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残念!!梅見に時期を失する!―北野天満宮参拝とグルメ

緊急事態宣言解除?!変異種増加と、それによる死者も確認されている。明らかに新規感染者全体が増加傾向にあるにもかかわらず、何故解除?! 😞
答えの分かっている未来から見れば、不思議でバカな判断だったとなるのではないか?明らかにそうなる可能性は高いが、それにもかかわらず勇気ある?決断か。無策の延長から、アホでマヌケな決断へ!第4波が起きるとすれば、これこそ医療完全崩壊に至る可能性は確実だ!しかも時期的には、東京オリパラ開催の是非を問うタイミングに当たる。それは次に示すデータをみれば分かることだ。

新規感染者数のピークのデータ
第1波:約700名(20年4月12日)、第2波:約1,900名(20年8月3日)、第3波:約7,600名(21年1月9日)、

これによれば倍々ゲーム以上の感染拡大。だから第4波は1.5万人以上のピークがやってくる可能性は高い。しかもそうなると日本の医療態勢が崩壊するだろうとは容易に想像できる。第3波の8千名近くで医療崩壊が危ないと囁かれたので、1万人超えには日本の医療は耐えられないだろう。しかもそのピークの時期は6月下旬。これでオリパラ開催できるとは、誰も思わない。
又そんな脆弱医療の日本には、世界のスポーツ界のエリートは忌避するだろうことは容易に理解できるではないか。これでオリパラが順調に開催できるとは思えない。どうするつもりだ。これでは解散総選挙もままならないだろう。第4波の種はここでもっと抑制するべきだった!と後々言われるのは明らかだ。だから、緊急事態宣言解除はアホでマヌケな決断だというのだ。

その東京オリパラでのスキャンダルが絶えない。オリパラ開閉会式の企画、演出で統括役が、辞任した。これは日本のスポーツ界がいかに腐敗堕落しているかの象徴であることを示しているのではあるまいか。日本のスポーツ界の有象無象が、これを機に利権のスパンを広げようと暗躍した結果ではあるまいか。そこへ、新型ウィルスの感染拡大が絡んで、目も当てられない惨状に陥っているのではないか。
利敵に対する足の引っ張り合い、その闇の世界から間欠泉のように表の世界に醜聞が噴き出してくる。だから、1年前の発言がスキャンダルとして表沙汰となり、辞任となった。そしてそれが絶え間ない。もうこんな汚い社会が存在することが情けない。

これは全国ニュースにはならなかったようだが、神戸製鋼の石炭火力発電所の環境アセス訴訟で、大阪地裁が周辺に住む一般市民には石炭火力を差し止める資格はない!との判決を下した。
“訴訟の対象となったのは、神戸製鋼所が関西電力への売電目的で神戸市灘区に増設し、2021年度から順次稼働を予定する石炭火力発電所2基(出力130万kW)。原告側は、神戸製鋼所の二酸化炭素(CO2)や微小粒子状物質「PM2・5」の排出による環境への影響評価が不十分で、国が「適正」とする通知を出したことが違法だと訴えていた。”
周辺に住む一般市民には石炭火力を差し止める資格はない、とはどういうことか?しかも“石炭火力”を是認するような判決は世界の潮流に反している。
この裁判長、森鍵一氏は2018年那覇地裁にて、辺野古移設を巡り、県が国を相手取って工事差し止めを求めた訴訟に対し県側の訴えを却下したようだ。もし、彼が最高裁裁判官に任官するようであれば、考慮すべきことであろう。

“米中両国は19日、アラスカ・アンカレッジで開かれた2日間の高官協議を実施。初日の冒頭から報道陣の前で激しい非難の応酬が繰り広げられる異例の展開となり、米国が断固とした対応を取る姿勢を示した一方、中国側は妥協するという幻想を捨てるよう警告した”、との報道。
これに対し、“お互い、譲歩しあって会談して欲しい。”などと、テレビ・ニュースで余計なコメントをするキャスターがいたが、バカなことをワザワザ言うものだ。何かコメントすることが仕事だと勘違いしているキャスターが居るが、それならもっとマシな本質を突いたコメントをして欲しい。中国共産党の政策はナチスの政策と全く同じものなのに、それを“互いに非難せず、譲歩してもらいたい”などと、のたまわったが、これは何事。あのキャスターはナチスの政策、例えばユダヤ人虐殺を支持するのだろうか。真意はどういうことなのか?テキトーなことを言って、仕事をしたつもり?聞かされる方はバカみたい。


