かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

残念ながらSF映画のように軽やかに舞うことは無理ですが、先々楽しみではあります。

2015-12-25 21:02:36 | Weblog
 クリスマスを迎えましたが、どうもやっぱり来週にはお正月、という気分になれないでいます。年々日が過ぎるのが早くなっているような間隔にとらわれているせいもあるのでしょうが、このところのやたらと暖かい日々が、年の瀬も押し詰まって、という気分をイマイチ不明瞭にさせてしまうのでしょう。でも、年末年始は別にして今宵の月は実に綺麗ですね。このいかにも冬の空、と言わぬばかりな澄み渡った夜空に浮かぶ月の神々しさは中々見応えがあります。これも、つい夕方頃まで雨が降るような天気だったせいで、空気中のちりやら何やらが綺麗に拭い去られたせいでしょうが、それにしても美しく照り輝いていて、根拠なく、なにか良いことでもありそうな予感にさえ駆られます。

 さて、空中を走るホバーボードというものがアメリカで発売になるそうです。その名もArcaBoard、ARCA Space Corporationが開発したホバーボードで、左右に2列づつ並べた計36個の強力なファンで地面に空気を吹き付けて浮き上がる設計になっています。110キロまで載せて、高さ30センチの高さに浮上、最大速度は時速20キロ、6時間の充電で6分間の走行(飛行?)でき、別売りのバッテリーを購入すればそれを35分に伸ばすことができるのだとか。
 公式サイトのトップにあった動画を観てみましたが、どうもSF映画のように軽快に空を舞う、というようなものではなく、恐る恐る乗っているヒトがバランスを取ってやっとこさ浮いている、という感じに見えました。デザインもまるでレゴブロックのでかいのみたいでスマートさに欠け、動きもゆっくりしていてとても自転車並みの速度が出るようには見えません。価格239万円(1万9900ドル)で、そんな異次元の浮揚感を楽しむ事ができるか? と言う価値観が問われそうなシロモノです。ただ、動画に映っている開発している人達の様子は実に無邪気で楽しそうですね。自分達の欲しいと思ったものを創りだすことにひたすら熱中するというのは、なんとなくわかる気がします。
 アメリカならともかく、日本で走らせる事ができるかどうか、実に微妙な代物ではありますが、あくまでこれをプロトタイプとして、今後洗練されたデザイン、機能に進化してほしいな、と思わせるものがありました。

コメント
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