かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

やっぱり今日の話題はミサイルに尽きそうです。

2006-07-05 21:49:05 | ドリームハンター麗夢
 今日はさすがに北朝鮮のミサイルでもちきりですね。あ、あの打ち出し方向はアラスカが目標? とか、北も軍部の統制が取れずに暴走しかかっているのかも? とか、ニュースみて私が考えたような事は大抵ちゃんと考えて公表している識者の方がいらっしゃるので、あえて私が差し出口を挟むような事もありません。でも、もし北朝鮮指導部に理性が残っているのなら、どうせアメリカとサシでやりたいのでしょうから、日本はあまり蜂の巣をつついたみたいに大騒ぎする必要もないのかも知れません。一朝ことあるときにその軍事力を差し向けてきそうな国はせいぜいアメリカだけでしょうし、侵攻する能力のある軍をもたない日本なんて、その視野の内に入っているとは思えません。人質の価値すらないんじゃないでしょうか? もし北朝鮮が日本を攻撃したら、言い口実ができたとばかりにアメリカが騎兵隊気取りで出てくる可能性があるわけで、ワシントンでは真珠湾の時のように、本国とは遠く離れた場所で北朝鮮が愚行を演じてくれるのを待ちわびている人もいるかも知れません。そういう意味ではアメリカの出方こそが一番重要な情報だと思うのですが、昼のニュースではなかなかアメリカの話が出てこないのでちょっとイライラしました。貨客船の一隻がどうこうなんて言う話などよりも、極東に配置されたアメリカ軍の動向やワシントン筋の話のほうがずっと日本にとっては価値ある話だと思うのですが、あるいは既に臨戦態勢に入っていて、情報を北朝鮮に漏らさないために報道管制でもひいているのか? と穿ってみたくなるくらい、その手の話は後回しにされました。
 まあでも日本人も大概お人好しです。「人道的措置」のお題目で、入港拒否したはずの貨客船の乗員である修学旅行生らの入国は認め、結局船を港に入れるそうですから。毅然とした態度でお帰りを願うわけにはいかなかったのでしょうか? あるいは実はもう半島は風雲急を告げていて、いまこの子達を返したら確実に戦乱に巻き込まれるのが判っており、それを知りながら追い返すのは忍びない、というような事情でもあったのでしょうか?
 いずれにしても、また新たな発射の可能性もあるらしいですし、しばらく見逃せないのは確かです。一方で、日本国内の動きもまた注目に値するでしょう。政治家の方々も口を開けば一様に許し難いとおっしゃいますけど、その後の続きを聞くと色々事情が透けて見えそうな塩梅ですし、選挙を前に、これは一種の踏み絵になるかもしれません。
 

コメント
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