The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
23年11月に鑑賞した映画の紹介
大阪万博の開催に赤信号?そもそも予算が怪しい! 11月30日で、万博開催まであと500日となり、入場券の前売りも始まった。入場券の売り上げで予算が賄えるのか、怪しいのだ。
だが、何があるのか何をやるのか目玉がいまだにない!だから、見に行く気のある人が減っている。準備まで2年を切ってこんな状態で成功するのか?
要は、維新の会が強力に推すIRの前哨戦なのだが、ここでこけたらIR事業も怪しくなる。だが、肝心の維新の会は万博開催に半身で構え始めている。こんな卑怯、卑劣なことはない。
こんな羽目になったのは、維新の会にやられこられだった大阪自民の陰謀説もチラホラ!
ところが、その自民も足元が怪しい。自民党5派閥が政治資金パーティー収入を過少記載したとして告発されている。今度は検察も本気で立件に向けて動き出しているようだ。これで完全に解散総選挙はなくなった?
あのアホアホは死して日本に多くの汚辱を残した。半島発の宗教団体に日本国民を売って、怪しい五輪をやって、そして政治資金の不透明化で私腹を肥やした。アーリガタヤ、アリガタヤ!ナマンダブー!
現代のナチ・イスラエル軍がガザ攻撃を再開した。語るべき言葉もない。どうやら今度はガザの南を破壊する気だという。だから住民を北から南に追い立てたのだが、今度は破壊しつくした北へ追い立てる気ではないかと憶測されている。こんな非道が許されていいのか。
ガザの沖合の地中海にガス田があると分かっており、この利権をイスラエルが狙っての攻撃だという。だからやはりガザを消滅させる必要があるのだという。
世界は傍観していて良いのか。その背後にはダブル・スタンダードの米国の支援がある。
米国といえば、日本政府はオスプレイの飛行中止を米政府に要請したが、
米国国防省は植民地政府の日本政府に対し、オスプレイの飛行中止要請を正式に受けていないと言明した。米国の植民地日本はおとなしく事故機の捜索をやっていれば良いとの反応か?こんな米国相手に日本の安全を100%委ねていて大丈夫なのか?
さて、またマタ早くも11月は去り、12月となった。そこで11月に見た映画の紹介となる。11月は23本鑑賞した。結構、仕事が入ったことと、お出かけがあったことも影響した。BSシネマが10本。レンタル・ビデオが13本。レンタルビデオのうち名探偵ポアロ・シリーズが9本。それ以外が4本であった。
先ず、BSシネマの10本の紹介から。
①11月1日“今を生きる Dead Poets Society”1989年・米・監督:ピーター・ウィアー
出演:ロビン・ウィリアムズ、ロバート・ショーン・レナード、イーサン・ホーク、ジョシュ・チャールズ、ゲイル・ハンセン、ディラン・カスマン、アレロン・ルジェロ、ジェームズ・ウォーターストン、ノーマン・ロイド、カートウッド・スミス、アレクサンドラ・パワーズ
Wikipediaによれば原題のDead Poets Societyは“死せる詩人の会”は劇中の読詩サークルの名前で、没した古典的詩人の作品を読む会のこと。邦題の”いまを生きる”は劇中でキーティングが発するラテン語“Carpe Diem、カルペ・ディエム”の日本語訳であり、厳密には“いまを生きろ”“いまを掴め”の意で英訳すると“Seize the Day”となり劇中でもメンバーがノートに書いてみている。
釈迦も“先を思い煩うな!今を生きろ!”と言って、天国の有無に悩むなと言っている。だが実はこういう真実は過激な面があり、いきなり子供に教えると選択肢の少ない子には逃げ場がなく悲劇になることを教えている。難しい課題だ。
②11月2日“恋をしましょう Let's Make Love”1960年・米・監督:ジョージ・キューカー
出演:マリリン・モンロー、イヴ・モンタン、トニー・ランドール、トニー・ランドール、フランキー・ヴォーン、 ウィルフリッド・ハイド=ホワイト、デイヴィッド・バーンズ、ミルトン・バール、ビング・クロスビー、ジーン・ケリー
BSシネマで2度目。Wikipediaによれば米ミュージカル・ロマンティック・コメディ映画とのことで、歌が多いがミュージカルとは思わなかった。クレマンの祖先の嘘臭い話からスタートする。何でフランス人の大実業家を主人公にしたのか。マリリンがあくまでも可愛い。イヴ・モンタンがミルトン・バールやビング・クロスビー、ジーン・ケリーから指導を受けるのは面白い。
③11月6日“キネマの天地 Final Take-The Golden Days Of Movies-”1986年・日本・監督:山田洋次
出演:渥美清、中井貴一、有森也実、倍賞千恵子、前田吟、笹野高史、岸部一徳、堺正章、柄本明、山本晋也、松坂慶子、山城新伍、平田満、財津一郎、三崎千恵子
田中絹代がモデルの由。渥美清も良い。ほんわかした雰囲気はいいのだが、シナリオが当たり前すぎて物足りない気分になった。どうなれば良かったのか?