さて、先週末、例によって午後から京都での審査員研修会があった。この時期のミニ京都観光、一体何があるかと考えて、そうだ、北野天満宮の梅見だ、と思いついて出かけた。北野天満宮のHPには梅の時期3月下旬までとあったので、“桜は間もなく”とあったが、安心して計画した。
♪梅は咲いたか 桜はまだ かいな・・・少々浮かれ気味。
いつも通り、阪急で京都に出る。今回は西院で京福電鉄・嵐電に乗り換え、帷子ノ辻で京福北野線に乗り換え、北野白梅町へ向かう。車両が古いので、音がすごい。これが楽しみ?
全線220円均一。これで近くの人から苦情はないのだろうか。どうやら拠点駅以外の普通は車両の前、運転手の居るところから降りる。その際に、自動改札に現金投入又はカード押し当てで支払するのがオキマリ。これが一般の観光客に理解徹底しているのだろうか。外人などは、知らんふりしてフリー・ライドとはならないのか。地元の乗客が見張っていて、あっちと指示するのだろうか。この度は、こうした事情を知らない観光客はいないので、全く問題なし。乗車賃支払いで、ドキドキしたのは私だけ?

梅見ばかりではなく、神社周辺の飲食店がもう一つの目的だった。一つは、カステラ・ド・パウロ。ここはポルトガル・カステラが売りの喫茶併設の洋菓子店。相当以前、“LIFE夢のカタチ”で紹介されていて、ズーっと気になっていたのだが行けなかった店だ。それから、この付近で昼食で普通に美味い丼物を食べたいと、食べログを見たところ、驚いたことに、思い切り太い麺のうどんを出している店があることを知った。これだ!ということで出かけたものであった。
但し、カステラと極太麺との組み合わせをどうするかが問題となる。そこで、10時過ぎの現地到着時に喫茶店で、洋菓子とコーヒーで休憩して、その後梅見してから、昼食とし、帰りがけにカステラ洋菓子の土産を買って帰る、とした。

スタートの阪急西院駅は以前は西側だけが出入り口だったが、数年前からだったろうか、東側にも出入口が作られ、これが嵐電ホームに近い所にあることは知ってはいた。嵐電は四条通を南東の大宮方面から北西の嵐山に向かって、斜め横断している。で、嵐電の嵐山方面ホームも四条通の南側にあったのが、北側に移動していて、以前に知らずに南のホームを目指して無くなっているのでうろたえたこともあった。ただ阪急地下ホームは意外に深いところにあるので、そのホームに直結する改札から一気に階段を登るとしんどいことになる。そこで、エレベータに乗った。すると、降車客は地上に出て直ぐ降りるが、どうやら嵐電乗り換えにはもう一つ上のフロア、つまり2m足らずの高さまで上がって、しかも反対側のドアから降りると、そこが嵐電駅ホームになっていた。これに今回は少々の驚き。
このホームからは向かいの車庫が丸見えなのにも驚いた。電車オタクにはたまらない風景だろうと思った。



電車は途中、一般道を通る。ここで島津製作所本社前となる。ここは話題の多い会社で、最近も“クリニック向け全自動PCR検査装置を発売”したと聞く。電車は一般道から外れて、専用軌道内に入ってやがて、太秦広隆寺駅となる。そうだ、ここの“弥勒菩薩半跏像”を未だ見ていないのを思い出した。中学校の美術の教科書以来見ていない。昔は、東映映画村で来たこともあるのだが・・・。
やがて、帷子ノ辻。前後の扉から降りてくれとの車内アナウンスあり、近くの後ろ側のドアから降りて、踏切を渡って、北野線ホームに移動。これは昨夏、竜安寺に向かった時と同じ要領。
やがて、2週間後にはこの北野線は桜花の中を走ることになる。いつぞや、平野神社に花見に行ったときがそうだった。

いよいよ北野白梅町駅に到着。北野天満宮はここから歩いて5分とあったが、思いのほか遠い。帰りのバス停も確認して、ようやく鳥居前の交差点。目指すカステラ・ド・パウロは蔵のような建物で、直ぐに分かる。
息せき切って入ろうとすると、店員に満員なので外で待て、と入店規制される。実際には混んではいないが、女性客が多く何だかモタモタ。ようやく入れてくれて“喫茶か?”と聞くので頷くと、又、そこの椅子に座って待て、との御指示。喫茶は2階のようで、満員なのかと待っていると、やがて老夫婦がゆっくり降りてくる。しばらくしてお勘定作業。だが、私は放置され結構ノンビリ。
しばらくしてからようやく案内されて、急な階段を上がるが、満席ではなく客は私と一人の老婦人のみ。ドユーコト?指示された席は、フロアの端、下のフロアが見下ろせる場所。どうやらノンビリ・ムードの店。午前中のせいか、若い人はおらず、中高年以上ばかりの客中心。

