かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

月と金星と木星の会合、占星術ならどう読み解くのでしょう?

2008-12-02 21:59:06 | Weblog
 帰り際、すっかり暗くなった空を見上げてみますと、三日月の傍にやたらと明るい星が二つ、寄り添うように輝いておりました。金星と木星です。どうも出張中にニュースになっていたそうですが、太陽を除いて空で最も明るい星3つが一堂に会する珍しい現象なのだそうです。そんなこととは露知らなかった私でしたが、あまりにキラキラ綺麗に見えましたので、携帯のカメラで撮影に挑戦してみました。ベストショット機能で撮影モードを夜景に設定し、都合3枚撮影してみた中で、一番綺麗に撮れたやつの月と星の部分をトリミングしてみました。


失敗した2枚は手持ちで撮影しましたが、1枚は完全に手ぶれして三日月のはずの月が満月のように見えてしまい、もう一枚はまだましでしたが、月はデフォルメされたカモメのように、星はミミズがのたくったような輝線に、それぞれ写ってしまいました。最後の1枚は、手ぶれをできるだけ抑えられるよう傍らの車に体を預け、屋根の部分でひじを固定してカメラを支えてシャッターを押しましたが、結局この最後の1枚だけが、比較的まともに撮影できたことになります。

 ただちょっと気になったのが、画面右下に位置する、左下側の明るい金星と、右上のやや暗い木星の白い星2つの間、ちょうど三角形の頂点の一つでもあるかのように写っている赤い星のようなものです。少なくとも撮影時、この明度で写るような赤い星は、肉眼では見えませんでした。また、盛大にぶれているとはいえ、その前に撮影した2枚の写真にも、この位置に赤い星は写っておりません。更に良く見ると、月の右下辺りにも更に暗い赤い星が勝手に写っています。どうやらおそらくこれは、カメラのCCDに生じた電気的なノイズなのではないでしょうか。あまりに光量の少ない暗い空を撮影したために電気的にCCDの感度を増幅した結果、ありもしない星幻視してしまったのでしょう。このあたりが携帯電話のカメラ機能の限界、と言ってしまえばそれまでなんですが、それよりも、あんな小さなレンズと、500万画素とはいえ、こんな小さな筐体のおまけ機能として搭載された撮像素子で、よくぞここまでちゃんと写るもんだとかえって感心させられてしまいました。最近は仕事で携帯電話としてちゃんと活用を図り、東京ではモバイルSUICAとして利用しまくり、この間は飛行機に乗るのに2次元バーコードによるチケットレス搭乗を試みて現代社会の便利さを身をもって体感するなど、それなりに携帯電話の機能を使いつつあるのですが、やはり第一義的には便利なデジカメであるという点は、間違いないようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする