私はサッカーはほとんど見ないので、ネットニュースで初めて知ったのですが、日本と韓国の一戦で敗れた韓国の選手が日本人を侮蔑する仕草をして、その理由が応援席の旭日旗だった、と言ったとか実は違うかった、とかいう話が出ております。まあ韓国のヒトが何をしようが何を言おうが、正直なところどうでも良いのですが、そのことを報道したテレビ朝日の番組で、件の旭日旗、として紹介されたのが、実はその時の試合ではなく、サッカーW杯南アフリカ大会の日本対オランダ戦の映像だったという話は、いろいろな意味で興味深いものがありました。その映像自身は韓国のテレビ局が紹介した観客席映像だったとのことですが、よく見ればそれが韓国戦ではないことは容易に判る内容で、なぜにテレビ朝日が疑いもせずそのまま番組で出したりしたのか、実に不可解なものがあります。まあ一義的にはそんなまやかしを報じた韓国のテレビ局こそが非難を受けるべきなのでしょうが、本来なら、それくらいの捏造あっさり看破して韓国を非難することもできたでしょうし、はたまた、そんな捏造をやらかすほど、この敗戦と件の選手の行動に向こうのメディアも混乱・動揺しているのだ、と伝えることもできただろうに、と思うと、二本のテレビ局のやり様は本当に理解に苦しみます。でも、なにより興味深かったのは、そのテレビ朝日の過ちが直ちにネット上で晒され、私のようなサッカー門外漢にもたちまちにして理解される事になったという、この事の顛末です。テレビ朝日は今日になって過ちを認め、番組で、訂正しますとお詫びしたとのことで、私としては、そんなありきたりな謝罪よりも、故意とすれば許しがたい犯罪行為、過失とすればプロにあるまじき失態、を何故看過してしまったのか、どうして気づくことができなかったのか、のほうがよほど気になるのですが、それはそれとしても、そのようにテレビ局が非を認め頭を下げざるを得ない事になったのは、ひょっとしたら直ちに反応したネットでの盛り上がりに影響されたのではないか、という気がするのです。もしそうなら、今やテレビ局は過失にしろ故意にしろ、この手の捏造を流すことが非常に難しくなったはずで、今まである意味無敵の権力を握って一方的に加工した情報を流して国民を扇動してきたメディアが、ついにその一挙手一投足を監視され、その監視の動向を無視できなくなったという状況が浮かんできているように感じます。これを期に、報道ももう少しまともかつ真面目に取り組まれるようになれば幸甚ですが、まあなかなかそう簡単には意識は改まらないのかもしれませんね。
さて、この週末は寒気のピークだそうで、来週には寒気が緩んで少し暖かくなるという予報ですからそれに期待して、土日はなるだけ家に篭もり、暖房を友にぐうたらしたいところです。まあ家でやりたいこともありますし、週明けにはお出かけですから、そのための英気を養う休日にしたいですね。
さて、この週末は寒気のピークだそうで、来週には寒気が緩んで少し暖かくなるという予報ですからそれに期待して、土日はなるだけ家に篭もり、暖房を友にぐうたらしたいところです。まあ家でやりたいこともありますし、週明けにはお出かけですから、そのための英気を養う休日にしたいですね。