健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

リンパ浮腫②

2022年12月20日 06時27分20秒 | Weblog

おはようございます。

昨日は新潟の知り合いから雪の写真が届きました。

雪国は厳寒の毎日、雪かきなど難儀すると思います。どうか雪道でもお怪我などしないようお気をつけください。

 

では早速、リンパ浮腫の症状の悪化や炎症などを防ぐための注意点を

お伝えします。

山下公園前のイチョウ並木

*怪我・切り傷・やけど・虫刺されなどの外傷に注意。

*爪は深爪にならないよう手入れはまめに、やすりなど安全な方法もあります。

 特に下肢の浮腫が進むと巻き爪になることが多いので、専門医に相談することも大切です。

*家事仕事は危険もありますので、揚げ物調理・アイロンかけ・買い物での重たいものを

 長時間持たないように、また庭仕事なども手袋をして手指の負担にならない工夫を。

*旅行の移動も同じ姿勢を長時間とることは避け、温泉・サウナなども長い温浴は注意する。

*スポーツでもボール競技など瞬発的な力や動きが伴うボール競技にも注意する。

*冬場のカイロやあんか、ホットカーペットなど部分的な長時間の使用に注意する。

*皮膚の乾燥や紫外線を避け、日々のお肌のケアとして清潔・保湿を心掛ける。

*疲れすぎにならないよう休息し、下肢の浮腫には少し脚を上げるくらいの傾きをつけ、

上肢の浮腫ではクッションなどで腕を楽にして良い睡眠がとれるよう工夫をしましょう。

*浮腫にとって肥満は大敵ですからバランスの良い食事の工夫で食べ過ぎに注意する。

*皮膚の表在にある毛細リンパ管を部分的に圧迫することはリンパの流れを妨げるので避けなければなりません。

 きつい衣類や下着、靴などの締め付け腕時計や指輪などの部分的圧迫も患肢には負担になります。

*病院等での採血、血圧測定、ワクチンの接種も患肢では行わないように。

*万が一、皮膚に赤い斑点・発赤があり発熱などの異常が出た時は、リンパ浮腫の増悪に繋がりますので速やかに受診しましょう。

 応急措置として発赤や腫れや痛みを感じる所を冷やすことも忘れずに、かかりつけ医を持つことが安心かと思います。

 

リンパ浮腫は一度発症すると、生涯お付き合いすることになります。

日常生活の中で様々な注意するポイントを心掛けながら、より快適な日々を

お過ごし下さいませ。

 

では、今日も無事故で良い一日を

葉山にて