かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

まるで怪談話の冒頭のような、とんでもない濃霧でした。

2008-12-10 21:57:36 | Weblog
 今朝はとんでもない霧で、通勤に難儀いたしました。昨夜、帰りの道で既に霧が発生しており、ヘッドライトに白く反射して前方視界を遮る様子に、この調子だと翌朝は危ないな、と危惧していたのですが、その予測も上回る見事な濃霧で、一時は遅刻を甘受してもいったん車を止めようか、と思ったほどでした。視界は最もひどい時で20mも無かったでしょう。信号は交差点近くに至るまで全く見えず、対向車も白い闇の中から朧に浮かび上がるばかり。それもライトを点灯していればまだ多少は離れたところからでも車がいるな、と認識できますが、それすらないともう目の前に飛び込んでこないと見えないのですから、恐ろしいものです。でも、何より怖かったのは、そんな道路状態にもかかわらず、多分日課なのでしょう、犬の散歩やジョギングしている人々がいたことです。通勤通学の人たちがいるのは時間帯からしてしょうがないことですし、学生や児童の通学ルートはこちらも頭に入っているので、それなりに重点的に注意を払い、危険を避ける努力はできます。しかし、散歩の人など普段特に注意しているわけでもない歩行者は直線道路で正対していても、こんな天候状態ではほとんど出会い頭と言ってよく、危ないったらありゃしないのです。散歩するな、とは言いませんが、周囲の状況に少しは関心を払い、自分がどれだけ危険と隣り合わせの状態でいるのか、少しは想像力を働かせて貰いたいものです。
 そんな天気も日が高く上ってくるとうそのように晴れ渡り、今日はこの間の寒さがうそのように暖かい一日になりました。気象庁は暖冬傾向を予測、民間気象予報会社の方では本格的な冬になる、という全く逆の予報を出しているようですが、双方一致しているのは、この間と今日のように、寒暖の差が激しいということ。寒くなったりゆるんだり、は季節の変わり目には良くあることではありますが、これがこの冬中続くとなると、着る物や寝具などよほど気をつけていないとたちまち体調を崩しそうです。重々心してかからないとなりませんね。

コメント
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