かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

昨年最後の夢は中々の吉夢でしたが、果たして初夢はどうなるでしょう?

2009-01-01 22:40:28 | 夢、易占
 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
 2009年、平成21年の初日、一年の計は元旦にあり、という言葉に従えば、中々に大事な日なわけですが、昨年末に取りやめたせいで、元旦特有のやたらと分厚い新聞も無く、テレビも見ることもなく、静かに部屋で本を読んでいるだけ、という、昨日までとあまり変わりばえのしない、総じて平和で静かな年の初めでした。こんな冬の休日を過ごしていますと、本当に今日がお正月なのか、少々疑わしくなってきたりもいたします。まあ年賀状がある分日常とは少し違いますし、明日は明日で実家に挨拶にも行き、初詣にも繰り出す予定ですから、もう少しお正月らしい雰囲気を味わうこともできるでしょう。正月らしさと静かな一日でしたらどちらが好ましいか、考えると少し悩ましい気もしないでもありませんが。
 まあ細かいことはさておき、今宵見る夢が初夢になるそうですから、じっくりしっかり寝て、きっちり夢を見てそれを記憶にとどめなければなりません。といいつつ、一説には明日の夜から明後日の朝にかけて見るのが初夢、という話もあるので、この際両方採用して、良い夢を見た方を今年の初夢に認定する、なんてことをしてみてもよいかもしれません。至極いい加減なようですが、夢がもっと現実的に問題になっていた何百年か前には、わざわざ良い夢を見てもらうための夢見の専門職があって、夢の売り買いなんてこともあったそうですから、それに比べれば自分の夢を天秤にかけている分、幾ばくかはマシなような気もいたします。
 実は一昨日の晩、夢占いなら確かに吉と判定されるような夢を見ました。自宅の濡れ縁でゲジゲジを見たのでスプレーの殺虫剤を持ってきてふりかけようとしましたら、今度はムカデが出て参りました。そこであわててスプレーしましたら、ぞろぞろとムカデが出るわ出るわ。何十匹とも知れぬムカデが這い出てきて逃げていきます。中には身体が四分の一くらいの長さしかなくて、頭といくつかの体節だけのも混じっています。そんなムカデ達の頭上からたっぷり殺虫剤をふりかけ、通り道にも塗りつけるようにスプレーし、これで確実にそれほどたたないうちに全滅することだろう、とホッとしてますと、左手のひらがちくりと痛みました。何事? と見てみますと、頭と、5つくらいの体節だけになった短いムカデが噛み付いていたのです。これは大変、と思いましたものの、むやみに引っ張るわけにも行かず、痛みに耐えつつどうしたものか、と思っているうちに、目が醒めました。目覚めの瞬間、今は真冬なのにどうしてムカデが出たりしたのだろう? などと疑問に思ってたりもいたしましたが、目が醒めたあともぼんやり夢でかまれたところが痛かったりしたので、しばらくはあのムカデ、どこに行ったのだろう? と不思議に思ったりもしておりました。
 この、ムカデにかまれる、というのが夢としては吉になるのだそうです。総じて夢ではひどい目に遭ったほうが縁起がいいらしく、最高に良いのは夢の中で自分が殺されることなのだそうですが、今夜そんな夢が見られたならともかく、昨年の最後では果たしてどれだけご利益があるものでしょうね。
 さて、今宵の夢で私はこの一年を占うに足る良い夢が見られるでしょうか。

コメント
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