かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

時間はなくとも「侵入者」にはちゃんと対処しなくてはなりません。

2006-07-18 22:41:36 | Weblog
 自分のホームページサーバーを昨年同様記念誌データのアップロード用に活用するため、一部のコンテンツを一時的に撤収しました。しばらく表のサイトのCGやアニメーションは見る事ができません。適当な安全安心なサーバーが安く(できればタダ同然)使えたらうれしいのですが、それを探す手間を惜しまねばならぬほど、ただいま時間が切迫しております。
 まあ毎度この時期はそういう綱渡り状態が当たり前なのですが、今年の夏はいつにもましてロープの細さが際だっているように思われます。公私のうちの「公」が昨年にまして比重を増しているおかげで、思うように「私」の方へ時間が配分できないという、年を取ればまあ当然と言うべき状況が、このところ私においても顕在化しているわけです。それでも何とかやっていけるのは、長編小説とか手間暇かかる奴を早めに仕上げたりして一応の対策を取ってきたおかげなのだと思いますが、それもさすがに限界がちらほら見えてきている気がして、なかなかハラハラドキドキです。とりあえず今週末の出張をこなした後は少しは余裕が生じるはずなので、ラストスパート用の末足はちゃんと残してあるつもりなのですが、本当にどうなる事か、最後まで予断を許しませんね。

で、天気は梅雨に逆戻りして雨の一日になりましたが、涼しくて良い反面、疎ましい奴も見かけるようになるのが玉に瑕です。中でもナメクジというやつは、一体どこからどういうルートをたどって侵入してくるのか、不思議になる位毎日せっせと台所やお風呂場に出没致します。殻がついてカタツムリになれば愛嬌ある姿なのに、どうして殻がないだけでああもおぞましく見えるのか、そう思って捕まえた奴を観察すると、縮めたり伸ばしたりする眼の部分はカタツムリ同様結構愛嬌があったりするモノだ、と感じる事もなきにしもあらずなのですが、総体としてはやっぱり駆除対象になってしまい、家人の中では私がその退治役に任じているらしく、悲鳴を効くたびに押っ取り刀で駆けつけて不埒な侵入者を捕縛しております。
 大体彼らというか、奴らは雌雄同体なので彼女でも言いわけなのですが、それはともかく、一体何を目的に家の中に入ってくるのでしょうか? 例えばムカデは、この時期ちょうど卵を産む頃合いで、普段はじめっとしたところが大好きなくせに、卵の季節だけは乾いたところがいい、というわがまま故に、そんな場所を求めてさまよううちに人家に侵入するという事のようなのですが、ではナメクジもやっぱりそういう理由があるのでしょうか? 侵入阻止には銅の板を進入経路に置くなり巻くなりすればいいとか、ビールの残りモノで捕獲すればいいとか、ナメクジ用駆除薬がいいとか、色々ありますけど、ビールはある特定のナメクジにしか効きませんし、駆除薬も湿気ると効果がなくなりますし、食べさせて殺すだけで侵入を防いでくれるわけではありませんから、私が求める用途にはむかないわけです。銅板も、そもそも侵入ルートが判らないと無意味ですし、可能性のあるところに片端から設置するわけにもいきませんから、費用対効果からすると無駄が多くなりそうです。
 つまるところ、有効な策はないわけで、しばらくは私が自ら成敗して回るしかないようです。聞くところによると、イギリスではナメクジ駆除ロボットなるモノが研究されているそうですから、20年後くらいにはAIBOもどきのそんな連中が私をナメクジ退治の担当から解放してくれるかも知れません。それまでの辛抱ですね。



コメント
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