かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

新型インフルエンザが発生したら、その流行を阻止するには、もう戒厳令しかないのでは?

2008-12-08 21:16:40 | Weblog
 今朝は本当に寒かった!
 ここまで、寒さで目が覚める、というようなことは無かったのですが、今朝は多分4時か5時ごろ、布団と毛布で覆われたぬくぬくの寝床の奥まで冷気が侵入し、思わず目が覚めてしまいました。秋、急に冷え込んで、それまでの薄い煎餅布団だけでは対処できなくなって目が覚めたことはありましたが、先日来の寒さにあわせて少し早めに構成した、ほぼ真冬と変わらない布団と毛布の複合レイヤー状態で対抗できず、ヴァイタル・パートを冷気に貫かれてしまったとは、さすがにちょっとショックでした。まだ12月も始まったばかりなのに、こんな調子でこの冬乗り切れるのか、大いに不安です。とりあえず、明日以降はまた少し気温も持ち直して今朝ほどの寒さはしばらく無いようですが、いずれまたやってくる寒気団に備え、もう一枚、毛布なり何なりを用意しておいた方が良いかもしれません。

 さて、風邪引かないか、と心配した今朝の寒さでしたが、とりあえず喉も頭も大丈夫っぽい様子です。今年は早くからインフルエンザが猛威を振るっているそうなのですが、このほど、国立感染症研究所の主任研究官が、まだ人類に免疫の存在しない「新型インフルエンザ」が発生した場合、人々が外出を自粛すると、罹患者の増加を大幅に抑制できる、というシュミレーション結果を発表したとのことです。
 国内の新型インフルエンザ発生が「東京都八王子市在住、丸の内勤務のビジネスマン」と想定し、その彼が海外出張先で新型インフルエンザに感染して帰国し、気付かないまま2日間出勤した、という仮定で、コンピューターによるシミュレーションしたのだそうです。学校閉鎖、企業の事業縮小などの感染拡大防止策を取った場合と、何もしない場合の二通りで、首都圏における感染者増加の推移を比較したところ、国内発症第1号から1週間後の感染者数は、防止策を講じて外出者が普段の6割程度にまで減ると8154人、何もしないと12万6591人と、およそ15倍の差が生じたとのことです。数字の根拠や推定の合理性についてはこのニュースだけでは納得しかねるところもあるかもしれませんが、とりあえずはようするに、新型インフルエンザが発生した時は外に出るな、ということですね。昔、黒死病ことペストが流行した時だったか、患者の家を村人達が外から封鎖して誰もその家の者を外に出さないようにした、と言うような話を聞いたような気がするのですが、結局、今もはやり病をコントロールするには、そんな中世の対処法が必要ということなのでしょう。厚生労働省の新型インフルエンザ対策ガイドライン改定案では、国内で患者が一人でも確認されたら、発生した都道府県単位で学校を休校にし、イベントの開催や混雑する公共交通機関の利用の自粛を要請するのだそうです。
 私は、要請、などという手ぬるいこといってないで、いっそ戒厳令くらい布いて強制的に人々がむやみに外に出ないようにするくらいのことをしないとだめなんじゃないか、とも思うのですが、少なくとも、ゴホゴホ咳ごむ輩は外出を控える、電車に乗らず、学校や繁華街を出歩かない、やむをえない時はしっかりマスクする、位からまず徹底して教育する必要があるだろう、と思います。

コメント
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