徒然日記

街の小児科医のつれづれ日記です。

インフルエンザ流行による今シーズン初の学級閉鎖

2013年09月19日 05時53分23秒 | 小児科診療
 当院ではインフルエンザワクチンの予約を受けつけている状況ですが、早くも流行による学級閉鎖が報告されました。
 B型です。

小学校でインフルエンザ集団感染 東伊豆町(2013年9月18日:日テレ)
 静岡県東伊豆町の小学校で2年生がインフルエンザに集団感染し、18日、学年閉鎖された。
 静岡県の賀茂保健所によると、熱川小学校の2年生クラス27人のうち、9人が先週末から18日までに39℃を超える高熱で欠席し、簡易検査で7人がインフルエンザB型と診断された。このため、18日から20日まで感染防止のため、2年生クラスが学年閉鎖された。
 静岡県内でのインフルエンザの集団感染は、過去10年間で2番目に早い発生だという。


 当地域ではまだ流行の気配はありませんが、風邪の患者さんが徐々に増加傾向にあります。
 冬に流行するRSウイルス(赤ちゃんがゼーゼーする風邪)もすでに流行が報告されています。
 猛暑が去ったと思ったら、すかさず冬の風邪が入り込んできました。

冬に多いはずの感染症がはや流行 RSウイルス、昨年同期3倍超(2013年9月12日:福井新聞)
 冬場に流行し乳幼児の重い肺炎や気管支炎の原因となるRSウイルス感染症の福井県内患者が8日までの1週間で急増し、昨年同期の3倍超となっていることが11日、県のまとめで分かった。県は流行期が昨年より早いとし、特に乳幼児の保護者らに注意を呼び掛けている。
 RSウイルスはせきやくしゃみのしぶきなどで感染し、4~6日程度で発熱や鼻汁などの症状が出る。軽症で済むことが多いが、1歳以下の乳幼児で初めて感染する場合は、約3割でせきが悪化し呼吸困難などの症状が出るという。
 県のまとめでは、県内22の定点医療機関を8日までの1週間に受診した患者は、1定点当たり2・45人。前週(8月26日~9月1日、1・50人)、前々週(8月19~25日、0・85人)に比べ急増し、昨年同期0・77人の3倍超の人数となった。昨年は10月第1週にピークの3・55人を記録している。

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