木枯らし1号が吹いた翌日の今朝、アメダスの記録によると、奈良市は7.7℃、南の五條市は朝6時33分に4.8℃まで気温が下がりました。一気に冷え込んできた感がありますが、夕方、日が落ちた途端グッと冷え込んできましたし、明日朝は更に一段と寒くなりそうです。もう一枚、毛布を用意して寝たほうが良いかもしれません。
さて、羽田空港でのエボラ出血熱感染疑いの一連の顛末は、結局検査結果陰性ということで幕が引かれました。一応、潜伏期間を考慮し3日は対象者を病院に留めて検査を行うようですが、とりあえずはわが国初の感染例は未然に終わったと考えて良さそうです。ただ、水際防御だけで果たして防ぎきれるのかどうか、という不安もまた新たにわいて参りました。今回は陰性だったとしても、いつかは陽性の患者が飛行機に乗って羽田や成田や関空に降りてくるかもしれません。その時、こうして空港で隔離するのはその患者だけで良いのでしょうか? 件の陰性患者を載せた飛行機は機内を消毒したそうですが、本来消毒しなければならないのは、飛行機だけでは無いはずです。乗っていたのがエコノミー席なら、隣席の人間と触れ合う可能性は結構ありそうにも思えますし、その患者が使った食器類やナプキンなどを処理する客室乗務員は大丈夫か、患者の使ったトイレはどうか、など、疑い出せばキリが無くなります。と言ってその患者と同じ機に乗った、というだけで数百人の人間を足止めして、その全てにウイルス検査を実施し、更に数日間の経過観察期間拘束するなど到底不可能でしょう。それをどうしようと考えているんでしょうか? オーストラリアは西アフリカからの渡航を全面的に禁止したそうですが、結局、どこかのハブ空港で乗り換えたりする際に患者から伝染されたりして、潜伏期間内にやってきたら、その人が西アフリカ方面のパスポートでなければフリーパスになってしまいます。となると、本気で封じ込めを狙っているのなら、もはや西アフリカから飛び立つことそのものを強制的に禁止にでもしないと無理があるようにも思います。アフリカ大陸を全面的に封鎖する、というような話ですね。もちろんこれも、やろうとしてできるものでもない非現実的だろうとは思います。ただ、エボラウイルスは結局体液との接触でないと伝染しないのでこんなもので済んでいますが、空気感染するとか虫が媒介するとかもっと感染力が強いウイルスだったとしたら、もはやできるできないなど言っていられる事態ではなくなり、人類存亡を賭けて、世界中が軍を派遣してその発症国を文字通り封じ込めでもしないとならなくなるかもしれません。
日本の検疫体制とその後の処置体制を測ることができた、という意味では、今回の陰性騒ぎも悪くなかったと思いますが、いずれ来るかもしれない「その先」の事態に成った時にはどうするか、我が国としても少しは考えておいたほうが良い用に思います、というか、政府や官僚の偉い方々ならちゃんと考えて居ることだろうと期待しています。
さて、羽田空港でのエボラ出血熱感染疑いの一連の顛末は、結局検査結果陰性ということで幕が引かれました。一応、潜伏期間を考慮し3日は対象者を病院に留めて検査を行うようですが、とりあえずはわが国初の感染例は未然に終わったと考えて良さそうです。ただ、水際防御だけで果たして防ぎきれるのかどうか、という不安もまた新たにわいて参りました。今回は陰性だったとしても、いつかは陽性の患者が飛行機に乗って羽田や成田や関空に降りてくるかもしれません。その時、こうして空港で隔離するのはその患者だけで良いのでしょうか? 件の陰性患者を載せた飛行機は機内を消毒したそうですが、本来消毒しなければならないのは、飛行機だけでは無いはずです。乗っていたのがエコノミー席なら、隣席の人間と触れ合う可能性は結構ありそうにも思えますし、その患者が使った食器類やナプキンなどを処理する客室乗務員は大丈夫か、患者の使ったトイレはどうか、など、疑い出せばキリが無くなります。と言ってその患者と同じ機に乗った、というだけで数百人の人間を足止めして、その全てにウイルス検査を実施し、更に数日間の経過観察期間拘束するなど到底不可能でしょう。それをどうしようと考えているんでしょうか? オーストラリアは西アフリカからの渡航を全面的に禁止したそうですが、結局、どこかのハブ空港で乗り換えたりする際に患者から伝染されたりして、潜伏期間内にやってきたら、その人が西アフリカ方面のパスポートでなければフリーパスになってしまいます。となると、本気で封じ込めを狙っているのなら、もはや西アフリカから飛び立つことそのものを強制的に禁止にでもしないと無理があるようにも思います。アフリカ大陸を全面的に封鎖する、というような話ですね。もちろんこれも、やろうとしてできるものでもない非現実的だろうとは思います。ただ、エボラウイルスは結局体液との接触でないと伝染しないのでこんなもので済んでいますが、空気感染するとか虫が媒介するとかもっと感染力が強いウイルスだったとしたら、もはやできるできないなど言っていられる事態ではなくなり、人類存亡を賭けて、世界中が軍を派遣してその発症国を文字通り封じ込めでもしないとならなくなるかもしれません。
日本の検疫体制とその後の処置体制を測ることができた、という意味では、今回の陰性騒ぎも悪くなかったと思いますが、いずれ来るかもしれない「その先」の事態に成った時にはどうするか、我が国としても少しは考えておいたほうが良い用に思います、というか、政府や官僚の偉い方々ならちゃんと考えて居ることだろうと期待しています。