④11月7日“風に立つライオン”2015年・日本・監督:三池崇史
出演: 大沢たかお、石原さとみ、真木よう子、萩原聖人、鈴木亮平、藤谷文子、中村久美、山崎一、宮田早苗、石橋蓮司、ERICK OJIAMBOH、PATRICK OKETCH
wikipediaによれば“歌を聞いた大沢たかおが、さだに映画化を視野に入れた小説(原作)の執筆を直談判し制作されたもの”という。東北の津波被害のシーンを除いて、映画もよかった。(邦画に多く残念にもわざとらしいシーン)途中から全体が回想シーンに転換して、一寸戸惑うが、分かり難くはなかった。
⑤11月8日“チップス先生さようなら Goodbye, Mr. Chips”1969年・米・英・監督:ハーバート・ロス
出演:ピーター・オトゥール、ペトゥラ・クラーク、マイケル・レッドグレイヴ、ジョージ・ベイカー、ジャック・ヘドレー、シアン・フィリップス、アリソン・レガット、クリントン・グレイン、マイケル・カルヴァー、ナンシー・マーチャンド
映画は主人公チッピングがキャサリンと出会ってから面白くなる。そのキャサリンがチップスが好調になるのも知らずにドイツのV1空襲で亡くなる。英パブリック・スクールの教師の人生。大勢の生徒に囲まれているときが嬉しそうだった、そんなものか。さすがPオトゥールの演技もよかった。
⑥11月10日“西部無法伝 Skin Game”1971年・米・監督:ポール・ボガート
出演:ジェームズ・ガーナー、ルイス・ゴセットJr、スーザン・クラーク、ブレンダ・サイクス、アンドリュー・ダガン、エドワード・アズナー、ヘンリー・ジョーンズ
TV探偵ドラマ“ロック・フォードの事件メモ”とぼけた持ち味のジェームス・ガーナーの主演。従い西部劇コメディ。銃の撃ち合いはほとんどない。奴隷を売っては逃げ出す詐欺で荒稼ぎ。奴隷役のジェイソンは奴隷仲間とメキシコに逃げ込んで解放される。主人公クインシーは詐欺で稼いだ金を銀行に預けたがその通帳をナオミに奪われたまま一緒に暮らす。
⑦11月11日“キネマの神様 The God of Cinema”2021年・日本・監督:山田洋次
出演:沢田研二、菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎、リリー・フランキー、前田旺志郎、北川景子、寺島しのぶ、小林稔侍、宮本信子
今回見終わるまでBSシネマで見ていたことをすっかり忘れていた。制作時点でコロナ禍に翻弄された映画で、主役の沢田研二は志村けんの緊急代役だったが、よく頑張った。返ってよかったカモ。4人の映画関係男女の青春映画でもあるが、園子のその後話がないのが寂しい。全てを明かさないのが良いのかも・・・。
⑧11月27日“ガントレット The Gauntlet”1977年・米・監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、パット・ヒングル、ウィリアム・プリンス、ビル・マッキーニー、マイケル・カバナー、ジェフ・モリス、サマンサ・ドーン、ロイ・ジェンソン、ダン・ヴァディス
BSシネマで2度目だが内容は忘れていた。フェニックス市警の長官のマフィアと癒着していたのでそれを隠す陰謀に嵌められた警官の話!だがこの長官の背景の詳細は不明のママ、英側終わる。派手な破壊シーン、ヘリコプター墜落、バスへの警官隊の射撃、こういったシーンの先駆けのような映画か?ソンドラ・ロックはクリント・イーストウッドと一緒に暮らし、クリントの映画にも多く出演した由。
ガントレットとは刑罰の一種で、罰を受ける者が二列(gauntlet)に並んだ兵士の間を通り抜ける間に両側の列の兵士が棍棒や鞭で殴ってゆくもの。警官隊の射撃の間を通り抜けることからか。
⑨11月28日“カリートの道 Carlito's Way”1993年・米・監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:アル・パチーノ、ショーン・ペン、ペネロープ・アン・ミラー、ペネロープ・アン・ミラー、イングリッド・ロジャース、ルイス・ガスマン、ジェームズ・レブホーン、 ヴィゴ・モーテンセン
BSシネマで2度目。やっぱり2度目で良く分かる。
ニュー・ヨークの闇社会から何とか抜け出そうとしているが、結局絡み取られる悲しい現実を描いている。ラストのハラハラは映画の醍醐味だ。結局カリートが生きれたのか死んだのかが分からないのが良い!