そして、ブレンド・コーヒーと洋菓子パステル・デ・ナタを頼む。これも結構時間がかかった。まぁいい加減に料理をテキトーにチンして、客に出しているのではなくて、きちんと対応してくれているのだろうと、トイレに行ったりしてノンビリ構える。やがて、来た洋菓子には、粉砂糖またはシナモンをかけて、手でガブリと食べて下さい、とのこと。そこで先ず何もかけずに食べてみて、結構甘い。そこで砂糖は止めて、シナモンだけをかけて食べた。中はトロッとしていて、外はカリカリ、どこかで聞いたセリフ。やっぱり純卵黄でできているのは分かる。さすがに珍しいポルトガル菓子だ。
観光客が極めて少ないので、のんびりできて良かった。支払い済ませると、“お土産はいかがですか”というので、後で又来る、と言って店を出る。



あらためて外に出ると、直ぐに向かいが北野天満宮。脇から参道に入る。参拝客は多い。ここは地元の若い子も居た。どうやら時期的には合格お礼参りであろうか。
本殿で、お参りして御神籤を受ける。しかし梅園の案内が全くないので、聞いてみると、“終わっています”とのこと。ソッカ!やっぱり暖かい、もう桜の時期なので終わったのか。シカタあるまい。そこここに名残の梅を撮り、撤退とする。
ふと建物の囲いの外にでると、大きな看板があって、“お土居跡”とある。そうか、ここが都の境目だった。豊臣秀吉が,長い戦乱で荒れ果てた京都の治安維持のために、あるいは防塁として築いた石垣である。この外は紙屋川というようだ。その下流は桂川。石組はこの間見た足利義昭の旧二条城の石垣よりしっかりしている。本格的でやっつけ仕事ではなかったと分かる。
境内の南端の梅苑に名残を見て、満開はさぞやと、時間が余るが何もない、仕方なし。



11時半天満宮を出て、昼食に向かう。交差点を越えて南へ。すぐに目指す“たわらや”に至る。異様に、ひと気がない。ここがお店?と思うほどだ。
店頭の看板で、目指す名物セットのあるのを確認して、入店。“お好きな場所に”と言われて、勘定場の近くの畳の席に上がり込む。この時刻に客の姿は全く見えないが、どうやら居る気配はある。
名物セットとは、名物の極太麺うどんと何か丼物のセットで、丼は選べる。時間が早いせいか腹も太いので、玉子丼を頼んだ。玉子をかき混ぜる音が聞こえたかと思えば、直ぐに料理は出て来て驚く。こちらは早い。
実際、直径2センチはあろうかという極太麺。食えるのかと思いきや、結構いける。ネットでは一本うどんとあったが、確かめもせず、思わず途中で噛み切ってしまっていた。それに気付かず、何だ2本かと。ところが後でネットでさらに確認すると“今では食べやすいように2本にしている”とあった。ウん?さすがに京都のうどん、まずくはない。これほどに太いのに何か因縁があるのだろうか。まぁ名物にするには、何か変わったことをする必要はある。
玉子丼も美味い。ご飯を意識しないうちに食べ終わった印象だ。親子にしなくて良かったように思うほどだ。下手な親子はカシワが邪魔に感じることもあるが、この玉丼の蒲鉾は邪魔にはならずに歯ごたえのために居る感じ。いい塩梅だった。



今度は交差点を北へ戻り、カステラ・ド・パウロへ。又、外で待たされる。愚直にルールを作って守っている。店の信用には必要な愚直さであろう。オバサンが何を買おうか悩んでいる。それに時間がかかる。店員さんも丁寧に応対する、それに時間がかかる。
私は結局荷物が大袈裟にならないようにカステラは避けて、マミーニャシュ、ドゥシェーズシュ、フォフォシュを買った。
これで今回の京都観光は終わり、市バス101系急行バスで四条烏丸まで。それでも時間があるので、大丸でウロウロし、漬物を買って、午後の研修会場へ向かう。

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