かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

忘れていた十津川村探訪記録を補完しておきます。

2010-09-02 21:40:37 | Weblog
 週初めに最低を記録した体調も、半ばを過ぎてようやく復調してきました。やはり十分な睡眠摂取が身体には一番いいみたいです。9月にしてはまた異様に暑いですが、朝夕は少しずつ涼しさを覚えるようになってきているので、暑くて不眠になる、というようなことももう無いでしょう。今日も早々に寝て、週末の活動のための体力を養っておきたいところです。

 ところで、そういえばすっかり忘れていたのですが、8月に十津川村に行った時の写真が、まだ一部放ったらかしになっていました。思い出したのを幸い、掲載しておこうと思います。せっかくなので、なるべく涼し気な物を選んでみました。




日本の滝100選にも選ばれている、十津川村の滝、「笹の滝」です。落差は30m位、水量豊かで、轟音を上げながら、蒼い滝壺に水を落とし、その飛沫が滝の生み出す強い風に乗って、ミストとなってあたり一面に打ち広がります。写真をとった場所からもう一歩滝に近づくと、合羽でも着ないとずぶ濡れになります。




 滝の後は美しい渓流が続きます。国道からこの渓流沿いの一応舗装道路幅1ないし1.5車線を、およそ20分ほどかけて走ります。渓流側はところどころ木がある以外は何の柵もない崖、反対側は絶壁になっており、その絶壁の所々から水が湧いて渓流に向けて流れていて、いつ石が落ちてくるのか判りません。実際崩れていたところもありましたし。道は滝で行き止まりですので、帰る前に崖が崩れたら完全に閉じ込められてしまうのがスリリングでした。




 渓流と滝をセットで。綺麗な水がなめらかな白い岩肌をなめるように流れていく様子が実に涼しげです。思わず裸足で入りたくなりましたが、水量が多いので、余程気をつけないと足を取られてしまいかねず、断念しました。




 滝周辺は大岩がゴロゴロ転がっていますが、これはそんな岩が通路にどっかりと乗っかり、その下の僅かな隙間を通り抜けるようになっていました。この岩あたりに来るともうしっかり滝の音が聞こえるのですが、これを潜らねば滝には出られない、と確認したときには、「冗談だろう?」 と本気で思いました。
 まるで飛鳥の石舞台かハタマタ大阪城の石垣にでも使われそうな巨大な岩の下を、這うようにして通り抜けるのもまたなかなかにスリルがあります。


 以上です。十津川村はちょっと行くのが大変ですが、なかなか見所が多く、秘境気分が手軽に味わえるので重宝します。この時は玉置神社訪問が主たる目的でしたから、今度はまたもっと奥の方や、たくさんある温泉などにも行ってみたいですね。

コメント
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