⑩11月30日“太陽がいっぱい Plein Soleil”1960年・仏・伊・監督:ルネ・クレマン
出演:アラン・ドロン、マリー・ラフォレ、モーリス・ロネ、ビル・カーンズ、エルノ・クリサ、フランク・ラティモア、アヴェ・ニンキ、ネリオ・ベルナルディ、リリー・ロマネリ
米国の大金持ちの息子フィリップを連れ戻すように頼まれた孤独な青年トムの犯罪。この映画にはそうした前提を示す場面は無かったので分かり難い。マルジュも当然だろうがフィリップの恋人(実は婚約者)としていきなり登場する。結構複雑な人間関係を整理して犯罪を覆い隠すことの困難さを示している。犯罪ドラマはそうしたものなのだが・・・。
次にレンタル・ビデオ13本。これで名探偵ポアロ・シリーズは残り3本を見ればコンプリートとなる。ポアロ・シリーズ以外の4本のうち3本は “がんばれ‼たぶちくん‼”シリーズのアニメだった。
⑪11月1日“名探偵ポアロ・ABC殺人事件 The ABC Murders”1992年・英・監督:アンドリュー・グリーブ
出演:デビッド・スーシェ、ヒュー・フレイザー、ポーリン・モラン、フィリップ・ジャクソン、ドナルド・サンプター、ドナルド・ダグラス、ニコラス・ファレル、ピッパ・ガード、キャスリン・ブラッドショー、ニーナ・マーク、デビッド・マカリスター、アン・ウインザー
遺産目当ての一つの殺人を偽装するために連続殺人を犯す酷く卑劣な事件。それも罪をなすりつける人物を用意してのこと。それも戦争で精神がめちゃくちゃにされた人に。その人に今度は新聞社が100ポンドで、人生を本にしようと持ち掛けている。それをポアロは500ポンドにしなさいとけしかけて話は完結。
⑫11月2日“名探偵ポアロ・雲をつかむ死 Death In The Clouds”1992年・英・監督:スティーブン・ウィティカー
出演:デビッド・スーシェ、フィリップ・ジャクソン、セーラ・ウッドワード、ショーン・スコット、キャスリン・ハリソン、デビッド・ファース、アマンダ・ロイル、リチャード・アイルソン、ジェニー・ダウンナム、イヴ・ピアース、ロジャー・ヒースコット、ガイ・マニング
話自体は矛盾なく面白い。しかし時代背景は1935年全仏オープン・テニスの決勝で、イギリスのフレッド・J・ペリーが、ドイツのゴットフリート・フォン・クラムを打ち破り、グランドスラムを達成した大会の由。事件の舞台となる飛行機は当時単発複葉機が幅を利かしている時代に全金属双発単葉機で最新鋭機だが、就航は1936年と矛盾しているとの指摘がある。時代考証は難しい。
⑬11月3日“名探偵ポアロ・愛国殺人 One, Two, Buckle My Shoe”1992年・英・監督:ロス・デベニッシュ
出演:デビッド・スーシェ、フィリップ・ジャクソン、キャロリン・コルクホーン、ピーター・ブライス、ジョアンナ・フィリップス・レーン、クリストファー・エクルストン、カレン・グレッドヒル、ローレンス・ハリントン、サラ・スチュワート、ヘレン・ホートン、ケヴォルク・マリキャン
映画の作りが初めに脈絡のないシーンが立て続けに出てきて、良くわからないまま過ぎて行き、種明かしの場面で蘇ってくる。これでは相当頭が良くないと楽しめない。だから前半を2度見した。
アリステア・ブラントがガーダとインドで結婚していて、現在重婚状態?そのお相手は亡くなってはいるが。それがセインズベリー・シールズに暴露されるのが嫌だった、それが動機。それが分かり難い。アリステア・ブラントには子供は居なかったのか?歯医者が殺されたときに銃声をだれも聞いていないのが不思議!アンベリオティスが死んだのが知られるのは相当後、それを歯医者が恥じて自殺したと考えるのはおかしい!?変なところが結構ある。歯医者の予約順序をあそこまで上手くコントロール可能なのか?
⑭11月4日“名探偵ポアロ・エジプト墳墓のなぞ The Adventure of the Egyptian Tomb”1992年・英・監督:ピーター・バーバー・フレミング
出演:デビッド・スーシェ、ヒュー・フレイザー、ポーリン・モラン、グラント・サッチャー、アンナ・クロッパー、ピーター・リーヴス、ロルフ・サクソン、オリヴィエ・ピエール、ビル・ベイリー、ポール・バーチャード、サイモン・カウェル=パーカー
これは分かりやすい話。これも遺産相続の話が背景にある。エジプトでの話のため、またもやポアロは虫追いのハタキを持っていた。そのポアロまで毒殺しようとした。ところでこの犯罪はどこの警察が所轄なのか。
⑮11月7日“名探偵ポアロ・負け犬 The Underdog”1993年・英・監督:ジョン・ブルース
出演:デビッド・スーシェ、ヒュー・フレイザー、ポーリン・モラン、アン・ベル、エディー・アレン、デニス・リル、ジョナサン・フィリップス、ビル・ウォリス、イアン・ゲルダー、アンドリュー・シーアー、ルーシー・デビッドソン
殺人者真犯人は殺されたルーベン卿の部屋の奥のカーテンの背後にいて逃げ損ねて事件となった。だが事件はポアロによってあっけなく解決してしまった。食卓にあったナイフの刃の切れ端は事件とどう関係するのか。リリーの衣装の切れ端は?何だかすっきりしない。
⑯11月18日“名探偵ポアロ・チョコレートの箱 The Chocolate Box”1993年・英・監督:ケン・グリーブ
出演:デビッド・スーシェ、フィリップ・ジャクソン、ロザリー・クラッチリー、アンナ・チャンセラー、デビッド・デ・キイザー、ジョナサン・ハケット、ジェフリー・ホワイトヘッド、ジェームズ・クームズ
ジャップ警部がベルギー警察に具体的にどんな貢献をしたのか不明のまま話は進んだのが残念。ジャップの奥さんが同行するのを断ったので、ベルギーに詳しいポアロが代行。そして昔日の事件を辿ることになる。その事件では実の母親が息子の妻殺しにそこまで反感を抱くのは不自然な気がするのだが・・・。欧州ではありうる話なのか。
⑰11月23日“名探偵ポアロ・イタリア貴族殺害事件 The Adventure of the Italian Nobleman”1993年・英・監督:ブライアン・ファーナム
出演:デビッド・スーシェ、ヒュー・フレイザー、ポーリン・モラン、フィリップ・ジャクソン、レオナード・プレストン、アンナ・マツォッティ、シドニー・キーン、デビッド・ニール、ビンチェンツォ・リコッタ、アーサー・コックス、ジャネット・リース・プライス
2度見。フォスカティーニ偽伯爵のビッツィーニに対する脅迫犯罪。その交渉相手がマスナータ(闇組織)のメンバー・アスカニオと複雑。だからフォスカティーニが被害者だと思い込んでしまう騙しがある。ビッツィーニこそが脅迫された被害者だった。グレイブスはそれを利用して、フォスカティーニが奪った金を横取りしようとした、が真相。
⑱11月27日“名探偵ポアロ・死人の鏡 Dead Man's Mirror ”1993年・英・監督:ブライアン・ファーナム
出演:デビッド・スーシェ、ヒュー・フレイザー、フィリップ・ジャクソン、イアン・カスバートソン、エマ・フィールディング、フィオナ・ウォーカー、ゼナ・ウォーカー、リチャード・リンターン、ジェレミー・ノーサム、タシュカ・バーゲン
遺産相続がらみの密室殺人事件。殺されたオッサンは厚かましいので、殺人ターゲットになりやすい。妙なオカルトや投資話も絡んで少々ややこしいが事件の本質ではない。変なところで銅鑼が鳴ってしまったのが致命傷か。
⑲11月28日“名探偵ポアロ・グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件 Jewel Robbery at the Grand Metropolitan”1993年・英・監督:ケン・グリーブ
出演:デビッド・スーシェ、ヒュー・フレイザー、ポーリン・モラン、フィリップ・ジャクソン、トレヴァー・クーパー、ソーチャ・キューザック、カール・ジョンソン、エリザベス・ライダー、サイモン・シェパード、ハーマイオニ・ノリス、アーサー・コックス。ホーカー
本話は本シリーズの短編ドラマ最後を飾る。そして私自身も名探偵ポアロ・シリーズはいよいよ後3作でコンプリートとなる。新聞紙上に掲載された人物を見つけて指摘すれば賞金が貰えるという企画は、この時代のイギリスで実際に行われたことがあるという。
セレスティーヌとグレースが焦点。そしてグレースがソンダ―スと組んだ盗難事件。だがしかし、相当にきめ細かく長期に組まれた計画は可能なのか?いつもそういう疑問に行き当たる。
⑳11月25日“エアボーン・ソルジャーズ Saints and Soldiers: Airborne Creed”2012年・米・監督:ライアン・リトル
出演:コービン・オールレッド、デヴィッド・ニブリー、ジェイソン・ウェイド、リンカーン・ホッパ、ニシェル・エイデン、ヴィルジニー・フォルティーナ・アンダ ーソン
ノルマンディー上陸作戦後の1944年8月。南フランス奪還のため、アメリカ軍第517空挺師団がドイツ占領地域に落下傘降下するが、降下地点がずれており、3人の兵士が本隊からはぐれてしまう。その間に起きた現地フランス人レジスタンスとドイツ軍との戦闘と負傷者の交流。もうちょっと面白い視点かと勘ぐってしまったがそうではなかった。
㉑11月29日“がんばれ‼ タブチくん‼” 1979年・日本・監督:芝山努
出演:西田敏行、二木てるみ、肝付兼太、内海賢二、羽佐間道夫、上田敏也、上田敏也、
ミスター・タイガースだった田淵幸一を阪神から西武移籍後を茶化した、10分弱の短編をオムニバスでつないだアニメ映画。2作目か3作目を実家から電車に乗って布施の映画館に行って見た記憶がある。原作も見たことがある。仕事帰りに買ったのかもしれない。タコ焼を食べた後口をシーハーしているシーンは有名?“一級河川武庫川”の上をカラスが飛んでいて妙に面白かった。音楽はピッタシ!
登場人物の殆どは今は懐かしい実名だが表記はカタカナ。よくもまぁ、御本人たちからクレームが付かなかったものだ。特にツツミオーナーなど無粋なことは理解されていたのか、原作者いしい氏の人徳か?ミヨコ夫人のモデルはこの時の田淵の前妻で、いしい氏等に対して家庭内の情報を提供していた?しかし田淵自身この漫画の大ファンだと言い、“マンガまで書いて応援してくれるなんて嬉しい”とまで言った由。なおカワシモさん、ベッシさんは川上、別所両氏のパロディ。
㉒11月30日“がんばれ‼ タブチくん‼第2弾 激闘ペナントレース”1980年・日本・監督:芝山努
出演:西田敏行、二木てるみ、肝付兼太、内海賢二、羽佐間道夫、上田敏也、上田敏也、納谷悟朗、伊武雅之、佐々木信也
第1弾の延長のような映画。これだったら原作のほうがもっと腹を抱えて笑っていたはずなのに・・・!
㉓11月30日“がんばれ‼ タブチくん‼初笑い 第3弾 あぁツッパリ人生”1980年・日本・監督:芝山努
出演:西田敏行、二木てるみ、肝付兼太、内海賢二、羽佐間道夫、上田敏也、上田敏也、納谷悟朗、伊武雅之、佐々木信也、富山敬
この第3弾が実は一番面白おかしかった。原作のテイストに近い。それでも世評では第1弾で相当面白がられて気をよくして2弾3弾といった?プロ野球界の多彩で誇張された人物像が出ていて愉快であった。特にゼッコウチョウ男・ナカハタ(声優不明)がケッサク!映画館で見たのはこれだったのかも?
