かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ガンはいずれ克服されそうな気がしますが、新型感染症は果たして間に合いますでしょうか。

2008-12-16 22:41:00 | Weblog
 今日は夕方になって異様な眠気に目を開けているのもつらい状況になりましたが、何故なのだろう? と考えて、ようやく、今朝5時から目を醒ましていたことを思い出しました。実際には、目を醒ましてからしばらく布団の中でもぞもぞしていたので、多分目覚めたのは4時過ぎだったのではないか、と思います。結局5時にいったん起きてトイレに行き、時計を見て、十分二度寝できる時間であることを確認した後、改めて布団にもぐりこんだのですが、どうしたわけか頭が冴えて眠ることができません。そうこうしているうちに起床時間になり、目覚ましが鳴り出したので、本格的に起きたのですが、その後午後3時過ぎまで全く眠気も感じないで仕事していたためか、そんな朝だったことをすっかり忘れていたのでした。今も眠くてしょうがありませんが、なるべくなら心地よい夢見が得られる夜であってほしいものです。

 さて、この年になってくると、そろそろ人間ドッグとかがん検診とかが気になりだすのですが、北海道大大学院研究グループが、塩野義製薬と共同で肺がん、膵臓がん、それに関節リュウマチのバイオマーカーとなりうる糖鎖を発見したのだそうです。これらのガンは早期発見が難しいとされますが、確実に見分けられるマーカーができれば、血液検査だけでガン発生の可能性を診断できるわけで、できるだけ早期に健康診断でも使えるような診断キットとして発売してもらいたいところです。この間の蛍光指標といい、このバイオマーカーといい、少しずつではありますが、確実にガンを克服するためのツールが生まれつつあるというのは心強い限りです。一方で遺伝子解析も進んでガンに関連する遺伝子も見つかってきてますし、私が天寿を全うする頃には、ガンはもう不治の病でも恐ろしい死の使いでも無くなっているかもしれません。
 とはいえ、新型インフルエンザとかエイズウィルスとか、人類を脅かす微生物や微生物未満の存在が次々現れて我々の未来を脅かしている現実もあります。楽天的なSFのように、これらの脅威が人類の叡智によって克服されるような未来ならいいんですが、ガンがここまで来るのに費やされた半世紀あまりの時間を考えると、早々一朝一夕に何とかなるようなものではないようにも思います。我々は時間とお金と人材をそれこそ色んなところに費やして、日々生活しているわけですが、ひょっとしたら本当は、沢山の不便や不利益を省みず、可能な限り全力を尽くして、これら人類の脅威に対して戦力を集中させないといけなかったのかもしれません。願わくばこれら感染症に対しても手遅れになったりしないよう、研究が間に合うことを祈るばかりです。

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