徒然日記

街の小児科医のつれづれ日記です。

今年も「入園症候群」の季節

2013年04月28日 19時31分04秒 | 小児科診療
「入園症候群」が気になる頃
 春に保育園・幼稚園に入園されたお子さんとご家族の方、おめでとうございます。 入園して数週間が経過し、少し慣れてきた頃でしょうか。 と共に、風邪を繰り返すお子さんが目立ってく...


 2月からずっと閑古鳥が鳴いていた当院外来ですが、4月下旬になり風邪で受診する幼児が増えてきました。
 昨年のブログに今日の日付で「入園症候群」について書いていましたね(上記を御参照ください)。
 今年もその季節になりました。

 昨年と少し違うところと云えば、肺炎球菌ワクチンが一般化して中耳炎を反復する子どもが減ったことでしょうか。
 知り合いの耳鼻科の先生の話でも、中耳炎で鼓膜切開する頻度や長く通院する患者さんが以前より目立たなくなってきたとのこと。

 みなさん、ヒブと肺炎球菌ワクチンは乳児期前半からスケジュール通り受けましょう。
 反復性中耳炎によるエンドレスの耳鼻科通院(実は私の幼児期もそうでした)が減ることが期待できますよ。
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