だが、何があるのか何をやるのか目玉がいまだにない!だから、見に行く気のある人が減っている。準備まで2年を切ってこんな状態で成功するのか?
要は、維新の会が強力に推すIRの前哨戦なのだが、ここでこけたらIR事業も怪しくなる。だが、肝心の維新の会は万博開催に半身で構え始めている。こんな卑怯、卑劣なことはない。
こんな羽目になったのは、維新の会にやられこられだった大阪自民の陰謀説もチラホラ!
ところが、その自民も足元が怪しい。自民党5派閥が政治資金パーティー収入を過少記載したとして告発されている。今度は検察も本気で立件に向けて動き出しているようだ。これで完全に解散総選挙はなくなった?
あのアホアホは死して日本に多くの汚辱を残した。半島発の宗教団体に日本国民を売って、怪しい五輪をやって、そして政治資金の不透明化で私腹を肥やした。アーリガタヤ、アリガタヤ!ナマンダブー!
現代のナチ・イスラエル軍がガザ攻撃を再開した。語るべき言葉もない。どうやら今度はガザの南を破壊する気だという。だから住民を北から南に追い立てたのだが、今度は破壊しつくした北へ追い立てる気ではないかと憶測されている。こんな非道が許されていいのか。
ガザの沖合の地中海にガス田があると分かっており、この利権をイスラエルが狙っての攻撃だという。だからやはりガザを消滅させる必要があるのだという。
世界は傍観していて良いのか。その背後にはダブル・スタンダードの米国の支援がある。
米国といえば、日本政府はオスプレイの飛行中止を米政府に要請したが、
米国国防省は植民地政府の日本政府に対し、オスプレイの飛行中止要請を正式に受けていないと言明した。米国の植民地日本はおとなしく事故機の捜索をやっていれば良いとの反応か?こんな米国相手に日本の安全を100%委ねていて大丈夫なのか?
さて、またマタ早くも11月は去り、12月となった。そこで11月に見た映画の紹介となる。11月は23本鑑賞した。結構、仕事が入ったことと、お出かけがあったことも影響した。BSシネマが10本。レンタル・ビデオが13本。レンタルビデオのうち名探偵ポアロ・シリーズが9本。それ以外が4本であった。
先ず、BSシネマの10本の紹介から。
①11月1日“今を生きる Dead Poets Society”1989年・米・監督:ピーター・ウィアー
出演:ロビン・ウィリアムズ、ロバート・ショーン・レナード、イーサン・ホーク、ジョシュ・チャールズ、ゲイル・ハンセン、ディラン・カスマン、アレロン・ルジェロ、ジェームズ・ウォーターストン、ノーマン・ロイド、カートウッド・スミス、アレクサンドラ・パワーズ
Wikipediaによれば原題のDead Poets Societyは“死せる詩人の会”は劇中の読詩サークルの名前で、没した古典的詩人の作品を読む会のこと。邦題の”いまを生きる”は劇中でキーティングが発するラテン語“Carpe Diem、カルペ・ディエム”の日本語訳であり、厳密には“いまを生きろ”“いまを掴め”の意で英訳すると“Seize the Day”となり劇中でもメンバーがノートに書いてみている。
釈迦も“先を思い煩うな!今を生きろ!”と言って、天国の有無に悩むなと言っている。だが実はこういう真実は過激な面があり、いきなり子供に教えると選択肢の少ない子には逃げ場がなく悲劇になることを教えている。難しい課題だ。
②11月2日“恋をしましょう Let's Make Love”1960年・米・監督:ジョージ・キューカー
出演:マリリン・モンロー、イヴ・モンタン、トニー・ランドール、トニー・ランドール、フランキー・ヴォーン、 ウィルフリッド・ハイド=ホワイト、デイヴィッド・バーンズ、ミルトン・バール、ビング・クロスビー、ジーン・ケリー
BSシネマで2度目。Wikipediaによれば米ミュージカル・ロマンティック・コメディ映画とのことで、歌が多いがミュージカルとは思わなかった。クレマンの祖先の嘘臭い話からスタートする。何でフランス人の大実業家を主人公にしたのか。マリリンがあくまでも可愛い。イヴ・モンタンがミルトン・バールやビング・クロスビー、ジーン・ケリーから指導を受けるのは面白い。
③11月6日“キネマの天地 Final Take-The Golden Days Of Movies-”1986年・日本・監督:山田洋次
出演:渥美清、中井貴一、有森也実、倍賞千恵子、前田吟、笹野高史、岸部一徳、堺正章、柄本明、山本晋也、松坂慶子、山城新伍、平田満、財津一郎、三崎千恵子
田中絹代がモデルの由。渥美清も良い。ほんわかした雰囲気はいいのだが、シナリオが当たり前すぎて物足りない気分になった。どうなれば良かったのか?
