かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

花粉症にかかればガンになりにくくなるのだそうで、これを『バンザイ!』と言っていいものかどうか

2009-01-14 19:28:21 | Weblog
 今朝は道が真っ白に。さすがに肝も冷えましたが、タイヤが空転するようなことも無く、無事に職場にたどり着きました。明日は寒さの底、これまでで一番寒くなるそうです。からりと晴れて路面が乾いてくれればあまり心配ないのですが、さて、どうなりますことか。

 1月も半ばを迎えて、そろそろ花粉症対策の準備を考える必要があるのですが、この寒気が厳しいまま推移したら、少し花粉の時期は遅くなるかもしれませんね。どっちにしろ、避けられないのは決まっていることなので、多少遅早があろうがどうでもいいことではあります。そんなわけでタイヘン憂鬱な季節がやってこようとしているのですが、ほんの少しだけ慰めを書いたサイトがあったので、自分に読み聞かせつつ記録しておきましょう。
 ダイヤモンド・オンラインというビジネス系のニュースサイトで、次のような記事を見つけました。
『日本の国民病「花粉症」に、“ガン予防の効果あり”という意外なメリット』
http://diamond.jp/series/seino/10006/
 この記事によると、花粉症を患っているヒトは、ガンにかかるリスクが、ガンの種類により大幅に軽減されるのだとのこと。詳しくは記事を参照してもらうのが一番ですが、例えばすい臓ガンだと57%、最も一般的な脳腫瘍である神経膠腫の発症リスクは45%低減、という具合に、花粉症でないヒトよりもガンが発症しにくくなるのだと言うのです。乳がんや肺がんでは予防効果が無いらしいですが、胃がんや大腸がんなどでも効果が認められるのだそうで、これら生き死にに関わる重大病害に対して多少なりともかかりにくくなるのなら、花粉症もまんざら捨てたものではないのかもしれません、などと思わず考えてしまいかねないくらい、私には驚かされる話でした。もっとも、その理屈を聞くとなるほどな、と思えたりもするのですが、単独のアレルギー症よりも複数のアレルギーを持っていたほうが寄りガンに対し予防効果が発揮される、といわれると、さすがに複雑な思いもいたします。例えばピーナッツとか蕎麦とかエビの食物アレルギーはそれ自体が命に関わる話ですし、蜂毒やクラゲなどもアナフィラキシーショックを引き起こし、命取りになることもあります。免疫機構はもちろん生きていくために必須の仕組みではありますが、花粉症くらいならともかく、それ以外も含めたその暴走とガンとを天秤にかけるとなると、かなり釣り合いが微妙になってくるんではないでしょうか。願わくば花粉症も軽く、できれば発症しないようになって、ガンもかからないようになるような医療技術が開発されれば一番いいんですけどね。

コメント
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