いただければ ありがたいのですが・・・・・。

そう言えば 阪神・深江駅の北5分くらいのところに万両という店があります。味噌カツ定食などカツのメニューが多いのが特徴ですが、ここのカツ丼は 特に 気に入っています。玉子とネギとカツが絶妙の組合せです。

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