かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

マリみて新刊のついでに、オバマ演説集など買ってみました。

2008-12-26 22:14:06 | マリア様がみてる
 今日は朝のうちはそれほど冷えることも無く、珍しく車のフロントガラスも凍り付いていなかったのですが、日中は全然気温が上がらず、3時ごろにはかなり強めの雪が降ってきて、車や芝生や土の上が見る見る真っ白になっていくのをハラハラしながら眺めておりました。幸い雪はすぐに小降りになり、道に雪が積もる、というようなことはありませんでしたが、これから3月までは、何度かそんなハラハラドキドキ感を味わうことになるのでしょう。

 さて、今日はマリア様がみてる新刊「ハロー グッバイ」の発売日ということで、帰りに書店に寄り道し、購入しました。ついでにジパング第38巻と、たまたま帯の「瀬名秀明氏激賞!」の太ゴシック体が目に飛び込んできた、「20世紀の幽霊たち ジョー・ヒル作 小学館文庫」、それから、朝日出版社の「オバマ演説集」もあわせて購入、これでしばらくは読む本に困らなくて済みそうです。マリみての感想は、例によってしばらくしてから公開するとして、現在、半分強読み進めて気になるのは、このお話、まだ続くのだろうか? という一点です。アニメもやるしまだまだ止まることはあるまい、とは思いつつ、なんとなく惰性になっている感もあるお話の流れをできれば何とかてこ入れして欲しいと思うところもあり、少々複雑な気持で新刊を読んでおります。
 オバマ演説集、生の音声収録の付属CDはまだ聞いておりませんが、対訳の日本語を読むだけでもその力強い言葉遣いに感情が高ぶります。実際には、その政治手腕を見て、成果のほどを確認しないと、政治家として信頼するに足るかどうかなんて判断のしようも無いのですが、少なくとも人々の気持を言葉で鼓舞できる力、というのは、リーダーとして天賦の才だと言えるでしょう。翻ってわが国の古今の政治家を見ると、どうもそのような能を示すヒトはいないように感じます。孔子の言葉のように、口の上手いヤツは胡散臭い、といわぬばかりの文化を持ち、不言実行が尊ばれるわが国で演説上手がそうそう生まれようはずも無いことは理解しているのですが、かたや未曾有の危機を前にして、それでも人々の気持を焚きつけ、困難に向かう気力を振り絞らせることができるのに対して、こちらは不安と不信と不満ばかりが醸成されるような言葉がマスコミに踊るという、この違いには絶望すら覚えます。せめてもう少し、暗い世相の中でも、明るく希望に満ちた未来を垣間見せるような言葉使いができないものでしょうか?

コメント
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