徒然日記

街の小児科医のつれづれ日記です。

22例目の先天性風疹症候群が発生

2013年10月31日 11時54分18秒 | 小児科診療
 下記のニュースが流れました。
 風疹流行のピークと、先天性風疹症候群発生のピークは5~6ヶ月ずれますので、まだ発生する可能性があります。

先天性風疹症候群 全国22人に
(2013年10月30日:NHK)
 風疹の流行の影響で、東京で新たに2人の赤ちゃんが母親が妊娠中に感染したことで目や心臓などに障害が出る「先天性風疹症候群」と診断されました。去年から続く流行で、風疹によって障害が出た赤ちゃんは、全国で22人となりました。
 流行はピークを過ぎていますが、ことしに入ってからの風疹の患者数は、1万4000人を超えています。
 こうした赤ちゃんは、この冬にかけてさらに増えるとみられることから、国立感染症研究所は、診断のしかたや支援制度をまとめた問答集をホームページで公開したほか、国が設けた長期的な風疹対策を話し合う専門家の委員会でも、どんな取り組みが必要か検討を進めています。


(図表は朝日新聞より)
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