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NAKATAの引退

天才は カッコイイね。
でも いつも 孤独感があった。
周りの選手は 彼を敬遠していた。
ナカタは最後まで 孤高に終った。

なんだか、この春の イチローとは違った印象。
この二人の天才、それぞれに孤独感があるが、イチローの孤高は WBC優勝で 大きく変わった。
この二人の 何が 違うのだろう。

しかし、ナカタは やっぱり 中田という日本人だった。
限界を感じた時 その絶頂で 潔く 身を引いた。

この若い天才と オッサンで凡才の私を引き比べるべくもないが、余りにも違いすぎる。
私は、人生の幕引き間際で ようやく ジタバタし始めた。
どこまで行っても 見つからなかった 生涯を懸ける仕事。
どうしてこうなったのか。よく分からない。
それなりに 局面、局面で 懸命に努力して 最良の選択をして来たように思っていた。
しかし、未だに どうにもならない 人生の残尿感。不完全燃焼。

リストラされて ようやく本気で自分を見つめなおし、持てる武器を磨き 鍛え始めた。
そして、その武器で這い登るべき崖を ようやく見つけたような気がする。
でも それは ナカタの登った世界の峰では ない。
凡才には、小高い未踏峰が 良い。小山の大将が 似つかわしい。

“人生は 旅” と ナカタは言った。いや 実は “人生は戦いの連続” だ。
ナカタよ、君は若い、少しの間 休戦できるネ。

私は もう人生の幕引き間際。余裕は無い、失敗は 許されない。

だが、同じような境遇の オッサンは 意外に多い。
我らは “孤独を恐れず、連帯を求めて!”の世代。
共に 戦おう!!残尿感 からの解放を求めて!
今度は “孤独を恐れて、ひたすら連帯を!”
しかし性急には求めず、老獪に、そして着実な 小さな勝利の積み重ね・・・・



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