④11月7日“風に立つライオン”2015年・日本・監督:三池崇史
出演: 大沢たかお、石原さとみ、真木よう子、萩原聖人、鈴木亮平、藤谷文子、中村久美、山崎一、宮田早苗、石橋蓮司、ERICK OJIAMBOH、PATRICK OKETCH
wikipediaによれば“歌を聞いた大沢たかおが、さだに映画化を視野に入れた小説(原作)の執筆を直談判し制作されたもの”という。東北の津波被害のシーンを除いて、映画もよかった。(邦画に多く残念にもわざとらしいシーン)途中から全体が回想シーンに転換して、一寸戸惑うが、分かり難くはなかった。
⑤11月8日“チップス先生さようなら Goodbye, Mr. Chips”1969年・米・英・監督:ハーバート・ロス
出演:ピーター・オトゥール、ペトゥラ・クラーク、マイケル・レッドグレイヴ、ジョージ・ベイカー、ジャック・ヘドレー、シアン・フィリップス、アリソン・レガット、クリントン・グレイン、マイケル・カルヴァー、ナンシー・マーチャンド
映画は主人公チッピングがキャサリンと出会ってから面白くなる。そのキャサリンがチップスが好調になるのも知らずにドイツのV1空襲で亡くなる。英パブリック・スクールの教師の人生。大勢の生徒に囲まれているときが嬉しそうだった、そんなものか。さすがPオトゥールの演技もよかった。
⑥11月10日“西部無法伝 Skin Game”1971年・米・監督:ポール・ボガート
出演:ジェームズ・ガーナー、ルイス・ゴセットJr、スーザン・クラーク、ブレンダ・サイクス、アンドリュー・ダガン、エドワード・アズナー、ヘンリー・ジョーンズ
TV探偵ドラマ“ロック・フォードの事件メモ”とぼけた持ち味のジェームス・ガーナーの主演。従い西部劇コメディ。銃の撃ち合いはほとんどない。奴隷を売っては逃げ出す詐欺で荒稼ぎ。奴隷役のジェイソンは奴隷仲間とメキシコに逃げ込んで解放される。主人公クインシーは詐欺で稼いだ金を銀行に預けたがその通帳をナオミに奪われたまま一緒に暮らす。
⑦11月11日“キネマの神様 The God of Cinema”2021年・日本・監督:山田洋次
出演:沢田研二、菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎、リリー・フランキー、前田旺志郎、北川景子、寺島しのぶ、小林稔侍、宮本信子
今回見終わるまでBSシネマで見ていたことをすっかり忘れていた。制作時点でコロナ禍に翻弄された映画で、主役の沢田研二は志村けんの緊急代役だったが、よく頑張った。返ってよかったカモ。4人の映画関係男女の青春映画でもあるが、園子のその後話がないのが寂しい。全てを明かさないのが良いのかも・・・。
⑧11月27日“ガントレット The Gauntlet”1977年・米・監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、パット・ヒングル、ウィリアム・プリンス、ビル・マッキーニー、マイケル・カバナー、ジェフ・モリス、サマンサ・ドーン、ロイ・ジェンソン、ダン・ヴァディス
BSシネマで2度目だが内容は忘れていた。フェニックス市警の長官のマフィアと癒着していたのでそれを隠す陰謀に嵌められた警官の話!だがこの長官の背景の詳細は不明のママ、英側終わる。派手な破壊シーン、ヘリコプター墜落、バスへの警官隊の射撃、こういったシーンの先駆けのような映画か?ソンドラ・ロックはクリント・イーストウッドと一緒に暮らし、クリントの映画にも多く出演した由。
ガントレットとは刑罰の一種で、罰を受ける者が二列(gauntlet)に並んだ兵士の間を通り抜ける間に両側の列の兵士が棍棒や鞭で殴ってゆくもの。警官隊の射撃の間を通り抜けることからか。
⑨11月28日“カリートの道 Carlito's Way”1993年・米・監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:アル・パチーノ、ショーン・ペン、ペネロープ・アン・ミラー、ペネロープ・アン・ミラー、イングリッド・ロジャース、ルイス・ガスマン、ジェームズ・レブホーン、 ヴィゴ・モーテンセン
BSシネマで2度目。やっぱり2度目で良く分かる。
ニュー・ヨークの闇社会から何とか抜け出そうとしているが、結局絡み取られる悲しい現実を描いている。ラストのハラハラは映画の醍醐味だ。結局カリートが生きれたのか死んだのかが分からないのが良い!
