日本の中でもスギ花粉が飛ばない地域があります。
近年、それを売りに「花粉症避難ツアー」が企画されるようになりました。
いくつか紹介します;
■ スギ、ヒノキなし…花粉症避難ツアー企画した釧路市
(2014年2月2日09時53分 読売新聞)
首都圏の花粉症患者に、スギ花粉のない道東へ“避難”してもらう「避粉ツアー」を釧路市が企画し、1日に始まった。
地元のホテルや旅行会社と協力し、割安な価格でツアーを提供する。冬から春にかけての閑散期に、道外客を呼び込みたい考えだ。
同市は2009年、市内のホテルや不動産会社などと「くしろ長期滞在ビジネス研究会」を設立し、不動産の空き物件などを利用した長期滞在者の受け入れに取り組んできた。夏場は避暑目的の利用者が順調に増えているが、冬場の誘客が課題となっていた。
同市は、市内にスギやヒノキが自生せず、花粉がほとんどないという点に着目。釧路プリンスホテルと旅行会社のエイチ・アイ・エス(東京)、北海道ツアーズ(札幌)など4社に呼びかけ、羽田空港発着のツアーを企画した。釧路プリンスホテルを使用して5泊6日する場合、飛行機代込みで1人4~6万円。夏の繁忙期の半額以下に設定した。4月まで受け入れる。
■ 花粉症の「避粉地」 NPOが的山大島ツアー実施
(2012年1月13日 読売新聞)
花粉を飛散させるスギやヒノキがほとんど生えていない長崎県平戸市の的山(あづち)大島が、花粉症に悩む人たちの“避粉地”として注目されている。
地元のNPO法人が4年前から花粉症患者を対象に始めたツアーでは、参加者の大半が症状の改善を感じ、「鼻から思い切り空気を吸えた」と感激の声もあがっている。飛散量が増える春先から島への一時避難を検討してもらい、島おこしにつなげようと期待が広がっている。(河津佑哉)
的山大島の住民約10人でつくるNPO法人「文化財匠塾」平戸支部によると、島内は自生の松やカシが多く、スギやヒノキの植林が占める面積は島全体(約15・5平方キロ)の約2%(約0・3平方キロ)。島は本土から北に約15キロ離れており、花粉が飛来してくる恐れもないという。
長崎大が2009年度に島民のスギ花粉症についてアンケートを実施したところ、当時住んでいた1438人のうち1027人が有効回答を寄せ、「花粉症」は2・6%にあたる27人だった。全国平均(26・5%)の10分の1で、避粉地としても有名な沖縄県の6%を大きく下回る。
実際に花粉症に悩む人から「島を訪れると体調が良くなる」という声が寄せられたため、同支部は08年から毎年2~3月に島外の患者を対象にした2泊3日の体験ツアーを行っている。
旅館などを拠点に古民家が残る街並みや棚田を巡る一方、同行する耳鼻咽喉科の専門医から食生活の改善指導を受ける内容で、過去4回に東京、福岡などから計約40人が参加した。
終了後、鼻づまりやくしゃみ、目のかゆみなどについて医師が実施したアンケートでは「久しぶりにマスクなしで過ごせた」といった声も聞かれた。
評判は口コミで広がり、埼玉、神奈川方面からの問い合わせも増えている。今年2月24~26日のツアーは20人の定員がすでに埋まり、来年以降はより長い日程のプランも検討する。
この他にも沖縄でも企画してますね。
しかし、長期にわたる移動は仕事に支障がでてきそう・・・いったいどんな人たちが参加しているのでしょうか。
定年退職後の夫婦が多いとの情報も。
まだ私には無理そうです。
近年、それを売りに「花粉症避難ツアー」が企画されるようになりました。
いくつか紹介します;
■ スギ、ヒノキなし…花粉症避難ツアー企画した釧路市
(2014年2月2日09時53分 読売新聞)
首都圏の花粉症患者に、スギ花粉のない道東へ“避難”してもらう「避粉ツアー」を釧路市が企画し、1日に始まった。
地元のホテルや旅行会社と協力し、割安な価格でツアーを提供する。冬から春にかけての閑散期に、道外客を呼び込みたい考えだ。
同市は2009年、市内のホテルや不動産会社などと「くしろ長期滞在ビジネス研究会」を設立し、不動産の空き物件などを利用した長期滞在者の受け入れに取り組んできた。夏場は避暑目的の利用者が順調に増えているが、冬場の誘客が課題となっていた。
同市は、市内にスギやヒノキが自生せず、花粉がほとんどないという点に着目。釧路プリンスホテルと旅行会社のエイチ・アイ・エス(東京)、北海道ツアーズ(札幌)など4社に呼びかけ、羽田空港発着のツアーを企画した。釧路プリンスホテルを使用して5泊6日する場合、飛行機代込みで1人4~6万円。夏の繁忙期の半額以下に設定した。4月まで受け入れる。
■ 花粉症の「避粉地」 NPOが的山大島ツアー実施
(2012年1月13日 読売新聞)
花粉を飛散させるスギやヒノキがほとんど生えていない長崎県平戸市の的山(あづち)大島が、花粉症に悩む人たちの“避粉地”として注目されている。
地元のNPO法人が4年前から花粉症患者を対象に始めたツアーでは、参加者の大半が症状の改善を感じ、「鼻から思い切り空気を吸えた」と感激の声もあがっている。飛散量が増える春先から島への一時避難を検討してもらい、島おこしにつなげようと期待が広がっている。(河津佑哉)
的山大島の住民約10人でつくるNPO法人「文化財匠塾」平戸支部によると、島内は自生の松やカシが多く、スギやヒノキの植林が占める面積は島全体(約15・5平方キロ)の約2%(約0・3平方キロ)。島は本土から北に約15キロ離れており、花粉が飛来してくる恐れもないという。
長崎大が2009年度に島民のスギ花粉症についてアンケートを実施したところ、当時住んでいた1438人のうち1027人が有効回答を寄せ、「花粉症」は2・6%にあたる27人だった。全国平均(26・5%)の10分の1で、避粉地としても有名な沖縄県の6%を大きく下回る。
実際に花粉症に悩む人から「島を訪れると体調が良くなる」という声が寄せられたため、同支部は08年から毎年2~3月に島外の患者を対象にした2泊3日の体験ツアーを行っている。
旅館などを拠点に古民家が残る街並みや棚田を巡る一方、同行する耳鼻咽喉科の専門医から食生活の改善指導を受ける内容で、過去4回に東京、福岡などから計約40人が参加した。
終了後、鼻づまりやくしゃみ、目のかゆみなどについて医師が実施したアンケートでは「久しぶりにマスクなしで過ごせた」といった声も聞かれた。
評判は口コミで広がり、埼玉、神奈川方面からの問い合わせも増えている。今年2月24~26日のツアーは20人の定員がすでに埋まり、来年以降はより長い日程のプランも検討する。
この他にも沖縄でも企画してますね。
しかし、長期にわたる移動は仕事に支障がでてきそう・・・いったいどんな人たちが参加しているのでしょうか。
定年退職後の夫婦が多いとの情報も。
まだ私には無理そうです。