かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

年寄りが支える国の根幹。

2006-07-21 23:59:11 | Weblog
 とりあえず出張から帰って参りました。山口県。遠かったですね。本州の西の端だから遠くて当然なのですが、行った先がまた新幹線の駅から在来線に乗り換えてごとごと揺られていかないとイケナイところで、想像以上に疲れました。
 ところで今回びっくりしたのは、女性の運転士さんがいたこと。女性の車掌さんはよく見かけてましたのですが、運転席に座っているのははじめて見ました。まるで一見高校生くらいに見える可愛らしいヒトが、これまた可愛らしい帽子かぶって運転している様は、結構萌えるモノがあるように思うのですが、どうなんでしょう。

 まあそういうほほえましい話はいいんですが、深刻な問題として、地方の衰退は想像以上に進んでいるみたいです。今度行ったミカンの島は、かつて人口7万人超に達する地方有数の人口密集地帯でしたのに、いまやそれが2万人を切る様な有様。ミカン栽培されている農家さんも、平均年齢70才といいますから、多分後10年もすればミカン作るヒトがいなくなってしまいます。農林水産省は食糧自給率アップを声高に叫んでいらっしゃるけれど、地方のこんな現状がちゃんと目に入っているんでしょうか? こんな光景は別に特別でも何でもなくて、今、日本のあちこちに見られるわけで、地方の格差がどうとかおっしゃる以前に、こういう点を本気で何とかしないと、もう日本は自力で全く食料生産できなくなる国になってしまいますよ。食糧自給率0%の国なんて、某国のミサイルが飛んでくる以前に滅びるしかないんじゃないでしょうか? いくらお年寄りが元気だといっても不死ではないのですから、「まだ」元気な年寄りが頑張っている間に何とかしないと、本当にとんでもない事になるかも知れません。

コメント
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