かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

雪舞う山中での挙式に、車で行ったことを少し後悔しました。

2009-01-25 21:36:09 | Weblog
 今日の結婚式は、雪の中での挙式となりました。
 親戚のご子息の結婚式に招かれて、車で式場に出向いたのですが、行く途中から前方に不穏な雲が空にかかっているのが見えており、しばらくして、雪が舞い始めました。まあこの辺りでは、昼間の雪はそれほど怖いことはなく、アスファルト道が白く染まるようなことは滅多にありません。ましてや、この程度の降りでは土の上すら白くなることは無いのですが、雲のかかり具合と式場が少し山手にあるのが少々の不安材料ではありました。その不安を上塗りするかのように、到着した式場の駐車場では、水溜りがすっかり凍りついています。もし本降りに雪が落ちだしたら、かなり面倒なことになるかもしれない、と思いつつ控え室に収まり、お茶など飲んでおりましたら、降ってきました。窓の外、ボタン雪が向こうの景色を覆い隠すくらいに。ものの10分足らずの間に、窓外の土や草が白く埋まっていきます。少し小降りになったところで撮影したのが下の写真です。



さすがにアスファルトはまだ黒々としていますが、土の上は完全に雪原状態です。雪は、午前の式の間中断続的に降り続け、一時は車で来るのではなかったか、と後悔しかけましたが、披露宴で料理を堪能している間に天候が回復したらしく、昼過ぎに終わって駐車場に移動したときには、土の上の雪もすっかり溶けて消えてなくなっていました。人騒がせな天気もあったものですが、窓の外で雪が舞う教会での結婚式は、ちょっと普段とは違う何気に荘厳な雰囲気の漂う良い式だったと、今にして思います。帰る頃にはすっかり消えてなくなるなんて、演出としたらなんとも小憎らしいばかりの絶妙さ加減です。
 ・・・でも、やっぱり少々面倒でも電車とバスを乗り継いで行くのでした。せっかく飲み放題の美味しそうなワインがずらりと並んでいたというのに、車で帰らなければならない、というだけで一滴も飲めなかったのですから。ウーロン茶なんて、フランス料理コースには全然あわないんですよ。

コメント
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