昨年(2024年)末、コンゴでエボラ陰性の重症感染症で死亡者が相次ぎ、調査の結果“重症のマラリアだった”と報道されました。
▢ 謎の病気は重度のマラリア コンゴ、保健当局が発表
【ナイロビ共同】アフリカのコンゴ(旧ザイール)南西部で広がったインフルエンザに似た原因不明の病気について、コンゴ保健当局は17日、調査の結果、重度のマラリアと判明したと発表した。ロイター通信が報じた。世界保健機関(WHO)から提供された抗マラリア薬を配布し、拡大抑止を急いでいる。
WHOなどによると、高熱やせきを特徴とする病気が広がったクワンゴ州パンジ一帯はマラリアの流行地域。約600人の患者が発生し、9日時点で疑い例を含む70人以上の死亡が確認された。地元保健当局は、住民の栄養状態が悪く、呼吸器疾患を伴う重度のマラリアに対して脆弱になっていたと分析した。
そして2025年になった今、再度「原因不明の感染症で死亡者が相次ぐ」というニュースが入ってきました。
重症マラリアでは説明つかない病態なのでしょうか?
▢ 原因不明の病気で53人死亡 コンゴ北西部、WHO調査
(2025/2/25:共同通信)
【ヨハネスブルク共同】コンゴ(旧ザイール)北西部で1月から高熱や出血を伴う原因不明の病気が広がり、24日までに53人が死亡した。AP通信が報じた。地元保健当局によると、患者から採取した検体は高致死率で知られるエボラ出血熱について陰性だったといい、世界保健機関(WHO)が原因を調べている。
APによると、1月下旬に北西部の町ボロコでコウモリを食べた子ども3人が出血熱の症状を示して死亡。これまでに419人の患者が確認され、死者の多くは症状が現れてから48時間以内に亡くなったという。
・・・今回もコウモリが関与しているようです。エンドレスですね。