⑩11月30日“太陽がいっぱい Plein Soleil”1960年・仏・伊・監督:ルネ・クレマン
出演:アラン・ドロン、マリー・ラフォレ、モーリス・ロネ、ビル・カーンズ、エルノ・クリサ、フランク・ラティモア、アヴェ・ニンキ、ネリオ・ベルナルディ、リリー・ロマネリ
米国の大金持ちの息子フィリップを連れ戻すように頼まれた孤独な青年トムの犯罪。この映画にはそうした前提を示す場面は無かったので分かり難い。マルジュも当然だろうがフィリップの恋人(実は婚約者)としていきなり登場する。結構複雑な人間関係を整理して犯罪を覆い隠すことの困難さを示している。犯罪ドラマはそうしたものなのだが・・・。
次にレンタル・ビデオ13本。これで名探偵ポアロ・シリーズは残り3本を見ればコンプリートとなる。ポアロ・シリーズ以外の4本のうち3本は “がんばれ‼たぶちくん‼”シリーズのアニメだった。
⑪11月1日“名探偵ポアロ・ABC殺人事件 The ABC Murders”1992年・英・監督:アンドリュー・グリーブ
出演:デビッド・スーシェ、ヒュー・フレイザー、ポーリン・モラン、フィリップ・ジャクソン、ドナルド・サンプター、ドナルド・ダグラス、ニコラス・ファレル、ピッパ・ガード、キャスリン・ブラッドショー、ニーナ・マーク、デビッド・マカリスター、アン・ウインザー
遺産目当ての一つの殺人を偽装するために連続殺人を犯す酷く卑劣な事件。それも罪をなすりつける人物を用意してのこと。それも戦争で精神がめちゃくちゃにされた人に。その人に今度は新聞社が100ポンドで、人生を本にしようと持ち掛けている。それをポアロは500ポンドにしなさいとけしかけて話は完結。
⑫11月2日“名探偵ポアロ・雲をつかむ死 Death In The Clouds”1992年・英・監督:スティーブン・ウィティカー
出演:デビッド・スーシェ、フィリップ・ジャクソン、セーラ・ウッドワード、ショーン・スコット、キャスリン・ハリソン、デビッド・ファース、アマンダ・ロイル、リチャード・アイルソン、ジェニー・ダウンナム、イヴ・ピアース、ロジャー・ヒースコット、ガイ・マニング
話自体は矛盾なく面白い。しかし時代背景は1935年全仏オープン・テニスの決勝で、イギリスのフレッド・J・ペリーが、ドイツのゴットフリート・フォン・クラムを打ち破り、グランドスラムを達成した大会の由。事件の舞台となる飛行機は当時単発複葉機が幅を利かしている時代に全金属双発単葉機で最新鋭機だが、就航は1936年と矛盾しているとの指摘がある。時代考証は難しい。
⑬11月3日“名探偵ポアロ・愛国殺人 One, Two, Buckle My Shoe”1992年・英・監督:ロス・デベニッシュ
出演:デビッド・スーシェ、フィリップ・ジャクソン、キャロリン・コルクホーン、ピーター・ブライス、ジョアンナ・フィリップス・レーン、クリストファー・エクルストン、カレン・グレッドヒル、ローレンス・ハリントン、サラ・スチュワート、ヘレン・ホートン、ケヴォルク・マリキャン
映画の作りが初めに脈絡のないシーンが立て続けに出てきて、良くわからないまま過ぎて行き、種明かしの場面で蘇ってくる。これでは相当頭が良くないと楽しめない。だから前半を2度見した。
アリステア・ブラントがガーダとインドで結婚していて、現在重婚状態?そのお相手は亡くなってはいるが。それがセインズベリー・シールズに暴露されるのが嫌だった、それが動機。それが分かり難い。アリステア・ブラントには子供は居なかったのか?歯医者が殺されたときに銃声をだれも聞いていないのが不思議!アンベリオティスが死んだのが知られるのは相当後、それを歯医者が恥じて自殺したと考えるのはおかしい!?変なところが結構ある。歯医者の予約順序をあそこまで上手くコントロール可能なのか?
⑭11月4日“名探偵ポアロ・エジプト墳墓のなぞ The Adventure of the Egyptian Tomb”1992年・英・監督:ピーター・バーバー・フレミング
出演:デビッド・スーシェ、ヒュー・フレイザー、ポーリン・モラン、グラント・サッチャー、アンナ・クロッパー、ピーター・リーヴス、ロルフ・サクソン、オリヴィエ・ピエール、ビル・ベイリー、ポール・バーチャード、サイモン・カウェル=パーカー
これは分かりやすい話。これも遺産相続の話が背景にある。エジプトでの話のため、またもやポアロは虫追いのハタキを持っていた。そのポアロまで毒殺しようとした。ところでこの犯罪はどこの警察が所轄なのか。
⑮11月7日“名探偵ポアロ・負け犬 The Underdog”1993年・英・監督:ジョン・ブルース
出演:デビッド・スーシェ、ヒュー・フレイザー、ポーリン・モラン、アン・ベル、エディー・アレン、デニス・リル、ジョナサン・フィリップス、ビル・ウォリス、イアン・ゲルダー、アンドリュー・シーアー、ルーシー・デビッドソン
殺人者真犯人は殺されたルーベン卿の部屋の奥のカーテンの背後にいて逃げ損ねて事件となった。だが事件はポアロによってあっけなく解決してしまった。食卓にあったナイフの刃の切れ端は事件とどう関係するのか。リリーの衣装の切れ端は?何だかすっきりしない。
⑯11月18日“名探偵ポアロ・チョコレートの箱 The Chocolate Box”1993年・英・監督:ケン・グリーブ
出演:デビッド・スーシェ、フィリップ・ジャクソン、ロザリー・クラッチリー、アンナ・チャンセラー、デビッド・デ・キイザー、ジョナサン・ハケット、ジェフリー・ホワイトヘッド、ジェームズ・クームズ
ジャップ警部がベルギー警察に具体的にどんな貢献をしたのか不明のまま話は進んだのが残念。ジャップの奥さんが同行するのを断ったので、ベルギーに詳しいポアロが代行。そして昔日の事件を辿ることになる。その事件では実の母親が息子の妻殺しにそこまで反感を抱くのは不自然な気がするのだが・・・。欧州ではありうる話なのか。
