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プロセス監査

プロセス・アプローチからシステム・アプローチが できていれば それに基づいてプロセス監査が ようやく可能になります。
この監査 自体が プロセス・アプローチやシステム・アプローチを発展させる行為です。

複数のプロセスが 組み合わさってシステム・ネットワークが構成されていますが、その状態は 組織の大きさや業態によって 当然大きく異なっています。そこで、事前の文書監査の時点で プロセス相互の関係をできるだけイメージし、現地監査で実態を明らかにしていくという手法が取られます。できれば この段階で品質マネジメント全体がイメージできることが望ましいと思います。この監査で 注目すべき点は以下の通りです。
①プロセスで管理すべきものの特定(プロセスの定義、インプット、アウトプット、投入資源)
②手順/文書化の確認 ⇒ 内容に矛盾や欠落が無いか
③実行すべきことの実施状況
④実行の証拠としての記録 → 保管され有効活用されているか
⑤プロセスに要求された機能の有効性や効率
⑥プロセス間の連携及び相互作用の機能(インターフェースの機能の確認)

三代義雄先生は 図のようなまとめ方で プロセスを見ることを推奨されておられます。これと チェックリストを組み合わせれば プロセス監査は実行可能となります。プロセス間の 関係が不明確な場合は その部分を重点に監査していけば 有効な監査になるものと予想されます。http://www.lmj-japan.co.jp/info/tutor.htm



このような監査を 特に、内部監査に適用すれば効果を発揮するものと思われます。ここでは組織の要求事項、特に品質方針、品質目標も監査基準となります。これらを基準にプロセスの有効性や効率を監査することができます。
ここで、内部監査による具体的な“卓越モデル=エクセレンス”へのルートが 見えてきました。大いに活用して 卓越モデルのエクセレンスを目指すべきです。
コメント ( 1 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (Unknown)
2009-05-14 10:45:35
難しく考えずに4.1一般要求事項のa)~f)に沿った形で監査したらいいんじゃないのかなぁ・・・
 
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