かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

腹囲85cmは根拠が無しというものの、少しずつせり出すお腹はやっぱり気がかりですね。

2010-02-09 21:45:35 | Weblog
 異様に温かい一日でした。職場の室内より外のほうがずっと暖かで気持ち悪いくらい。少しは暖気が部屋に入ってこないか、と窓を開けてみたんですが、風がないためか全然室内は温もることが無く、結局ストーブを焚く始末でした。ただ、花粉は確実に飛んでいて、朝から鼻がムズムズとします。薬を飲むと眠気で48時間行動不能になるし、といって飲まないと鼻や目の不快感が収まりませんし、へたをするとまた蓄膿症状を呈して頭痛がしたりしてくるのが厄介です。なんとかマスクだけでしのぎきれればいいんですが。

 さて、冬はどうしてもお腹周りに脂肪がついて太ってくる傾向がここ2,3年富に顕著になってきているのですが、厚生労働省の調査によると、腹囲を基準にメタボリックシンドロームを認定する現行の基準には科学的根拠が認められない、という結果になったのだそうです。ここ最近、健康診断の時にメジャーでへその部分のお腹周りをいちいち測らされておりましたが、あれはあんまり意味がなかった、ということのようなのです。現行基準では男性で85センチ以上、女性90センチ以上で、更に血糖、脂質、血圧で異常があればメタボリックシンドロームと認定され、保健指導の対象となるのだそうですが、40才以上3万1000人について、心筋梗塞、脳梗塞の発症と腹囲との関連を調べたところ、例えば85センチを境に急激に発症が増えたり、というようなことはなく、どこからが危険域、というような線引きは出来なかったのだとか。まあだからと言って安心も出来ず、今、メタボと診断された人は、そうでない人に比べて発症の危険性は男性で1・44倍、女性で1・53倍高くなるとのことですから、標準的な太さに抑えるよう努力するのは間違いではないようです。でも、あれだけ大々的に宣伝し、今や日常用語として通じるほどになったメタボが、結局さしたる根拠もない話だったというのはいかがなものなのでしょう。まるでかつての健康情報番組の捏造にも通じるような意図的な何かを感じないでもないのですが、なにはともあれ、もう少し意味のある指標で有効な健康指導が可能なように、話をしてもらいたいものです。そろそろ遺伝子配列に基づくオーダーメイド健康診断、なんてのもあってもいいんじゃないか、と思ったりするんですが、まだ時期早尚でしょうか?

コメント
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