⑰11月23日“名探偵ポアロ・イタリア貴族殺害事件 The Adventure of the Italian Nobleman”1993年・英・監督:ブライアン・ファーナム
出演:デビッド・スーシェ、ヒュー・フレイザー、ポーリン・モラン、フィリップ・ジャクソン、レオナード・プレストン、アンナ・マツォッティ、シドニー・キーン、デビッド・ニール、ビンチェンツォ・リコッタ、アーサー・コックス、ジャネット・リース・プライス
2度見。フォスカティーニ偽伯爵のビッツィーニに対する脅迫犯罪。その交渉相手がマスナータ(闇組織)のメンバー・アスカニオと複雑。だからフォスカティーニが被害者だと思い込んでしまう騙しがある。ビッツィーニこそが脅迫された被害者だった。グレイブスはそれを利用して、フォスカティーニが奪った金を横取りしようとした、が真相。
⑱11月27日“名探偵ポアロ・死人の鏡 Dead Man's Mirror ”1993年・英・監督:ブライアン・ファーナム
出演:デビッド・スーシェ、ヒュー・フレイザー、フィリップ・ジャクソン、イアン・カスバートソン、エマ・フィールディング、フィオナ・ウォーカー、ゼナ・ウォーカー、リチャード・リンターン、ジェレミー・ノーサム、タシュカ・バーゲン
遺産相続がらみの密室殺人事件。殺されたオッサンは厚かましいので、殺人ターゲットになりやすい。妙なオカルトや投資話も絡んで少々ややこしいが事件の本質ではない。変なところで銅鑼が鳴ってしまったのが致命傷か。
⑲11月28日“名探偵ポアロ・グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件 Jewel Robbery at the Grand Metropolitan”1993年・英・監督:ケン・グリーブ
出演:デビッド・スーシェ、ヒュー・フレイザー、ポーリン・モラン、フィリップ・ジャクソン、トレヴァー・クーパー、ソーチャ・キューザック、カール・ジョンソン、エリザベス・ライダー、サイモン・シェパード、ハーマイオニ・ノリス、アーサー・コックス。ホーカー
本話は本シリーズの短編ドラマ最後を飾る。そして私自身も名探偵ポアロ・シリーズはいよいよ後3作でコンプリートとなる。新聞紙上に掲載された人物を見つけて指摘すれば賞金が貰えるという企画は、この時代のイギリスで実際に行われたことがあるという。
セレスティーヌとグレースが焦点。そしてグレースがソンダ―スと組んだ盗難事件。だがしかし、相当にきめ細かく長期に組まれた計画は可能なのか?いつもそういう疑問に行き当たる。
⑳11月25日“エアボーン・ソルジャーズ Saints and Soldiers: Airborne Creed”2012年・米・監督:ライアン・リトル
出演:コービン・オールレッド、デヴィッド・ニブリー、ジェイソン・ウェイド、リンカーン・ホッパ、ニシェル・エイデン、ヴィルジニー・フォルティーナ・アンダ ーソン
ノルマンディー上陸作戦後の1944年8月。南フランス奪還のため、アメリカ軍第517空挺師団がドイツ占領地域に落下傘降下するが、降下地点がずれており、3人の兵士が本隊からはぐれてしまう。その間に起きた現地フランス人レジスタンスとドイツ軍との戦闘と負傷者の交流。もうちょっと面白い視点かと勘ぐってしまったがそうではなかった。
㉑11月29日“がんばれ‼ タブチくん‼” 1979年・日本・監督:芝山努
出演:西田敏行、二木てるみ、肝付兼太、内海賢二、羽佐間道夫、上田敏也、上田敏也、
ミスター・タイガースだった田淵幸一を阪神から西武移籍後を茶化した、10分弱の短編をオムニバスでつないだアニメ映画。2作目か3作目を実家から電車に乗って布施の映画館に行って見た記憶がある。原作も見たことがある。仕事帰りに買ったのかもしれない。タコ焼を食べた後口をシーハーしているシーンは有名?“一級河川武庫川”の上をカラスが飛んでいて妙に面白かった。音楽はピッタシ!
登場人物の殆どは今は懐かしい実名だが表記はカタカナ。よくもまぁ、御本人たちからクレームが付かなかったものだ。特にツツミオーナーなど無粋なことは理解されていたのか、原作者いしい氏の人徳か?ミヨコ夫人のモデルはこの時の田淵の前妻で、いしい氏等に対して家庭内の情報を提供していた?しかし田淵自身この漫画の大ファンだと言い、“マンガまで書いて応援してくれるなんて嬉しい”とまで言った由。なおカワシモさん、ベッシさんは川上、別所両氏のパロディ。
㉒11月30日“がんばれ‼ タブチくん‼第2弾 激闘ペナントレース”1980年・日本・監督:芝山努
出演:西田敏行、二木てるみ、肝付兼太、内海賢二、羽佐間道夫、上田敏也、上田敏也、納谷悟朗、伊武雅之、佐々木信也
第1弾の延長のような映画。これだったら原作のほうがもっと腹を抱えて笑っていたはずなのに・・・!
㉓11月30日“がんばれ‼ タブチくん‼初笑い 第3弾 あぁツッパリ人生”1980年・日本・監督:芝山努
出演:西田敏行、二木てるみ、肝付兼太、内海賢二、羽佐間道夫、上田敏也、上田敏也、納谷悟朗、伊武雅之、佐々木信也、富山敬
この第3弾が実は一番面白おかしかった。原作のテイストに近い。それでも世評では第1弾で相当面白がられて気をよくして2弾3弾といった?プロ野球界の多彩で誇張された人物像が出ていて愉快であった。特にゼッコウチョウ男・ナカハタ(声優不明)がケッサク!映画館で見たのはこれだったのかも?
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