かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

「空飛ぶ車」が現実のものになる世界が、2,3年の内に来るかもしれないとは驚きです。

2014-10-30 22:04:04 | Weblog
 明日から天気が下り坂のせいか、今日は比較的暖かな一日でした。少し着込んで出歩くと暑さを覚えるほどの日差しです。雨の後はまた冷え込んでくるのでしょうが、もう明後日は11月ですし、そう不思議ではない天気ではあるでしょう。ただ、気象庁はこの間暖冬傾向を長期予報しておりましたが、本当にそうなるのか、かくも早めに寒さが訪れるのを体感していると、それもまた怪しいような感じもします。暖かいのはありがたいものの、そうなると雨が多くなって必然的に雪の日も増えそうなので、それはそれで困りモノですし。

 さて、オーストリアの首都ウィーンで開催中の技術コンファレンスで、空飛ぶ自動車「エアロモービル」の最新版試作機「エアロモービル3.0」が公開され、注目を集めているのだそうです。重量400kg、翼を広げると全幅8m、走行時の最高時速200キロ、飛行時の航続距離約700キロ。離陸には200mが必要ですが、ガソリンエンジンで走り、飛ぶ、空飛ぶ車なのだそうです。
 写真を見る限りでは、「空飛ぶ車」というより「走る飛行機」という方がぴったりくる外観ですが、渋滞する道路を避けて空を飛んで目的地に行ける、という点が注目されているといいます。規制基準を満たして飛行認可を受けるまで各種テストが繰り返されるため、確実ではないものの、楽観的な見通しとしては、16─17年には最初の製品がロールアウトされるそうで、あと2、3年の内に「空飛ぶ車」が町中を走り、飛ぶ姿を見ることができるようになるかもしれません。価格がいくらになるのか判りませんが、本当にそんな「車」が出てくるのなら、是非見てみたいものです。
 ただ、我が国ではまず無理でしょうね。車として車検を通せるのか、飛行機として認可されるのか。持たねばならない免許はどうなるのか、電線やら何やらが空を覆う我が国の道路で200mもの「滑走路」をどう確保するのか、飛行許可とかどうするのか、などなど、素人がちょっと考えただけで、山のような規制にその翼を叩き折られそうです。個人的には空飛ぶ車に頭上を飛んでほしいわけではないのですが、進化する科学技術が突きつける現実の変革に、制度やら法律やらは四の五の言わずにとっとと遅れずに付いて来るべきだとは思います。

コメント
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